MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.098 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」 (2010年 138分 シネスコ)

2010-12-18 00:35:30 | 2010年劇場鑑賞
監督 山崎貴
出演 木村拓哉
   黒木メイサ
   柳葉敏郎



この冬最大の話題作と言っていい「SPACE BATTLESHIP ヤマト」・・・実写版「宇宙戦艦ヤマト」がいよいよ公開され、久々に布施ラインシネマへ見に行ってまいりました
昨年はアニメ版が復活し、同時期から早くも実写版のチラシなども登場し、メインキャストも発表されて何かと賛否はあるにせよ、いよいよ実写版の発進です! 

(あらすじ)

2194年、外宇宙に突如として現れた敵・ガミラスが地球への侵攻を開始し、人類の大半が死亡してしまう。
5年後、地球が放射能で汚染される中、かつてエースパイロットとして活躍していた古代進(木村拓哉)は、はるか彼方のイスカンダル星に放射能除去装置がある事実を知り、宇宙戦艦ヤマトで仲間と共にイスカンダル星へ向かう。



「スターウォーズ エピソード3」のオープニングを思わすようなスペースバトルからスタートするこの映画。
最近の邦画の特撮にしてはなかなか良く出来てると思います。
でも何となく軽々しい感じはありますが・・・

この作品は何と言ってもキムタクの古代進役が話題ですが、やはりいつものキムタクでした。
TVドラマで見るあのキムタクで、古代進という名のキムタクがそこに・・・
まぁアニメのイメージを追いかけるとどうしても不自然さがあるのhが仕方がないですね
また森雪役の黒木メイサもアニメとはイメージを一新し、戦闘機のパイロットで勝気な気の強い女性として描かれる。
これもヤマト世代の男子としては誰もが萌えたハズ(?)のあの清楚な森雪のイメージがあるだけに何とも微妙なところ・・・

さらに違うのは佐渡先生が高島礼子演じる女性になってるところ・・・これも女性に変えたんだったらまったく違うキャラにすればいいものの、中途半端にアニメのイメージを残し、常に片手に一升瓶を持ち、猫を抱えてる・・・それでいて酔っぱらってる訳でなく何か意味のないアイテムになってる・・・それなら西田敏行あたりを佐渡先生役にした方がよかったんでは?
また沖田艦長の山崎努もなんかいきなり死にかけてる見たいで元気ないし(笑)
一番イメージあってたのが真田さん演じる柳葉敏郎!
その風貌はまさにアニメのイメージのままで、クライマックスで絶叫した時はとうとう声まで青野武見たいになってたぞ!



ドラマとしてはどうしても壮大なアニメのドラマを知ってるだけに、大幅にはしょってる印象は否めないがこれは時間的に仕方ない。
古代と森雪とのロマンスも駆け足で2人の関係が密接になった感じで感情移入する間も無し
またガミラス星サイドの描写がないのが残念。
よって地球人側からしか描かれてないのでこの作品のオリジナル本来のテーマが伝わらない。
単なる悪役としてしかガミラスが描かれてるし、デスラーやアナスターシャの扱いも不満が残る。

またワープの軽々しさは如何なもんよ?
結構大事のハズなんだがアッサリとワープするし、気の抜けたワープシーンの描写にがっくり!
アニメの映画版1作目と2作目の「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」をミックスさせたストーリーなんだがやや雑なドラマになった感じは否めない・・・流行りの2部構成にしてもう少し丁寧に作った方がよかったんでは?

懐かしい声優さんが参加されてたのはよかった・・・それとアナライザーが思わぬところで登場し男気溢れる活躍するのでお楽しみに・・・



★★★ 2010.12.16(木) 布施ラインシネマ シネマ4 16:35 H-16

新世界がトロンワールドに!?

2010-12-16 00:02:18 | 映画の話題



12月17日公開の「トロン・レガシー3D」とのタイアップで大阪のシンボル通天閣」がトロンカラーのブルーにライトアップされてます。
14日から3日間の限定で行われてるんですが、何でも通天閣が映画に出てくるタワーに見立てて、通天閣下の新世界の商店街もブルーにライトアップされトロンシティを新世界に再現してるらしい・・・

と言う情報で14日の初日に会社帰りに行くとたしかに通天閣はブルーだけど、商店街は何もなっていない・・・たしか50メートルに渡ってライトアップされるはずだけど・・・普通に商店街営業もしてるし、時間早いのかな?
諦めて帰って翌日新聞見ると、なんと商店街もトロンカラーになってる記事出てるやんけ!
私が見た時は商店街にこんな青い光なかったぞ!

