雨だ!
生温(なまぬる)い朝になった。
燃料の消費、その他を考えると、気温が高いのはありがたいけど
不気味!
今日の日中は、雨だ。
その後、また大荒れの天気になる。
長期でスキーを楽しまれるお客様は
スキーウエアーの片隅に、雨合羽を忍ばせて
送って下さい。もうニセコの必需品です。
気温が高ければ、雨でなくても、合羽で滑れば良い。
そう言えば、昔、厳冬期に「あっついですわ~~~」と
合羽で滑っていた人がいましたが・・・・・。
半袖、短パン、ゴム草履という人もいました。
YHの若いスタッフ(昔は5~6人はゴロゴロしていた)が
「お父さん!お父さん!ああああの人、半袖、短パン、ですよ!!!)
と目を『・』にしていたこともあった。
合羽の人は、5月ゴールデンウィークの最後迄残って、
『高原ゴンドラで上迄、アルペンを下迄、歩いてゴンドラ迄』
を一日中繰り返し、「疲れました!」と言う方でもありました。
半袖、短パン、の方は、ご自宅の玄関先で真冬に、
薫製を作る為に、鳥を絞めて、玄関先の雪が血の海になり
郵便屋さんが逃げ帰った、という人でもありました。
「けったいな人」は山のようにいました。
皆さん、真面目に「けったいな人」でした。
駅に、お客様をお迎えに行き、歩いてる人がいたので
「何処迄、ですか?」と聞くと「プーハウス迄行く」というので
「どうぞ」と言うと、「ぼ・僕、歩くの好きですから!!!」
と拒絶されたり(こんな方は極普通)しました。
テーブルのお料理を「眺めて」まずご飯一杯。
お新香をつまんで、ご飯2杯。
とジョジョにご飯を3杯~~~~~24杯くらい迄
いただいた人もいました。
そういう人は、お櫃(ひつ)の傍に席をとりました。
30~40人で、3升釜を2回炊いても、足りませんでした。
3杯目からは追加料金欲しかった!!!。
昨年の冬には、朝、送り出していないのに、
夕方のお迎えに「東山」から乗り込んで来る
チャッカリ者のスコットランドの方もいました、
「相棒が、アイツは昨晩よ!!!」
と教えてくれました。
精算時に、「俺、一晩ここに泊まっていない」
「じゃっかましい!!!!」
そんなこんなで、日々は通り過ぎて行くのです。
所謂(いわゆる)猛者(もさ)は、少なくなりました。
社会全体の許容範囲が極めて狭くなったのかなとも思いますし、
何だか、つまんない・・・・・・。