自遊日記

定年後の備忘録

草津温泉(ホテル一井)

2009-04-06 16:59:03 | 国内旅行

草津では「湯畑」の目の前に建つ、ホテル一井に泊まりました。
創業300余年を誇る、老舗旅館です。

大正11年には若山牧水がこのホテルに泊まり、
「上野(かみつけ)の 草津に来り誰も聞く 湯もみの唄を聞けばかなしも」
という歌を残しています。

一井という名前は、一番井戸 からきているようです。
結構居心地の良いホテルでした。







楽しみの夕食です。お品書きを見ているうちに、いろいろ料理が
運ばれてきて食べるのに忙しくなり、写真撮影は先付、前菜の
あたりしか撮れませんでした。







食事前に、ホテル近くの大露天風呂に入ったため、お腹ペコペコ
料理もお酒も大いにすすみました。

食事後は、ホテルの大浴場と露天風呂に入りました。

大浴場は、湯畑からお湯を引いており、少し濁ってとろりとした泉質です。

露天風呂の方は、万代を源泉としており、透明でさらりとしたお湯です。
露天風呂の湯船の周りには、雪が積もっており、風情のある湯でした。

同じホテルで2つの泉質が楽しめるというのは有り難いですね。








2日目の朝、湯畑の回りを散策しました。  手湯と足湯がありました。
写真左手が、手湯、右手が足湯です。
熱い湯が滔々と流れています。








家内が変なモノを見つけました。
お湯を導いている、木樋の下に、ツララがぶら下がっていました。
熱いお湯でも、したたり落ちる際ツララになるとは、このあたりは
かなり寒い所のようです。

ツララの向こうの柵には、力道山、栃錦、服部良一などの文字が見えます。
草津温泉にゆかりある人の名前が、刻まれているようです。
お相撲さんは温泉を大いに利用されるのでしょうね。








足湯の近くに、湯畑の表示がありました。

標高1156mと書いてあります。
お湯がしたたり落ちて、ツララになるのも、うなずける感じです。