ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

何気ない風景の中に、何気ない出会いの中に!

2008-10-16 05:41:52 | Weblog




お天気が続く。
次の寒気が上空に訪れるまでの、最後の秋晴れだろう。

昨日は,グランドで落葉キノコを笊(ざる)一杯収穫した。
スナムグリ?もいつもの場所に見え始めた。
土鍋でおでんを煮たりする。

日々のあれこれを、何気ない風景の中に見つけ出し、
チョットした言葉を添えて、ブログに書き綴って行く、
何気ない人との出会いの中にも、多くの示唆に富むお話が
隠されている。

お年寄りの知人,友人?が多いので、所謂(いわゆる)含蓄のある
お話で鍛えられた、直接は言ってもらえない、油断すると聞き漏らす
可能性が多い、半分は聞き漏らしていたかも知れない。
『ひょうひょう』と、何も知らない,気づかない私に
諭(さと)すように、変化球を投げて来る、ストレートは決して投げない。
その変化球の球筋を読むうちに、はぁ?あのことを言ってるのか?
そうだったのか?と気づくことがある。
人の,懐の深さとか、謙虚さ、道を得た時の率直さ、など
頭の下がることばかり教えられた。
また,実にかっこ良いと思った。

最近、著名な役者さんが亡くなった、その友人である
これまた著名な役者さんが語った,その方の最後が印象的だった。



木賃宿の奇跡(熱気と興奮!)

2008-10-15 11:10:15 | Weblog




晴れた。

しばらく晴れが続く。
里の秋もいよいよ大詰め、
すっかり葉を落とした梢(こずえ)の間から
高~~~い秋の青空が透けて見える。
風は,枯れ葉の匂いを僅かに残して野山を吹きわり、
すっかり刈取られた小豆畑に、てんてんと小盛りの山が続く。

高い所から見ると,畑のあちこちから白い煙りが上がり、
夕暮れのオレンジ色の西空に、豆殻を焼く煙りがたなびく。
どんなデジカメを持って来ても、この風の匂いや、頬をかすめる
秋のニセコの・・・・この肌触りを写しとることは出来ない。
むしろ、それほど饒舌ではない素朴な言葉が、人々のイメージを
膨らませるのかも知れない。

昨夜は、日本のお客様3名、台湾のお客様9名がこのYHに宿泊した。
『これは、おれのワイフ、コレハワタシノイモウト、
KOREHA,WATASINO,OJISANN?』何か,一族郎党のほっかいどうツアー
なのかもしれない、実に明るくて元気な、ちょっとお年を召した皆様だった。

21:00時,皆がホールに『Tea Timeだ!』とくちぐちに
喋りながら,集まった。
『それじゃ、おれがアコーディオンを弾く』
いつもの『人生のメリーゴーランド』からはじまった。

最初は,珍しい楽器の登場に、それぞれデジカメの動画を写すのに忙しい、
『いーりゃん、サンスウー、U~RYU~CHI~PA~~~!!』くちぐちに話し合いながら
あ~だ、こ~だと説明し合っていた??。

しばらくすると,落ち着き『この、はげ親父、何処まで弾くのか??』
興味津々、聞きはじめてくれた。ミュゼットの白いアコに持ち替えると
歓声が上がる、『OH~~!MATA,UTUSANEBA?』
30分くらい弾き進むと、いよいよ皆さん集中してきた。
1曲ごとに、『BRAVO!!!~~~~』と声がかかった。
こちらも、トータルな演奏は道新ホール以来だったので、新鮮だった。
ホームグランドで、のびのび、アコの音色が響き渡った。

最後の、『ピアソラと情熱大陸』が終わった時点で、皆さん総立ちになって
アンコールが叫ばれた、自分家(ち)でアンコールがかかるのは
久しぶりだ、皆さん笑顔で興奮していた。
『おまえのパフォーマンスは、U~RYU~CHI~PA~~~!』
アンコールが終わっても,その場をなかなか立ち去れなかった。

元職員室のホールが,(熱気と興奮)に包まれた。
木賃宿(料金の安い,下級の宿屋)でも奇跡は生まれる。

台湾のお客様には、良い思い出になっただろう、
翌朝、旅立ちの前に、一人一人と、写真を写す、
『姉ちゃん、妹、妻、おじさん・・・・・~~~~』
皆、笑顔で、私のC.D.『Fantasy』を窓から降って、去って行った。



渋滞!

