草花探訪

季節の草花苗づくり

厳冬に梅 笑顔

2013年01月23日 | 花の写真

今朝(23日)の地方紙(京都新聞)に「厳冬に梅 笑顔」という見出しで早咲きの梅の花が

開花したと報じていました。私も昨日の雨が上がった午後に見つけていたのですが。

新聞によると「過去10年で最も遅い開花で、待ちわびた小さな春の知らせを、参拝者が

いとおしげに眺めていた」とありましたが、私もその一人です。

 

昨年の私の写真の記録では、年の暮に咲いているのが映っています。

これも新聞記事によりますが、開花が遅れたのは昨年の12月の平均気温が平年より

1.6度低い5.4度であったのが原因だそうです。

1年で最も寒いといわれる大寒、その時期にけなげな花姿で私たちを励ますかのように

咲く梅の花、四季の花の先駆けとして香りの高い梅の花は、古来より日本人にこよなく

愛されてきました。今でこそ”お花見”と言えばサクラですが、その昔、奈良~平安時代

はウメだったとか。しかし寒中に咲く寒椿・水仙が日本原産種があるのに比べ、梅は中国

から薬木として渡来したという歴史を持っています。

白梅に比べ紅梅の開花は少し遅れていますが、開き初めたのを見つけましたので紹介。

北野天満宮は今、大学センター試験や小中高の入試の時期で参拝者でにぎわって

います。おみくじを引いたり絵馬をかけたりと。その人たちの人気者?に「伏せ牛」

「撫で牛」の像が十数体横たわっています。

頭を触ると賢くなるといわれていますが、一体だけ「立ち牛」があるのをご存じですか?

本殿正面の宝鈴のあたりの欄間にいます。

参拝し梅の花を鑑賞し、撫で牛・立ち牛をさがし、最後に東門入った所に「長五郎餅」

の休憩所で一服するのが私のお勧めコースです。