竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

第五回 森の教室展

2015-07-23 00:37:18 | エコクラフトの籠編み

昨日の21日から掛川市中央図書館内の生涯学習ホールで、
「森の教室展」という作品展が始まりました。

26日日曜日までの6日間、朝10時から午後4時まで毎日詰めなければなりません。

他の生徒さんたちは当番制で会場に来ますが、毎日来てくれる人もいるので助かります。



展示物は居尻の公民館でやっているかご編み教室のクラフトテープのかごと、
私の竹細工、それから同じく居尻に住む男性の轆轤を使った木工品です。



今年は5回目になるので、手馴れたもの、でも今年はいつもの小さいかご作りに、棕櫚(シュロ)の葉のバッタ作りが加わって、少し違う雰囲気になります。



でも目当てにしている子供たちの夏休みは25日からのようで、しばらく静かかもしれません。

掛川では普通の公民館は有料ですが、この場所は無料で使わせてもらっています。
そのためには、社会的な意義も必要となります。

そこで、今年は子供たちに棕櫚の葉のバッタ作らせようというわけです。
でも当番に来ている教室の生徒たちがバッタ作りに夢中になって、
机の上にバッタが並びました。



今日は郷土新聞という地元の新聞の記者が来て作品展の取材をしていきました。
でもこの新聞は月に二回しか発行されず、記事が載るのも月末だそうで、
人集めにはなりません。
でも新聞記者の若い女性は面白い人で、自分でも200円払って小さなかごを編んで行きました。
暇だったのかも。

竹でかごを編んでみたいという女性が出てきたり、毎日いろいろなことがあります。

図書館の駐車場がいっぱいになるので、催しものの関係者は近くの別な駐車場に置くことになりました。
帰りに車に乗ろうとしたら、タイヤに何かゴミのようなものが付いています。
よくみたらタイヤに蝉の抜け殻が付いていて、蝉がちょうど羽化したところでした。
まだ飛べない蝉をそーっとアジサイの葉に乗せたら、うごきまわっていましたが、まもなく落ち着いたようでした。


土の中から出てきてタイヤに登っていたのでしょう。
街中でものどかなものです。



かご編みサークルの作品展

2015-06-03 16:37:02 | エコクラフトの籠編み

私の属している公民館のかご編みサークルのポスターが出来ましたので投稿します。お暇がありましたらご覧ください。

籠を編もう  ソラスト小平  合同展

6月9日(火)から 6月14日(日)まで
中央公民館ギャラリーにて
初日12時から、他は10時から4時まで、最終日は3時まで

 中央、仲町を中心に活動しているサークルの発表会です。
 エコクラフトテープによる籠作りが中心です。
 メンバーが参加しているソラスト小平の作品や竹細工サークルの作品も
 あります。
 皆さん自分の好みの色でバッグや籠を作り、カラフルで楽しい作品が
 並んでいます。

会場では簡単な籠作りの体験コーナーもあります。(材料代200円)
 体験は午前11時からと午後2時からです。
サークルではメンバーの募集を行っています。
月一回、中央公民館 第一週の水曜日、午後
     仲町公民館 第一週の金曜日、午後
ご希望の方は090-2623-4550 伊藤までご連絡ください。

 

クラフトテープの新しいかご。

2015-04-07 09:38:26 | エコクラフトの籠編み

竹細工の新しい籠も作っていますが、掛川に籐を持って来わすれたので未完成です。
今回はクラフトテープの新しい籠を紹介します。

クラフトテープの籠編みサークルを小平市の中央公民館で始めて5年になります。
最初のメンバーは家の近所の女性たちでした。
その人たちは今自宅での竹細工教室に移っています。