2008-10-14 07:26:24 | Weblog




今日も晴れた,晴れると朝方の気温は低い、
霜が降りたりしている。
昨日は,北海道では珍しい車の渋滞を見た。
札幌市内から出て来る車が,定山渓から藤野辺りまで
繋がっていた。豊平峡ダムまで4:00時間かかったと
今朝のラジオは喋ってた。

北海道の渋滞情報は、1000mくらいから始まる。
ラジオで、『札幌新道、北~~1キロの渋滞です』なんて
真面目に放送される。きっとホンマモンの渋滞を理解されていない
方も多いのかも知れない。

大昔は日曜日のスキー場帰りの車が
喜茂別から石山まで繋がってたこと良くあったけど
今は無い。わざわざ,支笏湖周りで札幌に帰る人もあった。
スキー華やかりし頃の風景。

先日、F.M.ノース・ウエーヴから9/13日放送分のC.D.が送られて来た。
私はお客様のお肉を焼いていて、自分では聞き漏らした放送だった。
実に上手に編集されていて、自分が出演した放送を、感心して聞いてしまった。
過去にもテレビ、国営放送を含めて,多くの取材番組に協力して来たけど
30分,こんなにきちんと取材内容を反映された放送は始めてだった。
音楽や番組に取り組む,スタッフの皆様の姿勢が余程しっかりとした
のもがあるのだろう。早速お礼のメールを送った。

前ふりで、スポンサーの会社に勤める、長女の幼なじみから
『お前んちの父さん、今度、内の番組に出演してもらう』と
報告は入ってたけど?。そういえば、あの子00北海道だったっけ?。

昨日は11:00時、キクヤさんから始まり、おにぎり噛み噛みの移動、
真駒内へ、休み無くレッスンが続き。夜半遅くに帰った。
上達への近道ってなかなか、無い。普段の練習法は、口が酸っぱくなる
くらい言ってるけど。

今日は,朝から文化協会の会議、夜、お客様は何故か?多い。

『あ~~きのゆ~~うひ~~に~』!!

2008-10-13 06:30:31 | Weblog




雲一つない快晴の朝となった、
暗いうち(4:00時頃)からごそごそして、
武満徹先生の楽譜に向う、音源を聞きながら、カウントの方法を
探るけど、なかなかカウントには至らない。
ソロの所は,まあ,割りと自由に弾けるみたいだけど
オーケストラと一緒の所はそうは行かないので、
とにかく,数え方を探るけど、それぞれの小節の音の長さ、
拍数、が異なるので、難しい。

昨日は,ソフトボール部が大会グランドに走り去った後
早朝から,大掃除となった、家中がざらざらで,隈無く
拭き掃除をする。さっぱり.すっきりして、昼前に終わった。

土曜日の夕方、オーストラリアのクラシック奏者3名が訪れた。
どうも、東京サントリーホールでの演奏のついでに?
ニセコに立ち寄られたみたい。

こちらは、ソフトボール部の晩飯の用意にてんてこ舞いの時で、
碌に,お話も出来ず,申し訳なかったけど、体育館を視察して
『チョと,狭いね』といって帰られた。2010年,冬にニセコ近辺で
演奏会が出来る場所を探している、お寺の本堂とか、イモ倉庫とか
ホールや学校は避けたいようだけど、200~300人を集めるとなると
しかも冬に、厳しい条件となる、小編成のクラシックコンサート。
一流のミュージシャンがニセコに集う予定。

そして昨日は,大掃除の後、倶知安ー赤井川を一度走ろうと
二人で出かけた、紅葉狩りだ,観楓会だ。昔、仕事(畑をひたすら掘って
暗渠を入れて行く仕事?)で通った大和の奥に道は続いていた。

『熊、出没注意』の看板が多い。車が数珠繋ぎに山から下りて来る、
里の秋は真っ盛りで,山々の紅葉もそれはそれは見事なものでした。
人里離れた山奥に道路だけが,切り開かれ、『熊』はどれほど驚いた
ことでしょう?それまでは,北電の高圧線の管理の人とか、木こりしか
通らなかった『俺の縄張り』に、デパートの7F催事場のごとく、人が
訪れたのです。

余市に降りて、鍋の材料とペンペラペンの黒いパンツを買って帰った。
帰る途中で、日ハムVSオリックスが始まった。藤井が素晴らしい内容の
ピッチングをした。夕暮れに急かされるように我が家の観楓会が終わった。

今日はこれから,札幌に向って走る、キクヤさん、真駒内教室とハードな
一日になる。

ペナントレースの行方!

