ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

(ロケット姉妹)のファーストアルバム

2011-11-24 07:17:40 | Weblog











夜半に、雷鳴と共に部屋中を青白く浮かび上がらせる稲光が何度も繰り返され、
雨足が激しくトタン屋根を叩いた。
藻岩山の頂付近に、雷雲が居座ったのだろう。
お陰さまで,昨日までつるつるだった道路の雪がすっかり融けた。

寒い・生温い・寒い・生温いを繰り返して、寒い・寒い・めっちゃ寒い・凝りゃ溜まらん・・・
と季節は移ろって行くのだろう・・・
今日はこの後,寒気が入って、またまた冬型の気圧配置、
風も強く,吹雪の予報が流れている。

昨日、扇柳トール・タテヤマユキ(ロケット姉妹)のファーストアルバム『ロケット姉妹』
「しずかに歌が、ふりつもる」を聞かせていただいた。
「のや」さんで一度LIVEを聞かせてもらったことがある。

サブタイトルどおり、「し~~ん」と心にしみいるアルバムだった。
一つ一つの楽曲は、どれもとても切ない「恋うた」で、原曲を知る私達の世代が聞いて
まだ,その先の(その前の)時代に(何も無かったころ,このように口ずさまれていたのだろう・・?)と
当時の人々の「思い」にまで感性が広がる内容だった。
この切ない「恋うた」をこの時期に、どうしても吐き出してしまいたいという
扇柳さんの気持ちを、わたしは感じてしまったのだけれど、それは分からない。
音楽を言葉で補おうとすればするほど,空しくなるので・・・・・・
静かな「秀作」に間違いは無いと思う。

映画を見たり、楽譜を書いたり、うどんを食べたり、アコーディオンを練習したり
本を読んだり、いろいろするけど、少しづつ,頭の中は整理されている。
LIVEでさっぱり自分の演奏が出来ない期間がつづき、厳しいこともあるけど、
最初から練習を立て直して臨めば、先が見える気がして来た。

他の戦艦大和級のアコーディオンに触れて,自分の楽器の素晴らしさに改めて
気づいたり、いろいろある。

明日のレッスン,日曜日のレッスンの準備、一昨日書いた「パリは燃えているか」加古隆
アコーディオン4部の楽譜を持って出かける。