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創部3年目の日本郵政グループ女子陸上部に注目集まる

2016年02月24日 12時56分47秒 | お知らせ
 創部3年目の日本郵政グループ女子陸上部に注目集まる
 鈴木、関根両選手にリオ五輪出場の期待



 創部3年目を迎える日本郵政グループ女子陸上部(高橋昌彦監督)が、リオ五輪イヤーに向けた有望選手の出現で注目を集めています。先の都道府県対抗女子駅伝で鈴木亜由子選手、関根花観(はなみ)選手が快走し、日本女子長距離界のホープに躍り出たためで、ゆくゆくは東京五輪のマラソンも狙えるとして大きな期待が寄せられています。

 平成26年4月に産声をあげた同部は、日本郵便6人をはじめゆうちょ銀行3人、かんぽ生命保険1人の選手たちが、昨年3月に完成した小金井寮で寝食をともにしながら切磋琢磨しています。初参戦した昨年の実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝)は3位で突破し、全日本大会(クイーンズ駅伝)では3区や5区、6区で好走し、12位と健闘しました。実業団駅伝初出場ながらも前回大会の3位を12秒上回り、2位だったダイハツチームを抜いての成績で関係者を驚かせました。

 今年1月17日に京都市で行われた全国都道府県対抗女子駅伝では、鈴木選手が愛知チーム、関根選手が東京チームの一員として最終9区(10キロ)に出場しました。トップと1分37秒差の4位でたすきを受けた鈴木選手は、8・3キロ地点で先頭に立ち、31分30秒で走り切り大逆転で愛知に初優勝をもたらせました。関根選手は、先輩の鈴木選手を12秒上回る31分18秒の区間賞で7人抜きの快走を見せ、チームを13位から6位に引き上げました。2人は出場した423選手の中から3人しか選ばれない優秀選手賞に輝き、指導する高橋監督を感激させました。

 この走りで両選手は、オリンピック長距離走の星として注目されるようになり、リオデジャネイロ五輪出場への挑戦が始まっています。鈴木選手は、昨年の世界選手権(北京)の5千メートルで9位の実績から同種目か1万メートル、それとも両種目を狙うのか熟慮しているといいます。関根選手はリオ五輪を1万メートル、来年はハーフマラソンに挑戦し、東京五輪(2020年)にはマラソン出場を期しているそうです。

 2人の活躍はJP女子陸上部を活性化させ、刺激を受けたメンバーの練習にも勢い熱が入っているとか。朝は寮から400メートル離れた小金井郵便局に全員集合して始まり、午前9時半から正午まで各自の勤務先で仕事に従事、午後3時ころから本練習に明け暮れています。


 
    注目を集める日本郵政グループ女子陸上部の面々

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