2008-10-12 07:01:32 | Weblog





風が強く/荒れ模様/秋特有のお天気だ。
昨夜は,雹(ひょう)が窓ガラスを打った。
バチバチバチッともの凄い音を立てて、暗闇が大騒ぎとなった。
稲妻は光り、天の神は,何をそれほどお怒りになるのか???。

札幌のソフトボールチームは、5:30分起床、校庭で軽いトスバン
6:30分、朝食、7:00時大会グランドに出発、
2年連続、倶知安カップ優勝を目指す。
統率の行き届いた,中学校女子ソフトボール部
引率の先生/監督/コーチ/保護者/皆、真剣だ。

パリーグは昨日,日本ハムファイターズが1勝した。
セリーグは,読売巨人軍が優勝して、阪神タイガーズは
苦汁を飲まされた。最後の1勝2勝で、ペナントの行方が変わる。
『あの時,敵を一つでも叩いておけば』状況は確かに変わっていたけど
後の祭り。
シーズン中の一つ、二つの取りこぼしが,命取りになる、ということを
思い知らされた今年のシーズンとなった。
今は、食べて2度3度美味しいプロ野球だから、
リーグを制覇したからと言って,手放しで喜んでいられない、
何か,複雑な心境だ。
ダルビッシュ、のような絶対的なエースがいるチームは有利なのか?
昔のように野球中継はもうテレビではしないので,淋しい。

一音、一音!

2008-10-11 07:14:37 | Weblog




早いスピードで,前線が通過して行く、
雨が降ったり,晴れたり,曇ったりと
忙しい。

今日は、あの全日本ソフトボールチームが
合宿した,倶知安の旧日体大グランドでソフトボール大会があり
YHには札幌の中学生のチームが宿泊する。

高校のとき,冬に遊びで?ソフトボールチームと野球部で
ソフトボールの試合をしたけど、あの距離から、あのスピードで
投げられると,打てなかった。

倶知安にいた頃は,朝野球、朝ソフトのチームに参加していたので
早朝、日体大のグランドにはよく出かけた。
皆、真剣だったので、負けると,その日一日中悔しかった。
野球もソフトも2部まで合ったと記憶する。
1部でゲームを続けることも厳しい選択だった。
バッティングセンターに通って、バットを振り回した。
その内,身体もポンコツ状態になって来たので、引退した。

先日,HAAサロンコンサートで皆さんの演奏を聞くことができたけど、
アコーディオンで、一音一音奇麗に発生することの難しさを再認識しました。
曲への思いが強くても、なかなか,一音一音めがけて,はっきりクリアーな
音を出せない人が多いと感じました。早いフレーズ、ゆったりしたフレーズ
関係なく、それはタッチではなく,蛇腹の甘さだと思いました。
蛇腹をもっともっとダイナミックにしっかり使わないと
良い音が出て来ません、時にはシャープに,時には緩やかに
蛇腹を無駄無く使いこなせなかったら、良い音につながって行きません。

いつも,言っている,『スピードを落として』
ゆっくりはっきり音が出せるよう、蛇腹の動きも覚え込ませる
べきだと思います。そして,少しづつ速度を速めて行く
その,繰り返し。かな?。

真っ白い朝になった??

2008-10-10 07:47:13 | Weblog
霧ガス霧ガス霧ガス



『真っ白』と言っても、深い霧の朝だった。
乳白色の世界がYHの周りを包み、幻想的な夜明けを迎えた。
寒気は上空から忍び寄っているが、
この低気圧が抜けた後、北海道をマイナス30℃前後の
真冬並みの奴が多い被さって来る。
1000mくらいの峠は降雪が予想される。

私のC.D.『Fantasy』が後一箱を残して、売れて行った。
先日、1800枚目の箱(一箱100枚)が開封され、
2000枚も、もうすぐ完売になる。
2000枚と一口に言っても,道のりは長かった。
発売と同時に,最初の1000枚は、瞬く間に売れた,早かった。
慌てて,1000枚の追加プレスしたけど、その後は,じわじわと売れた。
C.D.制作当時と,私の演奏内容も変わって来た。

