ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

ボーダーコリーとおばあさま!

2011-11-07 19:43:06 | Weblog

   
      

朝から曇り空,夕方になって雨が降り出した。
気温が下がりはじめ、朝方は雪も混じると天気予報は伝えている。
いつかは降る、西側の窓にビニールを貼付け,隣のおじいちゃんが
屋根から落ちる雪から窓ガラスを守る為に、養生したいと伝えてくださった。
隣近所が近い住宅街の中、いろんな心配がある。

早朝から「さよならの夏」~コクリコ坂から~を練習した。
練習しないととても演奏できない、
自分で書いたけど、トホホ状態となる。

12日HAAサロンコンサートの作戦?をあれこれ立てている。
音響機材の接続、スピーカーの調子、接続ラインの確保、あれこれ大変な部分が多い。
足りない資材を音響屋さんへ注文する。

自分の演奏、手風琴倶楽部の演奏もある。

今日は,久しぶりにTOMOKOさんとシアターキノへ出かけた。
「ボーダーコリーとおばあさま」という映画を見た。
邦題は「木漏れ日の家で」2007年・ポーランド製作のモノクローム(白黒)映画。
撮影当時91歳というポーランドの著名な女優さんの名演技が光る映画だったけど・・・
ワルシャワ郊外の森の中で、戦前に立てられた、今はくたびれた豪邸で共に暮らす
ボーダーコリーの「フィル」(フィラデルフィア)が助演(犬)優賞を獲得している(私があげたいと思っただけ)
「フィル」がいなかったら、映画は成立しなかっただろうと思われるほどの
素晴らしい演技(地『じ』かも知れないけど)だった。


ただ・・・・・・・


おばあさんが亡くなって、映画の終了が告げられた・・・そのとき
愕然と「えっ~~~~~~~~~~・・・・」「生きるってこういうことだったんだ」と
全身からふぅ~~っと力が抜ける感覚を覚えた。
凄い映画だと思った。
(残念ながら?)男性が見た感想と、女性が見た感想は,異なると思う。
全体的には,終始薄暗い映画だったけど、
何処かの国の「ドンパチ」映画よりは増しだと思った。

映画の後、床屋に行った。

明日は雪の峠越え,ニセコに向かって走る。