萩から津和野までは約55km。1時間ちょっと走って午後3時頃津和野に着きました。
車を旅館に置いて、早速 殿町通りを散策しました。
なまこ塀の続く静かな通りです。
こちらは多胡家老門です。
津和野を治めていた亀井氏を、十一代にわたって補佐してきたのが、家老の多胡氏だったそうです。
しかし、残っているのはこの門と塀だけで、門の向こう側には何もありません。
掘割に泳ぐ鯉の姿は、津和野を代表する景観です。
菖蒲が咲くころに来ればもっと 趣があるかも。
朝の殿町通り。
赤瓦となまこ塀が綺麗でした。
津和野を紹介するパンフレットに、「記憶の中を歩いているような町です」とありました。
津和野は、はじめて訪れた町ですが、なんとなく懐かしさを感じる不思議な町でした。
「京都」で育った人間が「山陰の小京都」にやってきたのだから
そこに懐かしさを感じても、不思議でないのかもわかりませんが・・・
殿町通りに 津和野藩校 養老館跡がありました。
西周、森鴎外も幼少期ここで学んだそうです。
書物庫が残っていました。
養老館跡地から殿町通りを見た図。