竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

川苔山に登る。

2014-09-14 18:49:38 | 山野草

昨日奥多摩の川苔山(1362m)に登ってきました。


ツリフネソウ

4、5年前までは南アルプスや富士山に登っていました。
好きな高山植物の少ない富士山に登ったのは、
ボルネオのキナバル山(4095m)に登るための高地訓練のつもりでした。


キバナアキギリ

ところが最近はさっぱり。
ひとつには東北大震災の後毎月のように東北に出かけたため、
日程上の余裕がなくなっていたからでした。

アキギリ

でも歳をとってゆき、衰えも出てきます

この辺でかっての元気とは行かないまでも、ゆっくりなら何とか同じことをやろうと思った次第。手始めに山登りを考えました。

第一歩として選んだのが川苔山でした。
50年以上前、高校の音楽部の一員として登ったことがあります。
道の記憶など全くありません。でも大岳山や高水三山では物足りないので、登って下って6時間あまりかかるこの山にしました。

川乗橋から百尋の滝まで一部道が崩れて、その間遠回りのちょっと厳しいみちになりました。

百尋の滝

でも毎日のスロージョギングが効いているのか、若い人に抜かれもせず疲れもせずに登れました。頂上はかなり人が集まって賑やかでした。



さて下りなるとがくんとスピードが落ちました。
ゆっくり気をつけて下っていくと若い人たちにどんどん越されていきます。格別スピードを落としたつもりはないのに。
歳のせいかなと気になりました。


フシグロセンノウ

でもネットで調べたら下りの方が怪我をしやすいので、自分のペースでゆっくり降りるほうがいいと書いてありました。
歳をとると自然に慎重になり、ゆっくり降りるようになるんですね。


ツルニンジン

登りはコースタイムより早めに、下りはコースタイム通りに歩いて無事下山しました。


イヌショウマ

以前は登山口まで車を運転して行って登りました。
尾瀬、八ヶ岳、南アルプス、北アルプス、富士山、雲取山、みんなそうして登りました。
でもこれからは公共交通機関を利用します。
山登りで疲れて運転するのは危険です。

歳をとるとより慎重になります。
安全第一、山の花の写真を撮りながらゆっくり行くことですね。



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