第二弾が望まれる所だけど、まだ,実現していない。

秋口、アコーディオンが一番良い音で,響き始める。
乾いた中にも,張りのある緊張が生まれ、遠くまで
音色が一筋で飛んで行く、飛んでは行くが、途切れていない。
『思い』も途切れない,聴衆の所まで、しっかり届く。
楽器の周りの,空気の密度/温度/湿度によってこんなにも
鳴りが異なる。録音されるなら,秋が良いとつくづく思う。

昨日は,大雨の中、大正琴の練習だった、本番と同じスーテージに
楽器をセットして、モニタースピーカーも用意して、
本番と同じスタイルでの練習。
私は,ステージの下に降りて、スピーカーから出て来る,皆の音を
チェックしながら、ベースを叩く。微妙にタイミングがずれる箇所が
沢山あり、『ダメ~~ッ』を出す。それぞれのお琴のボリュームと
パート毎(4パート)のバランスが難しい。
曲によっても、旋律があっちこっちと移動するから、
やはり,奏者がそれを理解して,手元で微調整していただかないと
良い演奏にならない。コーラスでもそうだけど、常に客観的に
聞き取れる力が試されている。私のベースは、慣れて来ると音は間引いて?
リズムは適当に間を加えて叩いている、
楽譜通りだと、どうしても諄(くど)いと感じる場合が多い。

大雨!

2008-10-09 08:46:29 | Weblog

100%


昨夜からザザ降りの雨となった。
気温は,割りと高い。

10月に入ると、そろそろ冬の準備にかかる。
夏のベランダを片付けて、一冬分の薪を体育館に入れて
車達のスタッドレスタイヤをそろえて、
タイヤは替えるタイミングが難しい。

いつも,一台は,早くに替えてしまい、中山峠の往復に備える。
一台は、ぎりぎりまで,様子を見る。
10月でも11月でも、こりゃ,明日は猛吹雪だってのは分かるので
前日くらいに慌てることとなる。
本当にしばれると、夏タイヤでは、5mも走れない。

一度は,真っ白になるけど、それがそのまま根雪になることは少ない。
溶けては,降り、溶けては,降る。
この季節が,一番憂鬱だ。
降るなら降って,真っ白になってしまった方が、楽だ。

『上空に,真冬並みの寒気が入り』という天気予報が流され、
誰もが,耳をそば立てている。

体験!

2008-10-08 09:54:32 | Weblog

100%


快晴、青空に山々の紅葉が映える。
里の秋も真っ盛り、色づいた木々の枝から
一筋の風とともに、ハラハラ『深紅の/山吹色の』葉っぱたちが
舞い降りて来る。

秋の好天はそれほど長く続かない。
農家は,先の先の天気予報を読み、
作業日程を決めて行く、出面さんをお願いするタイミングが
難しい、確実に夕方まで作業が出来る日を選んでお願いするけど
出面さんチームもあちこちから頼まれている場合が多いので
なかなか、ピッタリ当てはまるとも限らない。
後、4日でイモが終わるけど、1日置きに天気が悪くなる???。
悩ましい季節だ、雪に降られたら、しばらく畑に入れなくなるので
最悪,雪が降るまでには、片付けてしまいたい。
気持ちばかりが、焦る。

今日は朝から、埼玉県の高校生が農業体験に入った、
午後からも、同じように入る。
黙って座れば出て来る、食材が、実際どんな風にして
育てられ、収穫されているのか、直に農業者のおじさん
おばさんに触れて、学んでいただく。
まあ、観光地ばかり巡る修学旅行よりは、少しでも、土に汗する
作業体験の方が、彼らにとっては良い、思い出になるかも知れない。
何でも商売になると言えば,そうだが。


秘密の場所???

2008-10-07 07:27:01 | Weblog




曇り空で,割りと暖かな朝、10℃前後はありそうです。
後一週間くらいで,ニセコの紅葉もおしまいになりそう、
今のうちに、ちゃんと?見ておこうと思いますが、
9月が暖かだったので、色合いは50~60点でしょうか。

それと、倶知安の大和という所を抜けて,赤井川に行ける道路が
何十年もかけて、9月にようやく完成しました、
その道路も、一度通ってみたいと思いました、
昔、その大和の奥へ、魚釣り行った記憶があります、
倶登山川の支流を,詰めたのか,倶登山川を詰めたのか
記憶は定かではありません、熊が出そうな山奥だった。
釣果はさっぱりでしたが、目にも見えない程の蚊の大群に襲われて
顔は腫れ上がり、大変な目に遭いました。

