好天に誘われ、近くの椿園に出掛けた。
お茶室の待合いの近くに、水琴窟がしつらえてある。
つくばいから流れる水滴が、地中に埋め込まれた甕に落ちる。
この水滴音を楽しむ仕掛けが、水琴窟。
最近は、あちこちで見かけるようになった。
竹筒に耳をあてると、何とも言えない癒しの音色が聞こえてくる。
まわりが静かな時は、竹筒から耳を離しても充分音色を楽しめる。
定年後、テニスに料理に旅行・・・と好きな事ばかりしており
既に充分癒されているかも・・・と思いつつ
更に癒されるため、竹筒に耳をあてた。
厳密に言うと、一滴一滴音色が異なるそうであるが、
私にはそこまで聞き分けられなかった。
まだまだ修行が足らないようだ。