対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

「大逆転将棋2011」 第1局

2011-01-02 18:50:50 | 将棋
自分の実力に自信のある人は、初心者のことを決して笑わない

3年ぶりに大逆転将棋の感想を書きますが、
上の先崎プロの名言を反芻しないと、
トンでもないことを書いて総スカンをくいそう…。
ま、実力に自信はないけれどね。

さて「原点回帰」をテーマに企画された今回の「大逆転将棋2011」。
今までの有名人vsプロ戦は初期配置から対局開始の企画もありましたが、
今回は全てがプロタイトル戦の投了図からのスタートとなりました。

もちろん投了した側をプロがもつという構図です。

ただ全対局がこのスタンダードな投了図対局というわけではなく、
最後の2局を除いて、ここに更に特別なハンディが加わります。

尚、申し訳ないですが今回の感想は、
番組を録画していないので盤面図はありません

第1局目は「仕分け将棋」。

通常の大逆転投了図対局に加えて
初手からプロが5手指すごとに計3回、プロ側の持ち駒のうち1枚が
駒箱に戻される(使えなくなる)というルールが課せられました。

対局者は歌手の鳥羽一郎vs久保プロ。

初期状態で仕分け人の香田晋が仕分けしたのは「」。
そして5手目には「」、10手目には「歩」が除かれるというハンディ。
これを投了図から行うというのですから、
負けようがないようにも思えましたが…


しかし鳥羽さん…矢崎さん以上の企画殺しでした。

久保プロの丁寧な受けに焦ったか業を煮やしたか、
会場の全員が首を傾げる龍切り
しかし何か考えあっての着手ではなく、
結果、プロの玉に逃げられ入玉模様になって以降はひたすら防戦一方
最後は頭金の状態で詰まされてしまいました。

鳥羽さん、自分の玉がもう動けないことも、
しばらくわからなかったようですから、完全な初級者ですね。
この辺りの棋力の人にどういう企画を振るかは難しそうです。