対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

「新春お好み囲碁対局」2011【第2局】

2011-01-12 22:23:16 | 雑談
つづき

1/5に記事にした「新春お好み囲碁対局」第1局
最後に記載した勝敗がになっていたとか。
申し訳ないです。修正しました。
SATOKさん、ありがとう。

申し訳ないついでに、後回しになっていた
第2局以降の感想をば。
千瑛ちゃん、奈穂ちゃん、ごめんよ。

以下、いつものようにネタバレっと。





上記のように第2局は「GO!ランキング」3位万波奈穂プロと
「GO!ランキング」(いい加減にしましょう)5位向井千瑛プロの対局。

奈穂ちゃんのブラック



序盤は競り合いかと思われたが、
何気なく上辺中央、黒△とケイマに構えたところ、
白○と打たれ、応手が見当たらず白にぶち抜かれたのがツラい。
奈穂ちゃんもカワイイ眼をまん丸にして困っていた。

ただ白は厚いだが、地がないので、
奈穂ちゃんは棋風通りに地をキープし、
辛抱しての地合勝負に望みを託す

あまりに序盤で差がついた感じだったので、
由香里先生も「教えてタイム」の出しどころに困っていたが、
上の白△とコスミつけたところで千瑛ちゃんを呼び出し

「この局面では白は右上にある程度の地をつけたので、
 懸案の地合が大分縮まっている」
「よって後は上方厚みを活かして、中央にも地をつけたい」

というのが千瑛ちゃんの基本方針だった。
やはり余裕がありそうだ。



局面がちょっと進んだ上の場面で、今度は奈穂ちゃんが体育館裏に呼び出し

やはり上辺は大失敗だったらしいが、地合は黒がいいので、
右下白にプレッシャーをかけつつ
中央に取り残されている2子とつながり気味に打って、
中央の地を消したいという奈穂ちゃんの言。
ちょっと注文が多いけれど、そうしないと勝負ならないのだから仕方ない。



しかし双方の注文はやはり、千瑛ちゃんの方が現実的だった。
希望通り中央に地がみえてきたところで
「残りの手順はhttp://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/で」コール

結果は白の8目半勝ち

折角、奈穂ちゃんが尺を気にして(?)最後まで打ったのに、
放送しないなんてディレクターいけずぅ

局後の感想戦では上の局面で黒Aと打ったところを黒1とガッチリつぎ、
以下、左上のヨセにまわれば、勝負範囲内だったのではないかという
由香里先生の言だったが、恐らくそれでも白が残していただろう。

ちょっと奈穂ちゃんにしてみては不本意な碁だったかもしれない。
これも10秒碁ならではかな。