ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

雪の無い地域!

2009-01-29 06:15:38 | Weblog




少しづつ、雪は降るけどここ2~3日は,落ち着いた天気だ。
感覚的には3月中頃みたいな気持ちになるけど、
この後、2月は降るのだろうか?

先日、伊達市を走る事があった。
噴火湾に面した、北の湘南?と呼ばれて欲しい場所らしい。
リタイヤした人生の多くの先輩が、老後を過ごしたい地域らしい。
宮尾富美子さんの文学館があったりする。
ニセコの知り合いからも、「昨日伊達に行った」という話を良く聞く。
「回転寿司を食べた」という話も良く聞く。
道外のお年寄りからも注目を集めている場所らしい。
温泉付きの分譲地が売れているらしい。

そう「らしい」のだ。

北湯沢あたりから、噴火湾沿いの国道に出て、伊達に入って驚いた。
1月のこの時期に、雪がないのだ。
街の中にも、畑にも、小学校の校庭にも、雪がないのだ。
北海道にも、雪の降らない地域があることを知った。
「いや~~~、住みたい」と、心底、思った。

ニセコ、倶知安という地域は雪の多い地域なのだということを
思い知らされた。これなら、竹箒一つで充分間に合う。
車で1時間ほど走った所に、このような地域があることを、
話には聞いてたけど、目の当たりにして、感激した。

今年は、札幌も何処も、確かに雪は少ないのだけど
なにも無いとは想像出来なかった。

冬は雪に降り込められて、生活にも、気持ちにも、余裕が無い日々が
続く、生活に余裕が無いのは、春も夏も秋も変わらない自転車操業だけど。
屋根にどっかりと雪が溜まったりすると
暖気に入って欲しいし、ダメなら早朝から体育館でジェットヒーターを
炊いて、昼過ぎに家全体がぐらぐら揺れて、窓ガラスを2~3枚割って
爆音とともに雪が落ちる、今度はその雪の山を、ブルトーザーを使って
馴らしにかかる。春になれば溶けるのは分かっているけど。

そんな、こんな、心配の日々がつづく雪国の冬だ。

伊達市だと、キラキラする冬の太平洋を眺めながら
「春の庭にどんな花を植えようか」みたいなことも
考えられそうな気がした。
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