テープの籠編みを3年以上続けている人たちもいます。
今までは沢山ある教則本を利用していました。
でもそれでは間に合わなくなって来ています。

新しい編み方といえば籐や竹細工の編み方が中心になります。

下の籠は鱗崩し華(うろこくずしはな)編みのふたつきかご。これは籐の編み方です。



次は千代田編みのかあご、六つ目編みの変形です。竹細工の編み方です。
六角形の千代田編みの底から立ち上がって横網代編みの側面に続きます。



次は蜘蛛の巣編みの掛け花かご。これも竹細工の編み方です。
これは六角形の蜘蛛の巣編みの底から縦網代編みの側面が続きます。



もう一つは表が鱗華(うろこはな)編み、裏が撫子華(なでしこはな)編みの、六角形の平かご。
籐の編み方です。



クラフトテープではさまざまな編み方が出来ます。
そのうえ色もいろいろありますので、さまざまな色合いの籠を編むことが出来ます。
編むという楽しみを一番手軽に味わうことが出来ます。


赤ちゃんを入れる籠

2015-03-16 15:19:37 | エコクラフトの籠編み

今日16日小平から掛川に来ました。
こちらは昼から雨、寒々としています。

3月7日に次女に二番目の子、男の子が生まれました。
5日ほど入院して、12日から上の女の子と一緒に3人で我が家に来ています。

我が家にはベビーベッドが無いので、その代わりとして赤ちゃんが入るかごを編むことにしました。

材料は竹? これはがっちりしすぎて赤ちゃんを入れるのには不向きです。
クラフトテープ? これも重くなりそうです。

そこでPPテープで編むことにしました。
編み方はてっせん編み。これは以前洗濯籠を編んでいます。


それをもっと大きくして、幅35センチ、長さ65センチ、高さ35センチにしました。

赤ちゃんを入れて運ぶので持ち手もしっかりしたものが必要です。

PPテープでてっせん編みをする場合、縁まで編みあがったら折り返して下に編みこみます。
すると手間はかかりますが、とてもしっかりした籠になります。



それでいて軽くて柔軟で、とても使いやすいものになりました。

赤ちゃんの従姉の我が家の近くに住む一歳半になる子が籠に入りたがったので入れてみました。やはり一歳半の子には小さいようです。



狭い我が家に3人増えたので、私は
急いで
掛川に来たわけです。


第5回森の教室展を終えて

2014-07-28 07:29:04 | エコクラフトの籠編み

27日、掛川中央図書館の生涯学習ホールでの作品展が終わりました。
クラフト教室の20人ほどの生徒のクラフトテープの作品、
私の竹細工と居尻で木工をやっている人の作品など、100点以上が並び
かなり見栄えのする展示会になりました。

写真を撮らしてくれと、写真を撮っていく人たちもいました。

クラフトテープのかごはカラフルなので、同じ編み方のものでも色使いで違って見えます。
2年以上やっている人たちもいるので、自分流のものも出てきました。



月一回の教室では編み方の本を見ても、
自分一人では分かりにくい編み方を中心に教えています。
毎回分かりにくい編み方をやるので、皆さん頭を悩ませています。
それが頭の体操になるし、編むこと自体が楽しいので続いているようです。



例年通り希望者に200円で小さいかごを編んでもらいました。

現在居尻の公民館を利用して4教室あります。
進度の違う人たちがいるのいで、1教室6人ぐらいが適当です。
今回参加希望者が8人ほどいるので、もう一教室増やすかもしれません。



街中の公民館でやってくれないかという話もありました。
でも街から居尻まで車で2、30分かけてくるから熱心な生徒が集まります。
過疎化が進んでいる居尻にとっても、公民館の利用が増えるのはいいことです。
今のまま教室が増えるほうが私もあまり疲れないですみます。



小平でも生徒が増えています。
こちらは竹細工の教室もあるので、クラフトテープとは別な苦労があります。
現在の生徒たちの材料つくりの技術に応じた籠編みを工夫しなければなりません。


12月には小平の地元のギャラリーで家内の紙塑人形との二人展をやります。
どちらの地元でもこつこつ地味にやっていければいいと思っています。













クラフトテープの新しいかご

2014-07-12 14:01:55 | エコクラフトの籠編み

昨日は台風一過の青空が広がり、暑くなりました。
夕方にわか雨があり、その後きれいな夕焼けがありました。


家の西側が空き地になったので夕焼けや月がきれいに見えます。



小平ではクラフトテープの籠編みを習う人が増えています。
新しい人には今までのカリキュラム通りのかごをおしえればいい。
でももう3年以上続けている人もいるので、
新しいかごを編まなければなりません。

