竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

遠野から被災地へ

2011-05-20 11:01:52 | 日記

20日の夜池袋発の高速バスで遠野に向かいます。
26日の朝東京に戻ります。
 
内陸の遠野市が三陸沿岸の被災地の後方基地として、
ボランティアセンターを立ち上げて、全国からボランティアを募集しているので、
それに登録しました。
 
寝袋持参で体育館に泊まり、食事は近くの店を利用します。
遠野からバスで現地のボランティアセンターに行き、
そこで仕事をもらってバスで現場に行きます。
 
陸前高田の復興は問題山積みです。
でもそんなことは言っていられない、今必要とされることをこなしていくだけですね。
 
瓦礫の片づけをすることを考えて、破傷風の予防接種をしました。
2週間後つまり明日から効力があり、一ヵ月後と半年後にあと2回接種します。
天災ボランテイア保険にも入っています。
 
暗いニュースばかりですが、明るいニュースもありました。
母方の従妹の家は津波の被害を受け一階は壊滅しました。
でも家族は全員無事で、仮設住宅に当たりました。
従妹は震災前ローソンをやっていましたが、
ローソンは被災地の店の復活に熱心なので、
またやることになるようです。
 
静岡でも岩手でも田舎は子供が少なく、高齢者ばかりです。
掛川の居尻地区には、小学生もそれ以下の乳幼児も一人もいません。
去年の春小学校は廃校になりました。
もしこの地に三陸のような震災が来たら、復興は不可能でしょう。
 
陸前高田には気仙沼や大船渡のような漁業基地ではないので、
居尻と似たような状況のようです。
 
でも先のことを考えるのはやめましょう。
私には今出来ることをやるしかありません。
 
遠野は2回行ったことがある好きな町です。
明日の朝遠野に着きますが、
そのまま瓦礫の片付けはきついので、
一日遠野を見てまわろうかと思っています。