10年前、あこがれのウフィツィ美術館を見学した。
外観は平凡な感じの建物。
コジモ一世の指示で、ヴァザーリが設計施工した建物。
もともと行政・司法などを司る役所として使われていたもので、
地味な感じであるのも、うなずける。
しかし、内部に展示してある美術品は超怒級のものばかり。
世界屈指の美術館。
超人気スポットなので、朝8時から行列して入館。
(写真、手前ウフィツィ美術館。奥はヴェッキオ宮殿)
事前に美術書などを読み、それなりに下調べして臨んだつもりだが、
本物を前にすると、ただただ圧倒されたのを思い出す。
ルネッサンス期を中心に、お馴染みの作品が目白押し。
一番感動したのは、ボッティチェリの「ビーナスの誕生」と「春」
図像解釈学のいろんな解釈を思い出した。
ひと通り見た後、あまりの素晴らしさにもう一度スタート地点に戻った。
そしてじっくり2度目の鑑賞を楽しんだ。
(写真は、貝殻で装飾された特別室の天井)
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