山菜採り、お魚釣りと昔は良く歩きましたから
秘密の場所を、自分なりに沢山持っていました。
普通の人は殆ど入らない,入れない漁場がいくつかありました。

行者ニンニクはあそこ?、イワナ,オショロコマはあそこ?
コクワの実はあそこ?ニジマス、アメマスは?と
手帳に,書き込んだりもしていました。
近所の舞茸採りの爺ちゃんから聞いた武勇伝を下に、
地図上で一生懸命捜したり、色々ありました。
他人には,決して教えません。話がその辺りに近づいても
『そうですか?』ふむふむと言って,知らぬ顔をしています。

時々イワナが食べたくなって、?の場所に出かけたりも
しますが、ある時は,全然景色が異なって、鬱蒼としていた
細い沢が、明るく元気な水路に変わり、魚の影どころか
竿を出す気にもなれない、なんてことがあります。

足の踏み場もないほど、落葉キノコが一面に、なんて光景も
今では夢物語となりました。それでも,山菜は取り残しが
かならずあります。人が歩いた場所でも、車の止めてあった
目の前に,ゴッポリとキノコが隠れていたりしますから
諦めないで、捜しましょう!!。

紅葉・本番!

2008-10-06 09:57:06 | Weblog




昨日、チセヌプリの登山口まで,オーストラリアの青年を乗せて
走りました。山々は紅葉の真っ盛りで、『か~~え~~で~や、つ~た~が』
黄色に染まり、だけかんばは色づかずに、枯れて残念だったけど、
ナナカマドの深紅と相まって、秋の風情を満喫しました。
その後走った、中山峠も見事な景色でした.中山峠は山が深く
茫々とした峰峰が、遠く近く、霞んだり、迫ったりで、秋は格別です。

今朝は、0℃近くまで気温が下がりました。

昨日のHAAサロンコンサート無事に終了。
会場にお運びいただいた皆様、演奏お手伝い頂いた
皆様、本当にありがとうございました。
なかなか、演奏に集中出来ない、いつものコンサートですが、
皆様のご協力で、楽しい会となりました。

私は、次の課題(武満徹先生のFamily Tree)の練習に戻ります。
ユニット『ふたりの手風琴』は、更に磨きをかけて、
アコDuoの楽しさをもっともっと、表現して行きます。
昨日紹介出来なかった、新しいアレンジの紹介もまだまだあります。
12月10日(水曜日)ガンゲット・ダイマ/デビューLIVE,
ご期待下さい。

最近は、朝一で、カレンダーとにらめっこ、『今日は何かあったっけ?』
先の予定を、頭に叩き込んで行きます。時々予定のメモを忘れて
偉い目に合うこともあります。

深まり行く、秋、薪ストーヴが恋しい季節です。

HAAサロンコンサート!

2008-10-05 05:17:50 | Weblog

100%


暗くて良くわからないけど,今日は100%晴れだ。
秋晴れだ。山は見事に色づき始めた。

『ああっ』とため息が漏れるくらい、美しい紅葉に
出会うことが時々ある、時々というのは3年に一度くらいか、
そんな時は,決まって、全山が深紅に染まるという景色ではなくて
熊笹の緑や,ごつごつとした岩肌が残った景色の中に
ナナカマドやイタヤカエイタヤカエデが見事に色づくのです。

昨日は夕方も,薮に入って、落葉キノコを5つ6つ採った。
みそ汁が,キノコだらけになった。
オーストラリアの若者に,少しだけごちそうした。

今日は,札幌KKRホテルで、北海道アコーディオン協会/23回目の
サロンコンサートが開かれる。15:00時スタート、入場無料だ。

午後一番で入って、リハーサルの手伝い、ステージの人の動き
その他進行の段取りをする。一昔前では考えられないくらいに
札幌のアコ事情も変わった。アコ協会のおじいちゃまから見れば
はな垂れ小僧、娘みたいな元気のよい,アコ弾きが、活動するようになった。
当時、私(会長)が,最年少だった協会も、若い人を招き入れ、
コンサートの景色も変わりつつある。
北海道で、アコの火を消さないようにと、皆様苦労されて来たが
何とか,火を絶やさずに続けて行けるかも知れない。

ともあれ,今日は歌謡曲あり、シャンソンあり,タンゴあり、ブラームスあり
の盛りだくさんな,コンサートになる。
アコーディオンで皆が楽しめれば、それが一番だ。

午前中から札幌に走る
中山峠の紅葉を愛でながら。

雷とキノコ!