で、翌日の夜に今度遅い時間にいったけど、たしかに商店街の店は閉店していて薄暗いけどノーマルな白色の蛍光灯がランランと輝いてるがな・・・一体あの青い照明はいつなら見れるのか・・・?


↑煌々と蛍光灯輝く商店街・・・どうなってんねん!

よほどタイミングが悪いのかな~(まさかどこかにスイッチあって、自分で勝手にスイッチ入れるとか???)

新日本プロレス 「NEW JAPAN ALIVE」 大阪大会 (後編)

2010-12-15 00:02:28 | ライヴ&イベント

タイトルマッチと言うても昔のようにコミッショナーや立会人がタイトルマッチ宣言を読み上げる訳ではありません。
一応チャンピオンベルトの返還がレフェリーに対してあるだけで昔のようなセレモニーは省略されてます
他団体はわからないがこれも時代といいますか、白々しいセレモニーを割愛して興行をスマートにさせてます
昔のプロレスは国歌吹奏まであったけど、重々しさや権威のかけらもない(元々プロレスのタイトルマッチはそうなんだが)

昔はそれでも選手権と言う他の試合とは違うぞと言うゾクゾク感あったけど随分アッサリしたもんだ
そしてこの試合はブルファイターのバーナードがそれまで出てきたレスラーとは一線を画す迫力を見せてくれました
それまで出てきた外人レスラーはみんな揃いも揃って線が細い!
なんか外人レスラーも貧弱になったもんやと思ってたらバーナードはさすがに新日本ではエース外人らしい迫力はあり、やっと外人レスラーらしいの出てきたかって感じです(もちろんハンセンやベイダーとは比べようがないけどね(笑))

永田は知ってますが何と無くエースになりそこねた男ってイメージで棚橋や中邑らに
主役を持ってかれた感じですね
17分の試合時間殆ど四人のレスラーが何らかの形で動き回ってる派手で目まぐるしい展開で、本日のベストマッチかも?(でもこの試合含めここまで5試合全て似たような試合内容やな)
やはり巨漢レスラーが入るとプロレスらしい迫力が出るね

一進一退の攻防の末チャンピオン組が防衛で終了
終わると同時に一気に観客が動き出した。
暫くして15分休憩のアナウンス・・・さすが皆さんよう知ってはるな
休憩中ロビーに行くとシャツを買った人は棚橋選手のサイン会に参加出来るようで行列が出来てます
さすがにイケメンでしかもエースだけあって人気も上々でついでに写メの放列も上々です でも団体のエースが気さくにサイン会出てくるのも時代かな?藤波や長州なんか絶対出て来なかったよ(全日本では馬場さんは毎回してたが)と言うより新日本ではそんなサービス無かった


↑棚橋選手サイン会・・・レスラーって言うより男前のアスリートって感じ

休憩明けはジュニアのタイトルマッチで王者プリンス・デヴィット対デイビー・リチャーズ・・・外人二人とも知りません
またしても線の細い外人同士の戦いで、チャンピオンのプリンスデビットはお馴染みのレスラーらしいけどやはりジュニアとはいえ見た目は強そうでないな~
過去にダイナマイトキッドやデイビーボーイスミスのようなごっついジュニアを見てた者としては些か物足りない

試合はキビキビしたジュニアらしい試合だが相変わらず開始早々から大技の攻防が続きます
空中戦やトリッキーな技の透かしあいなどが続き場内沸かせますが、なんか個人的には物足りないな ~これまたチャンピオンの防衛でした

そして次はタッグマッチで真壁刀義&本間朋晃対飯塚高史&矢野通の試合
この試合ヒールチームの飯塚高史&矢野通が入場花道からでなく、客席から登場!
観客を蹴散らしながら場内一周すると言う昭和プロレスさながのスタイルで登場です
でもあまり危険性は無いのは今の観客はわかってるのかして、あのかつてザ・シークやT・J・シンの入場時のようなあの「目を合わすとこっちに来るぞ~」見たいな緊張感が無いのは・・・致し方ないな

特に飯塚の変わりようにビックリ!
プロレスを最近見てる人には特に普通かも知れないが80年代後半の端正なマスクの正統派レスラーだった彼がスキンヘッドで顎髭を蓄えた悪党面の風貌に「いったいおまえに何があってん!?」と言いたくなったよ(笑)
やたら何かあれば場外に降りて客席の中に入っていくけど、何かする訳でなく中途半端な感じ。
しかもそんな悪党ファイターの得意技がスリーパーホールドって普通やん(笑)
正統派な技を使うとこは飯塚らしい。
真壁刀義は新日本きってのブルファイターで、テーマ曲も懐かしい♪移民の歌にのって入場してくるが飯塚らのラフファイトにややパワーファイトも空回りな凡戦でした

