ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

「そや!!、大阪や!!」大阪に来たことを、思い知らされる!!。

2010-11-22 05:28:15 | Weblog



真っ暗で,外の様子は良くわからない。

店員がスイッチを「ポンっ」と押すと、「ごぼごぼごぼっ」
ご飯が決められた量、丼に落ちた。
始めて見る光景だった。
ご飯は普通、ジャーから杓文字で、丼に「よそう」

丼の底には,既にタレが適量入れてあった。
冷凍の(多分)アナゴ2本、カボチャ2枚、
サツマイモ1枚、味付け海苔1枚、半熟のにぬき(ゆで卵)1個、
がフライヤーに放り込まれ「カリッ」と揚げられた。

「ハイっ43番でお待ちのお客様!!」
揚げたて「あなご丼」の完成だ。
丼の上に堆くカリカリ天ぷらが乗っかっているので、
箸がご飯に到達出来ない。

天ぷらばかりを,食い進み、後日,タレのかかったシャリに
到達出来ることとなる・・・・で、カウンターにはお茶のポットと
チューブワサビが用意してあって、「お茶漬けする人は、ここにありますから」
姉ちゃんが「叫んでいる」

突然、飛行機は雲の中に下降した。
雲を抜けると,眼下に大阪湾が広がった。
丁度,昼過ぎ、関西空港に降り立った。
幾分空腹を覚えたので、到着ロビーのスグ横のセルフ?横丁みたいな
飲食店街に足を踏み入れた。

あるある・・・・・HORAI505、ぼてじゅう、たこやき、揚げたて天丼、
寿司、らーめん、etc,etc・・・・・・。
揚げたて天丼の食券マシーンの前に,姉ちゃんが立ち、
「ハイっ」と食券を買った客に,小さな紙コップを渡していた。
「水は,あっちです」・・・・・????。

「あっち」に行くと,共同水飲み場みたいなものが「あった」
蛇口を捻って、紙コップに水を注ぐ。
待つこと、15分?「注文が入ってから,物(ぶつ)をフライヤーに放り込む」
マニュアルが厳格に守られている。

驚いたのは、その店、3~4人の兄ちゃんと姉ちゃんで回っていたことだった。
食券マシーンの前で,客に紙コップを渡し、オーダーを確認する姉ちゃん、
フライヤーの前に立ちっぱなしの兄ちゃん、中で,丼を洗浄機に放り込んだり
冷凍レトルトのネタを破いたり、ごぼごぼシャリベンディングマシーンの
スイッチを押したりする姉ちゃん・・・・それだけだった。

「ごぼごぼシャリベンディングマシーン」は目から鱗だった。
昼時で、ごったがえすセルフ飲食店横丁、関西空港の一等地。
食券マシーンの前で,小さな紙コップを渡す姉ちゃん。
『徹底的に合理化された人の動き』拍手を送るべきなのか・・・????。
しばし、あなご天丼を食べるのも忘れて、それらの仕組みを眺めていた。

新大阪駅の地下、「味の街」のラーメン屋にいた頃のことを、
思い出した、狭い店舗に、濛々と湯気が立ち上り、
20人も座れば足の踏み場も無い狭い店舗で、1日800杯(40回転)とか
ラーメンを売っていた。

当時、1杯330円のラーメンも、関空のあなご天丼も・・・普通に旨かった。
「そや!!、大阪や!!」大阪に来たことを、思い知らされる!!。

関空快速-鳳(おおとり)-上野芝-病院-関空快速-大阪-新快速-須磨-
演奏-1泊-神戸空港-千歳-高速-札幌-真駒内-レッスン-中山峠-ニセコ。

昨夜,11:30分頃辿り着いた。
「高見沢」さんはごもごも言ってたけど,バタンQ.
今朝は4:30分に目が覚めた。