ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

悲しみの丘で!

2007-08-11 07:23:22 | Weblog


しばらく蒸し暑い日々が続きます、
ニセコにはめずらしく、うちわを持ってぱたぱたと凉をとります。
干ばつの成果?(せいか)メロン、スイカが甘く、
夏を盛り上げてくれます。

大学のゼミ、大学の自転車部、星座観測、といった
グループのお客様が続きます、もう十年以上通っている
人々ばかりです。当時は子供達が皿洗い、お掃除の
立派な助っ人でしたが、今は最後の息子がせっせと
犬の散歩、皿洗いと手伝ってくれます。

『オレ、キャンプなんか連れて行ってもらったことない』
なんてこぼされますが、姉達の頃は店もヒマで
毎年、海辺にキャンプに出かけていました。
YH業になって、子供達の休みが一番稼ぎ時になって
しまいました。息子は一人で自転車に乗る事を覚え、
道内をぐるぐる回りました。

基本的に、夫婦ふたりでまかなっていますので、
親の死に目にも会えません、
何年か前の8月5日も、丁度札幌の施設の子供達が
屋内に30~40人、グランドに40~50人、90人くらい
サマーキャンプに来ていただいていました。
体育館で食事を2回戦、子供たちも皆手伝ってくれて
なんとか、やりくりをしていた記憶があります。
何日か前から、兄の電話で、母親がそろそろ危ないよ
と知らされていました。

母親の臨終の知らせを聞いた時も、まだ、90人の子供達
は、後1泊残っていました、しかし、何がおこったのか
たまたま、温泉に通ってた車が、子供達を乗せて横転し
サマーキャンプはその日で、打ち切られ、翌日、臨時のバス
をお願いして、子供達は札幌に帰りました。
私は、千歳空港に走りました。
なんか、皆さんに大変申し訳なく、非常に辛く悲しい帰阪となりました。
翌日、ニセコに帰り、仕事をつづけました。

誰にも変われない仕事、変われる仕事があります。
常に仕事を抱え込まないように気をつけますが、
気がつくと、朝の4:00時頃から、ごそごそ始まります。

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