次は注目のライバル対決棚橋弘至対後藤洋央紀の一戦
昔なら武藤対蝶野 藤波対長州てとこなのかな?
さすが現エース棚橋は人気もありスターらしい雰囲気はあります
対する後藤も端正な顔立ちで静かな闘志って感じでなかなかこの2人の対比面白そう
エースで人気者の棚橋と静かでニヒルな後藤・・・良く知らないけどこの日のリングで初めて見た感じではそんな事を感じました


↑ライバル決戦に盛り上がります

序盤静かな立ち上がりだがスグに試合は動き出す。
とにかくやたらと開始早々から大技の応酬がでる一時の女子プロレス見たいな試合が今日は続いてるな ~さすがライバル対決らしい好勝負が展開されてます
後半に行くに連れて攻防が激しくなり両者共にダメージを負っております
最後は棚橋のポスト最上段からフライングボディアタックと間髪入れず再びポスト最上段からダイビングボディプレスでフィニッシュでした

いよいよメインイベントのIWGPヘビー級選手権試合 小島聡対中邑真輔です
2人の対決に至るまでの経緯が大型ビジョンのVTRで紹介され決戦ムードを高めます
そして歴代IWGP王者の顔が次々とビジョンに出た後、現王者小島入場!

始まりは静かな立ち上がりで選手権らしい雰囲気・・・でもやはり5分またずして大技の攻防が始まった。
パワーとテクニックの対決のような試合で、挑戦者の中邑が果敢に攻めるという展開で、後半からエンジンのかかった小島がパワーで反撃。



そして終盤はカウント2.9の連続というスリリングな攻防で場内沸き上がりました。
でも・・・やはり小島のラリアットで試合は19分12秒で決着!
ブーイングの中、勝利者インタビューを受ける小島は「新日本の誰の挑戦でも受ける!」と豪語したものの、てっきり誰か乱入してくると思ったがそう言う事もなく終了!
ビジョンで舞台裏での会見の模様が写しだされたが、なんか一方的に小島がキレて会見をさっさっと切り上げて退散!
訳分からんまま興業がおわりました・・・


↑試合後ベルトを巻いてポーズの小島選手・・・とにかく私の座席がTVカメラの方向だからやたらこっち側でポーズしてくれる

20年振りに見た新日本プロレスはある意味楽しめたし、またその一方昔見たプロレスとのギャップに落胆もありました。
とにかく試合内容がどれも似たような内容で変化に乏しい試合が多かった。
寝技の攻防なんて皆無で、やたら大技の応酬とコーナーに投げての何らかの技を仕掛けるパターンの多い事!あとは殴る蹴るの大味な展開に終始。
でも観客はどの試合も盛り上がって一応は良しというところだがね。

カウント2.9で場内が何度も盛り上がる場面がったが、まだ勝敗にリアルを求めてた我々の時代はカウント3寸前で返したときの反応は「ヤバいこれで負けるか!」と思ったら頑張って跳ね返した時の勝敗に関わる歓声だが、今の見てると同じカウント3寸前でも勝ち負けが決められてる事を知ってる観客にすれば勝ち負けに対する反応よりも「あっこれで試合が終わる!」と思ったらまだ試合が続いた!て言う微妙な感覚の違いがあるように思った(もちろん人に寄ると思いますが)この違いだけでも大きいよね

まぁこう言うアメリカンプロレスのような試合内容になってしまうのは、今のプロレスの置かれてる位置がスポーツ=真剣勝負と言うのでなく、あくまでエンターティメント重視のマイナージャンルになってしまった事もあるかも?
私らが見てたいわゆるプロレス人気全盛期はマイナースポーツからメジャースポーツへの挑戦と言う位置だった。
でも総合格闘技というリアルファイトが脚光を浴び、プロレスでは地味と言われるような技が一撃必殺な破壊力があることが証明され、大味なプロレスの技がいかにも嘘くさいように写り出してから人気が落ちるのは早かったね
またメインイベント級のレスラーたちが総合格闘技に挑戦し、まったく歯が立たなかったのも痛かった!

