竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

元旦ラン

2014-01-01 17:32:05 | マラソン
明けましておめでとうございます。
静かな元旦を迎えました。
今朝はめずらしく5時からいつものコースを走り始め、
帰りに神明宮という地元の神社で初詣でをして来ました。
人出は少なく、屋台も閉まったままで、これからと言う感じでした。

 
家に戻る途中で日の出の時間になったので、
いつもの団地の9階に上がったら、何人か初日の出を見に来ていました。
初日の出をめずらしく拝みました。


歳をとってくると無事がなにより、
何事もないよう万物に祈る、というか感謝する、そんな気持ちになりました。
 
冬型が緩んでいるのか昨日よりは靄がかかリ、富士山も霞んでいます。


昨日は上水の道からも葉を落とした木々の間から富士山が見えました。

 
今年は衰えがちな走力の強化を目指します。
仕事も頑張ります。
 
歳をとるっていいですね。
何事にももう大きな成果は期待できません。
こつこつ小さな努力を積み重ねていくだけ。
 
変転極まりない世の中のことは横目で見て、
終わりに向けて一歩一歩ゆっくり歩いていきます。
 
走り続けるよさは、走っている間、一人だということを感じることです。
人間本来のあり方に帰る、というと身勝手なようですが、
歳をとるほど一人になります。
子や孫もそれぞれの人生を歩み、家内も自分の人生を歩んでいます。
 
私も自分の人生に直面して生きていきます。
そんな中では浮世の義理はしょうがない、仕方がないものとしてこなしていけばいい。
それだけのこと。
 
自分といっても大したものじゃない、虫けらのような自分が、
広大無辺の世界の中で生きてうごいていること、それが楽しいのです。
その内に終わりが来ます。
静かに広大無辺の世界に戻っていく、これはそんなに悲しむべきことではありません。
 
その場になったらジタバタするかもしれないけど、それも仕方がない。
あらゆる生き物はジタバタして死んでいきます。
 
そんなことを新年早々思うのも歳のせいでしょうね。
今年もよろしくお願いします。