今までのかごにちょっとした変化を加えたもの、
それだけでガラッと変わります。

小さなかごの編み方を大きいバッグにしたもの。



上のどちらもコイリングという編み方を使ったもの。
特に最初のものはソフトなバッグになるので、
色合いによっては可能性が広がります。

伝統的なヨーロッパの木の枝細工のかごのクラフトテープ版。



竹細工の技法をクラフトテープで試みたもの。
これはほかの人のレシピです。


掛川では7月22日(火曜日)から27日(日曜)まで、
中央図書館のギャラリーで掛川の教室の作品発表会を行います。
こちらは5回目です。

掛川でも生徒が増えているので、掛川公民館での教室を一日増やしました。
テレビで研ナオコの籠編み教室がはやっているようです。
その影響もあるのでしょうか。

私の本業は竹細工です。
でもクラフトテープを使うと竹では出来ないさまざまな編み方を試みることが出来ます。
編むこと自体が面白いことです。

私が感じる面白さを多くの人と共有できればいいと思っています。





籠編みの作品展、女性のための竹細工教室。

2014-05-21 21:02:01 | エコクラフトの籠編み

5月7日から11日まで小平市中央公民館のギャラリーで籠編みの作品展を開いていました。
かって働いていたデイサービスの利用者さんの作品展もかねています。


作品展を見るデイサービスのメンバー


自宅の近所の女性たちやデイサービスの職員を中心に中央公民館で始まった籠編みサークルが発展して、にぎやかな会になりました。
その間メンバーは変わりましたが、一部の人たちは竹細工に移って続けています。



今回の展示を見て、男性で竹細工をやりたい人も現れました。
きのこ採りが趣味で、自分の背負い籠で山に入りたいとか。
何回かクラフトテープで編む練習をしてから、竹細工に入ります。



もう少ししたら女性のための竹細工教室という名で、生徒募集をするつもりです。
これは公民館では無理なので、自宅工房でやることになります。

今回の合同展で何人かクラフトテープの籠編みのメンバーがふえました。



5月12日から今日までネットに接続できなくて、
しばらくブログを休んでいました。

ネットサーフィンが出来ないのは物足りないですね。










子供達と小さいかごを編む。

2014-03-15 20:17:47 | エコクラフトの籠編み
昨日仕事場で椅子に乗って高いところにあるものをとろうとしたら、
椅子が滑って私も倒れてしまいました、
そのとき竹を割る台で胸の左側を打って痛めてしまいました。
 
湿布を貼ればなんとか我慢でき、今朝は痛みも軽くなり玉川上水を走り出しました。


途中から痛くなったので歩いて団地の9階に登って富士山を眺めました。


今朝は青空で富士山も良く見えました。
丹沢も少し雪を被っています。

 
今日は昼から津田公民館で友遊クラブがありました。
小学生を集めて一緒に何か作って遊ぶのです。
この日はクラフトテープの小さな籠つくりです。
集まったのは28人、私とサークルの仲間4人と公民館のボランティアさん2人で教えました。
 
低学年の子供達も多かったので苦労しましたが、なんとか予定の2時間で仕上げました。

 
この籠編みは一昨年東北の被災地、陸前高田や大槌町、大船渡の集会所でやりました。
その時は大人が中心でしたので楽に作れました。
可愛いかごなので皆さん喜んでくれました。

 
震災から3年になりますが、被災地の状況はあまり変わっていないようです。
こちらがもう少し落ち着いたらまた行って見ようかと思っています。

町内会のかご編み教室

2014-02-13 21:03:44 | エコクラフトの籠編み
今日は地区の町内会のかご編み教室がありました。
 
学園西町地区に回覧板を回して参加者を募ったところ、
43人の応募がありました。
私一人では教えきれません。
昨日役員や希望者が8人集まり、
私の仕事場で自分の籠を編む勉強会を、3時間かけてやりました。

