今朝(6日)は最低気温が0.8度、ウオーキングで出会う人の服装も真冬のいでたちです。
交わす挨拶も白い息を吐きながら「冷えますね」と。
あっという間に師走に入りました。11月下旬ころから届く喪中葉書もおとといは3枚で昨日は
2枚と言った具合に、気が付けば30枚近くが届いています。ぼつぼつ年賀状作りに取り掛かる
季節になると、きまって暇老人の私は”冬の風物詩”を求めて、カメラをぶら下げ歩き始めます。
今回は河川敷を走る小学生の姿と地域の餅つき大会に出会いましたからその紹介からから。
中学校の体育教師であった私は、子どもたちの自分の力に応じた目標に向かって汗を流す
姿にカメラを向けながら、かっての自分を思い出していました。
私が勤務した学校は幸いなことに加茂川・桂川・宇治川のどこかに近く、どの学校でも
「適応マラソン」(チャレンジマラソン)に力を入れていました。
特に付属中学校勤務時代は、29・2キロという今ではとうてい設定できない長距離を、しかも
全コース力走する生徒も多く、最高記録2時間6分を破るようにとはっぱをかけていた頃を
思い出します。知育徳育体育に力を注いだ、いや注げたあのころが懐かしく思い出されます。
残念ですが今では諸般の事情でこの行事も実施する中学校は激減し、小学児童の力走ぶり
しかお目にかかれません。寂しい限りです。幸い校区の小学校では実施されていたので激励
方々撮影してきました。
もう一つの行事「餅つき大会」、校区の翔鸞小学校では毎年12月第1日曜日に地域挙げて
行われます。子供はもちろん年寄も大人たちもグランドいっぱいに設けられた席に座り、
味わい歓談していました。
いつでも求めればすぐに手に入るお餅です。珍しさもありません。いつでも食べられことさら
美味しいいえる食べ物でもありません。
手が掛かり準備・後片付けが大変ですから多くの地域では姿を消しつつある行事です。
でも、教育費用に困窮する家庭環境下にある子が7人に一人いるといわれているこの時代、
楽しんで参加している子の中にも、ひょっとして恵まれない環境にある子がいるかもしれません。
どの子にも楽しい思い出として残ればこの行事は大成功です。今だからこそ大切に残して
いきたい行事だと私は思います。
さて、師走の声を聞いてからも美しいモミジ、今回は竜安寺と北野天満宮のモミジを紹介します。
有名な竜安寺の石庭は、桜の頃ともみじの頃の写真が特に有名ですが、残念ながら少し時期を
逸していました。
つくばいの上の紅葉は散り際。
庫裡へ上がる石段の道はモミジのトンネル。
石庭と池との間の道はモミジトンネル。
落ち葉がきれいでした。
鏡容池の周辺は初冬のたたずまい。
次は北野天満宮の「史跡御土居のモミジ」。
お土居から本殿を眺める。
紙屋川にかかる鶯橋。
紙屋川沿いから眺めるお土居の展望台。
影モミジです。
落ち葉の絨毯