竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

第二回エコクラフトサークル。

2009-11-12 19:34:07 | 竹工芸
昨夜小平市の中央公民館工作室で、
「籠を編もう」エコクラフトから竹まで、の二回目の教室を開きました。
10月の第一回は台風の前日で雨模様、
昨夜も雨、毎回雨にたたられています。
でも出席者は多く、盛会でした。
今回から会費を1000円いただくので、こちらも大変です。
 
前回と今回の製作品の説明のコピーも配って、
一人でももう一度作れるようにしました。
本当はいくらでも出版されている本で勉強しても、
エコクラフトの籠は作れるのです。
 
それなのに1000円もいただくのだから、
本にのっている作り方をコピーして渡し、
難しいところを教えると言う形をとらざるを得ません。
だから難しいものに挑戦することになります。
 
使えるものを作るということも私の大方針なので、
作るものも限られてきます。
 
今回は前に日記に載せたくずかご作りです。
 
要点は
①円形の平面を作る菊底のやり方、
 
②二本縄編み、
 
③縁の処理としての、4目進んで3目もどるやり方。
竹細工では「ヨメニイッテモドル」と呼んでいます。
 
今回は縁作りまでは行かなかったので、縁は次回。
 
次回時間が余れば、五つ目編みのくす玉づくりと、
その次の製作のための六つ目編みの練習。
その他、いくつかの紐の編み方を加えてもいい。
そんなことを予定しています。
 
月一回、たった2時間の教室なのに、
出来るだけ分かりやすく、かつ高度なものを教えるための
準備も必要です。
教材のコピーとか、ちょっとした模型とか。
カリキュラムを考えて、いろいろな技術が順序良く身につくようにしていく、
これって、私自身の勉強になりますね。
今ここで苦労していけば、それがみんな自分の実になる感じです。
 
お金をもらいながら勉強できるって、すごいことです。