家族から
「芥川賞をとった朝吹さんの趣味ってチェス・将棋を観戦することだって」
と聞いて、
「これは記事にせねば」
と思ったら、既に方々で書かれていますな。
オイラのアンテナも大したことねぇ。
元々作家は囲碁将棋が好きな人が多いが、
若い女性でしかも将棋という組み合わせは、珍しいかもしれない。
女性でファン宣言する人は専ら囲碁の方。
「指すより観る方」というのも異色。
尤も最近増えているようで、
IT経営コンサルタントの梅田望夫さんが
「シリコンバレーから将棋観る」という本の中で宣言していた、
「指さない将棋ファン」というものらしい。
私の職場にも似たようなスタンスを「趣味」と表現していた方がいた。
この理由としては最近、リアルタイムかつ解説つきで、
タイトル戦を自由に観戦できるようになったことが大きいと思う。
具体的には7大タイトルそれぞれに以下のように中継サイトが作られている。
「竜王戦」「名人戦」「王将戦」「王位戦」「棋王戦」「棋聖戦」「王座戦」
これらのうち名人戦以外では無料で解説、考慮時間つき棋譜を閲覧することができる。
またこれ以外にも「朝日トーナメント」や女流棋戦の中継があり、
ほぼ1~2週間に1局ぐらいのペースで対局中継がある。
朝吹さんが観るというのもこれらやBSの中継を指すものと思われる。
翻って囲碁はというとタイトル戦でも「幽玄の間」のソフトを入れないといけないし、
無料会員では解説はないし…色々煩雑だ。
加えて解説なしで観ても戦況が全然わからないので、
ちょっと観に来た人が、そのまま見続けるというのは難しい。
これは前から指摘している通り。
なかなかこのままではライト層のファン拡大は難しいのではないか?
確かに将棋は中継のフォーマットが完成されている(柿木将棋)ことと、
解説を文面で表現できる(例:「▲3五歩△同歩▲同銀は以下△3六歩…」など)点で、
囲碁に比べて中継しやすいと思う。
ただ将棋も10年前は通信が重いなど、もっと貧弱だったし、
その頃から格段に環境が整備されているのを観ると、
「囲碁は何をやっているのだろう」
という気分はぬぐえない。
まぁ、日本棋院や関西棋院も自覚して何か方策は練っているとは思うけれど。
「芥川賞をとった朝吹さんの趣味ってチェス・将棋を観戦することだって」
と聞いて、
「これは記事にせねば」
と思ったら、既に方々で書かれていますな。
オイラのアンテナも大したことねぇ。
元々作家は囲碁将棋が好きな人が多いが、
若い女性でしかも将棋という組み合わせは、珍しいかもしれない。
女性でファン宣言する人は専ら囲碁の方。
「指すより観る方」というのも異色。
尤も最近増えているようで、
IT経営コンサルタントの梅田望夫さんが
「シリコンバレーから将棋観る」という本の中で宣言していた、
「指さない将棋ファン」というものらしい。
私の職場にも似たようなスタンスを「趣味」と表現していた方がいた。
この理由としては最近、リアルタイムかつ解説つきで、
タイトル戦を自由に観戦できるようになったことが大きいと思う。
具体的には7大タイトルそれぞれに以下のように中継サイトが作られている。
「竜王戦」「名人戦」「王将戦」「王位戦」「棋王戦」「棋聖戦」「王座戦」
これらのうち名人戦以外では無料で解説、考慮時間つき棋譜を閲覧することができる。
またこれ以外にも「朝日トーナメント」や女流棋戦の中継があり、
ほぼ1~2週間に1局ぐらいのペースで対局中継がある。
朝吹さんが観るというのもこれらやBSの中継を指すものと思われる。
翻って囲碁はというとタイトル戦でも「幽玄の間」のソフトを入れないといけないし、
無料会員では解説はないし…色々煩雑だ。
加えて解説なしで観ても戦況が全然わからないので、
ちょっと観に来た人が、そのまま見続けるというのは難しい。
これは前から指摘している通り。
なかなかこのままではライト層のファン拡大は難しいのではないか?
確かに将棋は中継のフォーマットが完成されている(柿木将棋)ことと、
解説を文面で表現できる(例:「▲3五歩△同歩▲同銀は以下△3六歩…」など)点で、
囲碁に比べて中継しやすいと思う。
ただ将棋も10年前は通信が重いなど、もっと貧弱だったし、
その頃から格段に環境が整備されているのを観ると、
「囲碁は何をやっているのだろう」
という気分はぬぐえない。
まぁ、日本棋院や関西棋院も自覚して何か方策は練っているとは思うけれど。