2008-10-04 08:28:33 | Weblog




昨夜は、雷があばれる嵐だった。
雨脚も強く,校舎の屋根が音を立てた。

夜に、北海道を中心に活動を続けている,民族歌舞団
こぶし座ニセコ公演の打ち合わせ会議があった。
チケットが実行委員のメンバーに配られ、
いよいよ、観客動員、宣伝が始まる。
そう言えば,地域地域に伝統芸能の保存会が残っているところもあるが
最近では、実際に鑑賞出来る機会は少ない。
私は,民謡だけど,母がその仕事をしていたので
子どもの頃は、毎日,民謡を生で聞いていた。

10月18日(土曜日)泊村のふれあい広場に招かれている。
泊村、茅沼小学校の校舎跡が、総合福祉センターに変身、
泊村の社会福祉協議会が年に一度開く世代間交流を目指す
お祭りのアトラクションか。私の出番は、13:30分くらいから。

急に落葉キノコ(はないぐち)が食べたくなって、
長靴を履いて、雨上がりの林(校庭)に入った。
大きめのを2個採れば私達ふたりのお味噌汁の具になる。
2個見つけて早速お味噌汁の具にした。
ついでに,椎茸の保多木も見に行ったけど
あれだけ,何度も雷がごろごろしたのに
何にも出ていなかった。
キノコの菌類は,衝撃?刺激を受けると俄に
発育を始めると聞いている、昔,椎茸の栽培をしている
翁から、げんのう(ハンマー)でこんこん、保多木を
叩いて回るんだと聞いた、菌がビックリして,椎茸が
飛び出して来る?
数日前,テレビでも雷がゴロゴロした後とか、キノコが一世に
とび起きると説明されていた。

ニセコに来た頃は,漬け物バケツに二つも三つも、らくようきのこを
採ったけど、今は,その日ふたりで食べる分だけ頂くことにしている。

ご近隣の皆様へ!

2008-10-03 06:04:56 | Weblog




暗くて良くわからないけど,晴れかな?
天気予報はあまり良くない。

昨日は,アコをずっと弾いていた。
午後からは,大正琴の練習に出かけた。
そろそろ,発表が近づいて来ているので
演奏の精度から、表情へと変えて行きたいけど
なかなか,表情まで行着かない。
繰り返し繰り返し練習するけど、年配のメンバーが多く、
集中力をそれほど,長く,維持出来ない、記譜上の問題もあり
リピートやセーニョ、ダカーポといった反復記号が
なかなか覚えられない、『あれ,一回目だったけ?』
と迷って,あらぬ方向へ行ってしまう。
SOLOが入ると.焦ってしまう。

夜は、ご近隣の皆様へと案内が回され、
私達の生活するすぐ上(数百メートル)で始まる、一大開発プロジェクト
の説明会が、上のホテルで開かれた。

「カペラニセコプロジェクト」説明会
建築主:東京のLeading Resorts Development 特定目的会社?
プロジェクトマネージャ:神奈川のランドコム株式会社
設計者:大阪の安藤忠雄建築事務所/札幌の久米設計(株)
自然環境調査:キタバ・ランドスケープ・プランニング

ニセコ町で定められた「景観条例」に基づく説明会であること
主催者は建築主であること、この説明会は、皆でこの開発行為に
反対しようとか、そのような目的で用意されたものではないこと
を、ニセコ町の担当者が説明して,始まった。

その後、主催者側から,縷々、私達はいかに『環境,景観に配慮して』
この開発行為を成功させようとしているかが、説明された。
『知のリゾート』?でお世話になった、あのオーディオ・ビジュアル・ルーム
が人で溢れた。途中暑くて,窓が開け放たれた。

私の個人的な意見として,結果から言ってしまえば
128000平米に及ぶ原野の開発行為が、周辺の地域になにも影響を与えず
なされるとは,到底考えられない。

一つは,水と温泉。水は無いので自前で井戸を掘る、温泉も掘る
使用された,大量の雑排水、温泉水がそばを流れる小さな沢に全て
流される。それらの量は、示されなかったが、開発規模から言って
大量になる、沢の水温が上がる、国の定めた環境基準に準じた
濃度まで汚濁を濾過沈殿させて『浄化槽で』沢に流すというけど
沢に生息する,動植物が今まで通り生きて行けるとは到底考えられない。
日本ザリガニ、エゾリュウキンカ、イワナ、カジカ他。

