対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

「新春お好み囲碁対局」2011【第1局】

2011-01-05 23:55:55 | 雑談
「囲碁の日」なので将棋の流れをぶった切って
1/2に放送された「新春お好み囲碁対局」の感想。

今年はNHK囲碁トーナメントに女流棋士が参加して30周年ということで、
対局者に鈴木歩プロ、奥田あやプロ、向井千瑛プロ、万波奈穂プロ。
解説に梅沢由香里プロ、聞き手に中島美絵子プロ、秒読みに下坂美織プロという
まさに「女だらけの囲碁対局」…と書くと何だか…(苦笑)。
対局者は振袖姿で対局。

結論から先に述べるとやはり華やかで、まさに「こいつぁ春から」。
新春の対局はやっぱりこうでないとということで、
来年も似た形式でお願いします(笑)。
持ち時間3分+秒読み10秒という形式も、スピーディで飽きさせない
私ぐらいの棋力には十分鑑賞に値する内容だ。

また身重の由香里先生に配慮して座っての解説。
結果、やや小ぶりの大盤(ややこしい)を使いながら、
カメラを覗き込むような格好になったが、
これも中島美絵子プロも並べやすそうで悪くなかったように思う。
ここまでは良し。

以下、超ネタバレ





ただオープニングの映像でいきなり
決勝進出者がわかってしまったのには愕然
「私の目の錯覚だよね」「何かの間違いだよね」
「敗者復活とか3位決定戦があるよね」と心を奮い立たせ
棋譜をmultigoに打ち込みながら、じっくり観戦したが
ドキドキする場所が違うのは否めなかった。
「ディレクターのバ○ぁー!」「そりゃないだろぉ!

第1局目は「GO!ランキング不動の1位(ハイハィ)の歩様と、
「GO!ランキング」7位ぐらい(をぃ)のあやちゃんの対局。



やや白番のあやちゃんが地を稼ぎながら攻勢にも立って
有利とみていた局面で由香里先生から「教えタイム」のコール。
対局者を解説室に呼び、現局面をどう考えているのか聞いてみるコーナーだ。

意外や歩様はこの局面、白が薄く黒が「攻めている」という認識だった。
よって黒Aの辺りに構えて攻めを続けたい。
右上はBと打つのが普通だが黒Cなどもあると考えているとのこと。

実戦は黒B白Dの後、言葉の通り黒Aと構え、
デギリから中央の三子を切り離して攻勢に立った。
短い時間での冷静な形勢判断力である。



局面進んでここらであやちゃんの「教えタイム」。
やはりあやちゃんもやりそこなったという認識だったが、
とりあえず白Aとツケて、左下の白を安定させ辛抱するという作戦を披露。



しかし右上で物凄いエグりを喰らい、その作戦も風前の灯火
最後の勝負手!ということで白1から白5と打ち、
下辺の大石捕獲に全てを託したが…。

ここで歩様が死活を間違えた!
黒4を打つところでコメカミに指を当て、
首を振って困った様子だったので、まさかとは思ったのだけれど…。



実戦は黒1から打ってみたものの下辺で眼を作れず、
仕方なく黒17で2眼を作って、黒△の大石を見捨てることになってしまった。



局後、由香里先生から参考図黒1と打って、黒7がキキ、
黒11までで1眼作れるのではというお姉さまらしい指摘。
死活の基礎手筋ともいえ、歩様ならまず逃しそうにない手順だが、
これも10秒碁の恐ろしさか…。

実戦の黒△を取られては、由香里先生曰く
「さすがに逆転したのでは」
というところで、何と「残りの手順はhttp://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/で」
というテロップ…って、をーい!

そしてなんと結果は白の半目勝ち
オープニングの悪夢が現実に!

ロベルトぉー!」(大空翼くん風に)

そして再び「ディレクターの○カぁー!」「どんだけー!

勝敗がわかったのを差っぴいても、半目勝負なんてみんな、
残りの手順テレビで見てドキドキしたかったよね
全く構成の拙さにガッカリである。

グリコCMで「将棋を指す松山ケンイチ」

2011-01-05 00:55:55 | 将棋
松山ケンイチプリッツを食べながら将棋連盟支部で将棋を指すというグリコのCMが流れていました。




やっぱりハマっているというのは嘘じゃない感じ。

大逆転将棋」か「新春お好み将棋対局」に呼んだら凄い反響と思うけれど。
来年の放送まで興味が続くか、ギャラが出せるか。
それが問題だ