草花探訪

季節の草花苗づくり

足元に春を見つけた

2017年02月01日 | 花の写真

今日から2月、旧暦では「如月」と言い、その語源は寒さのためもう一枚着重ねするところ

からきているとか。1月は週末から週初めにかけて厳しい寒さに見舞われ、「三寒四温」

の連続でしたが2月はそれ以上の寒さが予想されます。

この寒さに凍えているとき、FBの友達が投稿したスミレの写真を見つけました。

この数か月間、早朝ウオーキングを夜明け前に終了している私は、足元の植物から季節

の変化を見過ごしていました。昨年この時期のブログに春の草花の写真を載せていたのに。

さっそく昨年見つけた場所に出かけ、フキノトウ・スミレ・ハハコグサ(?)の三つを見つけ

写してきました。昨年この時期にであったタンポポには出会えませんでした。残念!

ついでに2月下旬になれば梅苑内に土筆が出ます。春の野草と言えば土筆も忘れ

られません。

ご覧のように枯葉の中から顔を出した茶色一色の殺風景な写真、出会った時の心の

ときめきや、薄緑色のみずみずしさは写せませんでした。

スミレはアスハルト道と民家の塀とのわずかな隙間の土が現れる場所に生えて

いました。花径2cmほどの小さな花、ですがその可憐さはひときわ引き付ける魅力

を持っていますが、私のカメラと腕前では写せません。アスハルトに腰を下ろし

いろんな角度から狙ってみたのですが。

ハハコグサ?は公園の片隅、山茶花の根元に。背後の赤い花をぼかして入れられるように

構図を工夫したつもりです。

日本には春夏秋冬の四季がありますが、思い返すに私はウオーキング途中、

道端に咲いている野花に出あった瞬間に、新しい季節の訪れに気づき、

教えられてきたように思います。

そしてその時の喜びを写したくてカメラを携えて歩いてきたように思います。

最後に今週の花、また「梅」です。

先日(29日)の京都新聞に「ほんのり 春の足音」との見出しれ北野天満宮の梅苑が

有料公開されたとの社しい入りの記事を見ました。私もこれをまねて今週の花は

天満宮の梅風景にします。

まず中門を入るとすぐ右側に「赤目の臥牛像」とその横の白梅が目に入ってきます。

 

修学旅行生だけでなく、おおくの参拝客が頭をなでています。

そのすぐ横から見える参道沿いの梅。

本殿入口の三光門(重要文化財)と白梅。

本殿(国宝)の右側から見た風景。

本殿の背後から見た風景。

本殿右奥には絵馬掛け場所が。白梅の背景に人の姿をぼかして入れてみました。

国史跡の御土居を含め約1.6ヘクタールの梅苑には約50種1500本の梅が植えられて

いますがまだちらほら咲き、入苑料700円を払うのにはもう少し咲いてからがお勧め。

最後に今週写した梅の花の写真で私のお気に入り3枚。