ぴ~ちゃん、ぷ~ちゃんの散歩でよく歩いた沢筋の上に,荒れ放題の
造成地があった、舗装道路は区画に沿って敷かれており,以前、
売りに出されたのだろう、唐松が植林されていて、シラネアオイ
イチヤクソウ等も見られた、夏はイタドリが野放しで生い茂り
道路にも被さっていた。鳥たちの数は多かった、
ちょっと,不気味な放り出された、造成地には違いなかった。
車が,止まってたりすると近づきたくなかった。

列島改造論のころからか?このような放り出された造成地は
羊蹄山麓を含め、ごまんと?あった。
笹薮に黒いビニールを碁盤の目に張り巡らし、航空写真をパチリと写して
『舗装道路のように見えるらしい』都会で売りに出された原野が沢山あった
と聞いたことがある。

そんな原野商法とは全く異なる、一部屋が億に近い、または億を超える
金額で売りに出される、『正真正銘ほんまもん』?のリゾート開発だ。
法令に、条例に則り、粛々と工事は進んで行くので、私達は蚊帳の外で
眺めるしかないのだろう、増して、鳥たちも、花達も,虫達も、何も言えずに
死に絶えるか,窠を追われて行く。

いつもそうだ、何も言えないものたちが犠牲になる。
1492年、新大陸が発見されて依頼、『何が発見かよ!、お前らが勝手にずかずか
とやって来たんだろう!!』延々と繰り返されて来た事だ。

私の大学卒業論文は、『ソビエト連邦における環境破壊』だった。
当時、ソ連邦から、そのような情報は全く表に出ていなかった、
今でも,大して変わらないと思うけど、環境問題は、所謂西側諸国
では、大きく取り上げられはじめた頃だったのか?
もう,記憶は定かでないけど、ソ連邦という国の仕組み制度のありかたからして
国家が認めてしまえば、西側諸国をはるかに凌ぐ規模で、
環境は破壊されていたと思う。地図の書き換えをしなければならに規模で。

ある時は国家の思いで,ある時は富める人々の思いを満たす為に
何も言えないもの達がいつも追いやられて来た。
それらの連鎖がついに地球規模、全体に広がってしまった。




レッドツェッペリン!!!

2008-10-02 07:37:22 | Weblog

不安定


日が射したかと思えば、ざあ~~~っと降ったり
ころころ,予想が立たない女心の秋空がちょっと悩ましい
季節になってきました。
山のあっちの方では,降ってる,西の空はお日様キラキラなんてことが
しょっちゅうで、レインボウーな季節でもあります。

子どもの頃は、あの虹の向こう側は
どうなってんだろう?と、自転車を走らせて、虹の下を潜ろうと
したものでしたが、いつも、その辺りに着いたはずなのですが
虹は既に跡形もなく、消えていました。

息子が高校時代にM.D.ウォークマンを愛用していて、
ウォークマン本体はもう壊れてぱぁ~になってしもうたけど
せっせとダビングした彼のライブラリーだけは大量に残りましたから、
それを,車に持ち込んで,札幌の行き帰りに聴かせていただいています。

『父さん、ボブマーリー持ってる?』『父さん、ビートルズ持ってる?』
『父さん、ブームもってる?』『ボブディラン?』
その都度、L,P,レコードをひっくり返したり、C.D.の山の中から
『こんなんだったら、あるけど』と彼のリクエストに応えていました。
どうしても,無いものは、札幌の中古レコード屋さんとかで、見つけて
応えていました。

彼は彼なりに、今好みの『ポルノグラフティー/
ブルーハーツ/アルフィー高見沢さん』とかが
どんなミュージシャンの影響を受けたのかを遡りはじめたのです。
『AYUとかMOCHIDAとか』は決して出て来ません、結構硬派だったのか?。

そんな、彼のM.D.の中に『レッドツェッペリン』がありました。
今.聞いても、『かなり行けてる』と感じさせます。
攻撃的ではあるけれど、こんなに面白い音楽だったんだーと
息子のお気に入りで,楽しませていただいています。

最近はyoutube様様、昔、音源でしか聞けなかった、アルディメオラと
パコデルシアのデュオがLIVE映像で見られたり、C.マニアンテの演奏が
実際の映像で聞けたりします。

昨日は会議な一日,今日は大正琴な一日になります。