「大逆転将棋2011」 総括

勝ったバニラさんと森田さんをみていて気がついたのですが、
二人とも「三味線」「ニクつき」がない。
着手を決めて駒をつまんだら迷わず打ち下ろして指を離す。
キチンと自分の読みに責任をとっているところが負けた人と違った気がします。
指し手が綺麗だし盤面に集中して考えているのがよくわかる。
テレビ向けではないけれど。

まぁ、負けた二宮さんもそうだったし、
2人だけのサンプルでこじ付けがましいですが、
やはり真摯に取り組んでいる人は姿勢や指し方にも現れてくるし、
実際、上達、勝利にもつながるということを番組をみていて感じました。
山崎さんなど去年負けたときに悔し泣きしたそうです。

さて「大逆転将棋2011」ですが。
改めて3年ぶりにみて…やっぱり良くも悪くもマンネリかなと。

有名人の人がキャラクターだけの起用でなく
もうちょっとしっかり将棋に取り組んでいると
番組も面白くなると思うのですが、
なかなか番組も盤面も盛り上げられるような人はいない。
もうちょっと一生懸命指している人が増えないと、
有名人側を応援する気分があまり出てこないんですよね。

有名人側に感情移入できるような作りにならないと
2時間40分という時間も長く感じます。

先の言葉に「キャラクターだけの起用でなく」反しますが
いっそ続けるなら女の子をもっと起用するとか、
完全にバラエティ化するなんていうのも必要かもしれません。
まぁ、これは完全に個人の希望というより欲望です（汗）。
ほっといてください。

先に紹介した松山ケンイチを引っ張ってこれたらガーンと視聴率は伸びそうですが…。

【オマケ】



（先に掲載とは別のバージョン）