ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

存在感!

2009-03-13 06:12:12 | Weblog




昨日、降雪のあと穏やかな一日だった。
日中、気温が上がるので、雪質はどんどん悪くなるけど
羊蹄山やニセコの山々を眼前に、滑る気持ちは格別です。
私が滑る訳ではありませんが。

名古屋のシャオフォン(中国のアコ奏者、音大に留学中)さんから
修士論文が、送られて来た。
「アコーディオンの発展と特徴」
ーその歴史、構造、奏法の検討と劇の制作を通してー
と題された、100ページに及ぶ労作だった。
中でも、中国におけるアコーディオンの歴史や現状、
習得されてゆく過程、方法論、メソッドなど、非常に興味深い内容が
網羅されており、勉強になると思った。

シャオフォンさんは、日本に住み、アコーディオン奏者として
活躍されてゆくと確信している。
まだまだ、日本国内のアコに関する情報や演奏を発表出来る機会が
少ないので、知られてはいないが、
良い形で、活動してゆける事を願って止まない。
惜しみなく協力しようと考えている。
彼女も、きっと、これから多くの事を経験してゆかなければならない。

http://www.youtube.com/watch?v=CpmDAu_47OE&eurl=http://9031.teacup.com/hieronymus/bbs
ローマのKIBIさんが紹介して下さった、ドイツのアイドル、
ローラースケートに乗って風を切りながら二人でアコの弾き語り。
実に可愛い。

何処かの国のアイドルとは、チョット趣を異にしている。
何処かの国のアイドルと称される方々は、どうも「おばはん」っぽく
写ってしまう。

高田渡さんは、歌わなくても、ギター持って、(否グラス持ってか?)
ステージに座ってるだけで、存在感があった、というか透明感が
あったのかも知れない。何もかも削ぎ落とされた実在感だけが
あったのかも知れない。境地が、そこに、あったのかも知れない。
D.V.D.をいつ見ても、こちらが唸ってしまう。

「まだまだ」は続く。