 
今日は臨時に2人加わって45人、てんてこ舞いでしたが、
なんとか全員のかごが仕上がりました。
 

私が岩手から越してきた時の小学校二年の担任の先生、、
90歳になられるそうですが、私の顔を見たいと参加されました。
足腰は弱って電動車椅子、でも頭はクリアーで一人で暮らしています。
まわりの人や私も手伝ってなんとか完成しました。
 
見ていると皆さん優しい人たちで、お互いに手伝いあいながら仕上げていきました。
公民館の教室に参加希望者もありました。

日曜日の雪、30cmは積もりました。
 
実は45人分の材料を前もって切ってセットにして、配るようにして置くのがひと仕事です。
材料費や報酬もいただきました。でも仕事というよりボランティアのようなもの。
 
でも教えることでかごが出来あがって、皆さんに喜んでもらえればそれだけでいいですね。

 
明日は雪の予報です。
別な公民館でかご編み教室がありますがどうなりますか。
 
竹細工の教室のためにも竹篭を作らなければなりません。
来月は掛川の家に、古くからのお客さんが友達を連れて花籠を見に来ることになっています。そのための籠つくりもしなければ。
 
昔からの実用の籠を作っています。今はあまり売り物にはなりません。でも何時かそのような技術の中から新しいものが生まれるかもしれません。竹細工教室の女性たちは本当mに竹篭が好きです。その人たちに昔からの技術を少しでも伝えていきたい。
そのためには私自身が色々な技術をみにつけなければ。

 
教えることで私が勉強することがいっぱい出てきました。
そのほかにも待ったなしのことが色々あります。
歳をとって忙しいのはいいことですね。
のんびりした貧乏神は逃げていくかもしれません。

火曜日から走り始めました。玉川上水の雪です。

「森の教室展」と友人

2013-07-26 19:07:59 | エコクラフトの籠編み
毎日「森の教室展」の会場、掛川中央図書館の生涯学習ホールに出かけています。
そこで小さい籠を編んでもらったり話をしたり、かなり疲れます。


今日は金曜日で図書館は臨時の休み、教室展も休みになります。

 
3時から友人のご主人の画家長岡宏の回顧展があり、その開会式に招かれているので、
街に出かけなければいけません。掛川城天守閣のそばの二の丸美術館、車の置き場所に苦労しそうなので、少し早めに行きます。
 
今回カメラの充電装置を忘れてきたので、オッカナビックリ使っています。
 
子供達の夏休みと重なったため、子供連れのお母さんが小さい籠を編んでいます。
生徒さん達も材料を持ってきて教えています。
私が常時いるために、私が教えることもあります。
生徒さんたちは他にもお稽古事が多くて、土曜日には誰も来ません。
私一人で大変かもしれません。

 
カエルやウマを子供達に1セット100円で買ってもらって教える予定でした。
でも子供単独ではお金を使わないと思うので、明日からは材料も何もただで教えることにします。
 

子供達が育っていくお手伝いはジイサンバアサンの役割とも思うので。
 
図書館内で作品展をやるいいところは、本をすぐ借りにいけることです。
今回はCD、モーツァルトやベートーヴェンの弦楽四重奏を借りてPCにダウンロードしています。
 
CDは売れなくなるでしょうね。先日買ったバーンスタイン指揮のマーラーの交響曲全集
は、CD12枚組みで2527円でした。昔のレコードの時代を思えば夢のようです。
 
二の丸美術館での開会式の後ゆっくり長岡宏さんの絵を見ました。
左右対称の自然その他を描いた絵がとてもよかった。
会場であった友人の陶芸家は色使いが派手すぎてちょっと、と言っていました。
私にはその派手さがとてもよかった。

 
会場を後にして喫茶店によって陶芸家の友人と久しぶりにゆっくり話をしました。
私より7歳年下ですが、美的センスといい教養といいちょっとかなわない男です。
そんな人が回りにいるのはいいものです。
 
そんなわけで、せっかくの休みに街に出るのでちょっと残念だったのですが、
いい絵を見、友人と話して久しぶりに充実した時を過ごしました。