公益財団法人 通信文化協会 北海道地方本部

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札幌中央郵便局で「札幌市電のある風景」写真展

2020年01月14日 17時01分47秒 | その他
札幌中央郵便局で「札幌市電のある風景」写真展
名古屋市の庄司さんが撮影


 丸型ポストを撮り続けている写真家の庄司巧さん=名古屋市在住=が、街中を走る姿に魅せられて撮影した作品を集めた「札幌市電のある風景」写真展を1月14日から札幌中央郵便局(東区北6条東1丁目、庄中敏治局長)の窓口ロビーで行っています。昨年2月から8回来札して撮った四季折々の27点が、来局者の目を楽しませています。24日まで。

 庄司さんは、19年にわたって全国各地にある丸型ポストの写真を撮り続け、地元名古屋や札幌などで延べ140回の作品展を開いています。昨年2月に「さっぽろ雪まつり」を見に訪れた庄司さんは、たまたま市電に乗車して「乗ったとたん昭和49年まで名古屋を走っていた市電の懐かしさを思い出しました。帰って調べたら100年前の札幌市電開業時、名古屋から譲渡された車両を使ったことが判り、一層親しみを感じ今回のテーマを思いついた」と話しています。

 作品は「三吉神社と市電」や「すすきの月夜」、「ササラ電車と山鼻郵便局」、「狸小路と電車」など、街中の風景に溶け込んだ市電の姿をとらえています。今回来てすぐの1月13日に見かけた「雪ミク電車」も激写し、展示しています。このほか札幌南二条郵便局をはじめ札幌大通公園前局、札幌南十条局などで使われている市電をあしらった風景印の写真も添えています。


 
来局者に写真作品を説明する庄司さん

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札幌で通信文化協会北海道地方本部「新春の集い」

2020年01月14日 15時15分43秒 | その他
令和初めての「新春の集い」が1月7日に札幌で開催
斎尾親徳理事長が主催者あいさつで社員にエール


 公益財団法人通信文化協会北海道地方本部(松川俊光本部長)は、1月7日午後6時半からANAクラウンプラザホテル(中央区北3西1丁目)で、年初恒例となっている「新春の集い」を開催しました。郵政グループを取り巻く諸情勢の中で、各社の現職社員が出席できなくなったことからOB会員と法人会員だけの縮小した形の集いとなりました。さらに今年初開催となるはずだった北見をはじめ旭川、函館、釧路、帯広の5会場は、出席者がほぼ現職社員のためやむなく中止としました。札幌会場に駆けつけた通信文化協会の斎尾親徳理事長は、主催者あいさつの中で「今年はお客さまの信頼を回復できるかどうか正念場の1年になると思う。事業の原点、創業の精神に立ち戻って立て直し、お客さまの信頼回復を」と現職社員にエールを贈りました。

 年末ぎりぎりの社員出席の自粛決定だっただけに、ホテル側に要請した変更などが叶わず、これまでは手狭に思えた会場の広さに驚く人も見られました。マスコミ報道などで郵政事業が置かれている厳しい環境を知ってはいる出席者でしたが、その影響を眼前にして改めて事態の深刻さに表情を曇らせる一幕もありました。

 今年初めてこの席に臨んであいさつに立った斎尾理事長は、出席した来賓の秋元克広札幌市長や法人会員、シニア会員に協会への理解と協力に感謝の気持ちを述べるとともに令和元年を「来年創業150周年を迎える郵便事業にとって、先人たちが築いてきたお客様からの信頼を一気に失ってしまう大変厳しい1年でした」と振り返りました。

その上で「今年は信頼回復の正念場となるが、創業者の前島密が語った『世のため人のために仕事をする』という事業の原点に立ち戻ることが大切」と訴えました。加えて明るい話題として東京オリンピックの女子マラソン代表に選ばれた女子陸上部の鈴木亜由子選手について触れ「北海道は練習でよく走っているので頑張る、と言っているので応援を」と呼びかけました。

 最後にかつての札幌郵政局長の例を挙げて「進取の精神で北海道から郵政を立て直し、全国を明るく照らしてほしい」とグループ各社の社員に向けてエールを贈りました。


 来賓を代表して秋元札幌市長は「郵便局・通信文化協会は手紙をはじめとした文字コミュニケーションを次世代につなぐ活動に取り組んでいます。携帯電話やメールなどの影響で手書きの文化が失われつつありますが、手で書くこと、文字を書くことを普段からしていないと漢字が出てきません。メールなどで誤変換が起きても気付かず、役所でも間違えた文書を市民に届けてしまうケースがあります。手と目と同時に脳を使う、刺激をするという本来人間が持っている文化をしっかり伝えなければ様々な支障が出てきます。これからも郵便局・通信文化協会には日常生活でこの活動を大いに広げることを願っています」と、郵便局・通信文化協会の活動を称賛し、激励をいただきました。

さらにオリンピックイヤーの今年について触れ「サッカー1次リーグの10試合に、マラソンと競歩の札幌開催が急遽決まりました。大変ではあるが札幌が全世界に映像を通して流れるビッグチャンスなので皆様と力を1つにして成功させたいと思っています。鈴木選手の応援をはじめ大会ボランティアなどでお力添えをいただき、北海道がワンチームになって成功させることが30年の冬季大会誘致にもつながります」と語りました。

祝宴では、法人会員を代表して北海道新聞社の小林亨取締役が「元旦付けの1面で取り上げた鈴木選手は、2018年の北海道マラソンに優勝しましたが、この大会は弊社が事務局を担当しています。その縁でオリンピックマラソンのお手伝いをすることにもなりました。年末に決まったコースは、創成川通りを3周しますが、走り慣れた鈴木選手にとっては有利かと思います。新年が良い年であるとともにオリンピックでの鈴木選手の活躍を願って」と高らかに乾杯しました。

和やかな歓談が繰り広げられた最後を松川本部長が「来年創業150周年を迎える郵便事業は、地域の有志が土地や建物、資金などを持ち寄って国や地域、住民のためという高い公の意識で郵便局を設け、全国津々浦々に広がったといいます。大変厳しい環境にありますが、この理念に立ち返えれば、また素晴らしい組織に再生できると確信しています。そして来年はまたにぎやかな新春の集いが行われると信じています。通信文化協会は郵政事業と利用者、お集りの企業の皆様との絆(きずな)が強く結ばれるように施策を講じていきたいと考えています」と結びました。



主催者を代表してあいさつをする斎尾理事長

郵便局・通信文化協会を激励していただいた秋元札幌市長

法人会員を代表して祝杯の音頭を取った北海道新聞社の小林取締役

和やかに歓談する出席者たち

中締めのあいさつをする松川本部長

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