自遊日記

定年後の備忘録

信濃路

2009-04-10 17:39:32 | 国内旅行
信州へはマイカーでは何度も訪れていますが、バスツアーを
利用したのは久し振りです。

自分で運転している時には、あまり脇見も出来ないので南アルプス
の様子などを、しげしげと見た事がなかったのですが、今回はバスなので
たっぷり窓外の景色を楽しむ事が出来ました。






味噌蔵に立寄ったり、酒蔵に立寄ったり・・・
ツアーだと立寄り先が多いので、退屈しません。

その分お土産代はかさみますが・・・。







「いちご食べ放題」もツアーの行程に入っていました。完熟いちごは美味でした。

いちごハウスの隣りでは、農産物の販売もしていました。
視力向上に良い、との口上につられて、乾燥ブルーべリーを買いました。
テニスをやる際の、動体視力向上につながれば・・・との思いからですが・・・。

言われた通り毎日10粒食べていますが、今のところ効果がありません。
(効果が無いのか?ウデが悪いのか?)








昼食には、峠の釜めし本舗 おぎのや製の釜飯をいただきました。
宮内庁御用達のお店だそうで、丁寧に味わいました。







            春を待つ信州の風景です。








   
         戸隠連峰の方を眺めた景観です。







   上杉謙信、武田信玄が戦った古戦場川中島の近くに
   写真のような、山本勘助の鎮魂碑が建っていました。

  山本勘助と言えば、武田信玄の軍師で、NHKの大河ドラマ「風林火山」
     の主人公に描かれた人物ですね。


  碑に書いてある、「胴合橋」の意味が解らないので、説明を読むと・・・

   川中島で戦死した山本勘助の首と胴を、家来が取り返してきて、
        この橋で合わせたそうです。








       碑の横に小さな橋がありました。

  上杉軍と武田軍は川中島で何度も戦っていますが、一度だけ勘助が
  作戦ミスを犯しました。

  その結果武田軍は上杉軍から猛攻を浴び、総崩れとなります。
  責任を感じた勘助は、死を覚悟で敵陣に突入、奮戦の後戦死した
  と伝えられています。

  小さな橋ですが、このあたりは凄惨なドラマの舞台だったようです。








  諏訪大社にも立ち寄りました。境内に御神紋「かじの木」がありました。







拝殿の垂れ幕に「かじの木」がデザインされていました。
葉っぱは、お供え物の器に、木部は和紙や布の原料に活用できるそうです。








バスは一路信濃路を南下していきます。
窓外には西日を浴びた、南アルプスがきれいに見えました。
景色を眺めながらの移動は、バスツアーならではのものです。

自由が効くマイカーの旅も楽しいものですが、あなた任せのバスツアーも
楽ちんで良いものですね。
今回は、バスツアーの魅力を再認識した旅になりました。