ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

真っ白い朝になった??

2008-10-10 07:47:13 | Weblog
霧ガス霧ガス霧ガス



『真っ白』と言っても、深い霧の朝だった。
乳白色の世界がYHの周りを包み、幻想的な夜明けを迎えた。
寒気は上空から忍び寄っているが、
この低気圧が抜けた後、北海道をマイナス30℃前後の
真冬並みの奴が多い被さって来る。
1000mくらいの峠は降雪が予想される。

私のC.D.『Fantasy』が後一箱を残して、売れて行った。
先日、1800枚目の箱(一箱100枚)が開封され、
2000枚も、もうすぐ完売になる。
2000枚と一口に言っても,道のりは長かった。
発売と同時に,最初の1000枚は、瞬く間に売れた,早かった。
慌てて,1000枚の追加プレスしたけど、その後は,じわじわと売れた。
C.D.制作当時と,私の演奏内容も変わって来た。

第二弾が望まれる所だけど、まだ,実現していない。

秋口、アコーディオンが一番良い音で,響き始める。
乾いた中にも,張りのある緊張が生まれ、遠くまで
音色が一筋で飛んで行く、飛んでは行くが、途切れていない。
『思い』も途切れない,聴衆の所まで、しっかり届く。
楽器の周りの,空気の密度/温度/湿度によってこんなにも
鳴りが異なる。録音されるなら,秋が良いとつくづく思う。

昨日は,大雨の中、大正琴の練習だった、本番と同じスーテージに
楽器をセットして、モニタースピーカーも用意して、
本番と同じスタイルでの練習。
私は,ステージの下に降りて、スピーカーから出て来る,皆の音を
チェックしながら、ベースを叩く。微妙にタイミングがずれる箇所が
沢山あり、『ダメ~~ッ』を出す。それぞれのお琴のボリュームと
パート毎(4パート)のバランスが難しい。
曲によっても、旋律があっちこっちと移動するから、
やはり,奏者がそれを理解して,手元で微調整していただかないと
良い演奏にならない。コーラスでもそうだけど、常に客観的に
聞き取れる力が試されている。私のベースは、慣れて来ると音は間引いて?
リズムは適当に間を加えて叩いている、
楽譜通りだと、どうしても諄(くど)いと感じる場合が多い。