草花探訪

季節の草花苗づくり

師走も残りわずか

2017年12月20日 | 花の写真

師走も残りわずか、年賀状を元旦に届けるには急いで仕上げなければと、毎年この時期になると

焦っていますし今年も例外ではありません。。

<賀状書く 喪中幾葉 返し読み>   という句が新聞のコラムにありましたが、年賀状の欠礼

を告げる葉書が年々増えて今年は30枚を越えました。

それに近年は家族葬が増えてお世話になった先輩の逝去を欠礼状で初めて知ることもしばしばです。

どうしてお元気なときにお目にかかって置かなかったのかと反省しながら、失礼のないようにとPCの

住所録に「喪」を打ち込み、発送の準備真っ最中。

私たち夫婦は中学校教員という同業者だった関係で差出人も共通の人が多く、近況を知らせるのに

手っ取り早い方法として「夫婦のツーショッ」ト写真を印刷して、一筆書いて出しています。

80歳を超えた老人の写真なんて見たくもないでしょうが……。迷惑を顧みずに。

賀状作成の真っ最中、19日の京都新聞朝刊で「大恩人」の方のご逝去を知りショックを

受けています。

というのは、かって”荒れた中学校”のレッテルを張られた学校を再生するために昼夜の

区別なく教育に打ち込んでいた数年間、その時、物心両面で私たちを支えてくださった

PTA会長であった方の突然の死の知らせだったからです。享年76歳、まだ若すぎます。

死因は「虚血性心疾患」、京都市議員、市会議長、衆議院議員とそうそうたる肩書、

世間一般、平たく言えば”おえらさん”です。でもその方はえらそうにせず、肩書を見せず、

教師と一緒になって学校立て直しに汗を流してくださいました。

退職してからも一年に一度、PTAOB会でお目にかかっていました。私の叙勲のお祝いの会

では来賓代表祝辞を下さり、本当に喜んでくださていました。一年に一度はPTAOB会で

お目にかかり昔を懐かしがっておられたのに。こんな形でお別れをするとは。

お礼を言ってお別れしたかったと、反省してもしきれない気持ちで作成途中の賀状をボツに。

 

話題を師走の歳時記に戻します。北野天満宮では正月の縁起物「福梅」の販売?(授与)で

多くの参拝者でにぎわっています。女房が友達から購入を頼まれて、それを私が引き受けて。

一袋(6~7粒入り)700円ですが並んで飛ぶように売れていました。

一粒当たり百円ほど、高いと思うかありがたいと思うか。私は高いといって女房に

しかられました。

 

この時期、私たち老人クラブは正月を迎えるために児童公園の清掃を行います。

歩こう会にも参加します。19日、JR二条駅スタート、二条城・御所(一周)・三条大橋がゴール。

約7㎞のコースに全市から約600人参加、私の学区からは10人でしたが一応引率者として。

 

最後にこの時期の花の紹介、ポインセチィアです。

クリスマスにぴったりの花?といえばポインセチィアですが赤く色づいた部分は花ではなく、

苞(ホウ)と呼ばれる葉です。真ん中にある黄色いのが花。冬の時期に園芸店でよく見られるが

メキシコ原産で寒さに弱いとのこと。写真写りに悪い花で上手に写せません。

もう一つ山茶花の花。老人ならだれもが口ずさんだことがある唱歌「たき火」に、

そして演歌「山茶花の宿」に。昔は生垣によく使われていた花木ですが今は観賞用の庭木

や鉢植えとして重宝がられている花。

パソコンに取り込んである写真を見ていたら、三年前の2014年12月18日に京都市内は

積雪、雪をかぶった我が家の山茶花を最後に。