(つづき)
続く第2局目は「風林火山将棋」。
矢崎さんが2007年に見事に潰したかに見えた企画ですが、
何とか生き残って大逆転投了図対局で登場です。
「風」「林」「火」「山」のマスに罠があり、
プロがそこに駒を動かすと罠が発動する仕組みは一緒ですが、
罠の内容が以下のように少しリニューアルされています。
風…指した手を取り消す
林…3手の間、駒を動かせない。
火…駒を一つ取れる(手番はプロに回る)
林…玉を好きなところにワープ
対局者は活弁士の山崎バニラvs上田プロ。
局面は互いの玉が薄くて難しい投了図でしたが、
バニラさんの指し手はしっかりしたもの。
初段免状持ちに相応しい指しぶり。
ただ残念ながらアマチュアにありがちな、
一方からの攻めになってしまい、
反対側から逃げ出されて入玉模様に。
こうなってはアウトかと思われましたが…。
ここで事件。
なんとバニラさんが王手を掛けたところ、
上田プロが「風」の枡に玉を移動。
「風」は指し手が無効になるトラップですから、
上田プロは王手放置の形になり、
バニラさんの勝ちということになってしまいました。
この「風」の罠は、元々防御用ということで、
バニラさんの自陣最下段に配置されていたのですが、
入玉模様になったことで結果的にそれが働くことになりました。
よくよく考えてみればこのトラップ。
相手玉のそばに配置して王手すれば、
一瞬で終わってしまう可能性もあります。
そこはまぁ配置した山崎プロもわかっていて、
意識してそういうところに置かないようにしているのでしょうが、
今回の結末でそういう問題点があるのがわかってしまいました(汗)。
要改善でしょう。
ただ結末とは別に、バニラさんの指しぶりは、繰り返すように
勝ちに相応しい堂々としたもので好感を覚えました。
続く第2局目は「風林火山将棋」。
矢崎さんが2007年に見事に潰したかに見えた企画ですが、
何とか生き残って大逆転投了図対局で登場です。
「風」「林」「火」「山」のマスに罠があり、
プロがそこに駒を動かすと罠が発動する仕組みは一緒ですが、
罠の内容が以下のように少しリニューアルされています。
風…指した手を取り消す
林…3手の間、駒を動かせない。
火…駒を一つ取れる(手番はプロに回る)
林…玉を好きなところにワープ
対局者は活弁士の山崎バニラvs上田プロ。
局面は互いの玉が薄くて難しい投了図でしたが、
バニラさんの指し手はしっかりしたもの。
初段免状持ちに相応しい指しぶり。
ただ残念ながらアマチュアにありがちな、
一方からの攻めになってしまい、
反対側から逃げ出されて入玉模様に。
こうなってはアウトかと思われましたが…。
ここで事件。
なんとバニラさんが王手を掛けたところ、
上田プロが「風」の枡に玉を移動。
「風」は指し手が無効になるトラップですから、
上田プロは王手放置の形になり、
バニラさんの勝ちということになってしまいました。
この「風」の罠は、元々防御用ということで、
バニラさんの自陣最下段に配置されていたのですが、
入玉模様になったことで結果的にそれが働くことになりました。
よくよく考えてみればこのトラップ。
相手玉のそばに配置して王手すれば、
一瞬で終わってしまう可能性もあります。
そこはまぁ配置した山崎プロもわかっていて、
意識してそういうところに置かないようにしているのでしょうが、
今回の結末でそういう問題点があるのがわかってしまいました(汗)。
要改善でしょう。
ただ結末とは別に、バニラさんの指しぶりは、繰り返すように
勝ちに相応しい堂々としたもので好感を覚えました。