ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

レガート/ノンレガート!

2008-10-31 10:04:19 | Weblog




雲の切れ間から、日が射す。
初冬の寒々しい朝になった。
山々は白くなったが、スキーをするにはまだ雪が足りない。

朋子さんは、JR、ジェット機を乗り継いで、大阪に向った。
東京の娘達も、今回は法事で大阪に集う。
3人娘は、新幹線で大阪入りした後。ユニバーサルスタジオで
遊んでから、おばあちゃん家に行く、ルンルン。
息子は、旭川で、勉強/バイト。
父はニセコで、コーラスの指揮、大正琴のベーシスト
ニセコ-札幌を往復している。

ある地方での話だが、街の有志で協力し合って作り上げ、
住民参加、情報公開、割りと?民主的な方法で運営/活動を
続けて来たボランティア組織が、内側に思いもよらぬ問題を抱え込み
活動/組織自体の存続も難しくなって来た。
日々、それらのメンバーの人々は、話し合い、手弁当で街の人々の為にと
苦労を重ねて来られただけに、残念で、悔しくてならないと聞く。
所謂、行政経験もない、普通の街のおばさん達だったから、
組織としての、脇の甘さはもちろんあったと思う。

しかし、多くの子ども達や、年輩者に指事を得、街の『ほの明るい』施設として
人の心の通える場所であったり、お年寄りが気軽に休憩出来る場所であったり
した施設が、異を唱える人々?によって、抹殺されて行くのは
忍びがたい思いがする、その街の人々の思いとか、心の豊かさの民度
とかには触れたくは無いけど、いつかきっと問われる日がくるだろう。

おばさん達は、今でも、黙々と日々活動を続けている。
何とか、活動への思いが広がる事を願って止まない。
心ある人々が手を差し伸べて、暖かく守ってくれる事を願って止まない。
それが、正に今、問われている、私達への課題だと思う。
絶対、諦めない!!!で欲しい。

北陸地方のMさんから、アコの奏法上の『レガート/ノンレガート』の
練習方法を含む質問を受けた。
これは、私の好みであり、特に優れている訳でもないという前置きをして
言葉で表現出来る限りのお答えをした。
しかし、どんな楽器でも実際に聞いてみないと何とも言えない
もどかしさはある。

レガート/ノンレガート/スターカット/アクセントといった表現は
奏法上、基本の基本だと思うけど、蛇腹を間に挟むアコという楽器は
なかなかこれが難しいと思われます、ほとんどその「間にある」蛇腹の微妙な
表現にかかって来ますから、それと、鍵盤/ボタンをアタックした後の
微妙なアフタータッチで、響きが決まります。
喋ってる暇があったら、練習なのです。(自分に言い聞かせています)

10月は、毎日『風便り』を書いた。
今日は、コーラスの本番。緊張して臨む。