プロレスこそ最強を信じていたプロレスファンに大きな衝撃だったでしょう・・・そしてトドメはあのミスター高橋の暴露本の登場。
それまでタブーだったプロレスの仕組みや舞台裏が堂々と書かれ、八百長といわれながらも、ショー的ながらもどこか勝敗はリアルだと思っていた(または思いこもうとしてた)プロレスファンにはショックだった・・・

そんな事を受けての現在のプロレスは今更ながら嘘くさい寝技や関節技の攻防で時間を取るよりも最初から観客がヒートアップするような大技主体の試合内容になるのもわかるような気がする。
もはやプロレスリングではなくプロレスなんですね。
この辺のプロレス界の潔さは時間がかかったと思うけど良かったですね
ストロングスタイルを標榜してる新日本プロレスがこうなんですから、他団体見てないけど、きっと同じなんだろうね~

でもやはり若手レスラーの荒削りなテクニックも攻防も良かったし、中堅レスラーらのツボを得た楽しい試合も楽しみだった。
そんな試合に交じり地味な寝技の攻防の試合があり、または3分くらいで試合が終わり、乱闘だけで決着つかないノーコンテストマッチなどもある・・・そしてメインはキッチリ締める人が締める・・・そんなバラエティに富んだ様々なスタイルの試合が見れるのがプロレス生観戦の楽しいものだったハズ・・・今回の同じような試合ばかりの単調な試合の連続はそう言う意味では寂しく思えた。

でも演出面は昔と比べたら大型ビジョンを使い格闘技イベントのような派手なものとなってるし、タイトルマッチでも白々しいセレモニーも割愛され、リングアナウンサーも選手権以外はリングにすら上がらず、選手の入場と同時に選手を紹介している(他団体は知らないが)
実にスマートになったもんです。
でも嘘でもまだ今よりは重々しさがあったタイトルマッチの特別な雰囲気が良かったけどね~

これからのプロレスが昔のように爆発するのか?
それはわからないけど深夜の30分枠でしてる限りはマイナースポーツから脱却出来ないかも?
またスター不在も響いてる・・・新日本だけで限って言えば棚橋弘至が現在のエースだが、スター性のある選手だと思うけど、プロレス界を引っ張りメジャーに引き上げてくれるかというとそこまでのカリスマ性はないと思います。
今回サイン会で目の前で棚橋選手を見たけど、試合前の真壁&本田両選手同様にレスラーとしての迫力がイマイチ感じられない・・・かつて目の前でレスラーを見たときのあの圧力が彼らから感じられなったし、同時に凄みのある選手が皆無だった。
皆スマートでカッコいいんですね~(それはそれでいいんだけど)


↑スター性はある棚橋弘至選手後は何が足らないのかな?みんなやたらこっち向きでポースしてくれる

やはりプロレスというジャンルは単に強いとかカッコいいだけでなく、「やったね!」と思わせる千両役者が不可欠ですね。
かつて馬場や猪木のような・・・でも彼らのトップの時代があまりにも長く、プロレス=馬場、猪木になっていたから、馬場さんが亡くなり、猪木が退いた現在は彼らのような独得のカリスマ性を持つレスラーは2度と現れないと思えば現在のような持ち回りエースのような状態が続くの仕方ないですね。

道山から流れる馬場&猪木のワンマンスター(プロモーターでありスターレスラーでもある)の構図がプロレス界を築き上げて来た事を思えば、彼らの終焉がプロレスの一つの終焉でもあったのかも知れないですね。
馬場や猪木の直系だった藤波や長州、鶴田に天龍らが直系だから故に出来なかったもの・・・今の若いレスラーならまったく新たな物を築きあげてプロレスをもう一度発展させていく事は出来るのではないでしょうか?
でもその道はまだまだ険しいでしょうけどね~あまりにもあの2人の影は大きいから・・・

府立体育会館を後にしてなんば駅方面を歩くとプロレスバーのチラシを貰った・・・最近こんなんあるんやね~どんな人たちが来てるんかな?
若いファンが棚橋や杉浦の話をしてるのか?あるいはオッサンがビール片手にハンセンとブロディ戦ってたらどうなった?って語ってんかな・・・
またグラン浜田還暦記念興業のチラシも配ってた・・・還暦か浜田・・・昭和プロレスがますます遠のいていく・・・そんな難波の夜だった



新日本プロレス 「NEW JAPAN ALIVE」 大阪大会 試合結果


第0試合 15分1本勝負
○キング・ファレ
8分04秒
逆エビ固め
高橋広夢×

第1試合 20分1本勝負
TENZAN come back to Osaka
○天山広吉
8分43秒
アナコンダバイス
外道×

第2試合 20分1本勝負
○中西学
金本浩二
9分25秒
アルゼンチンバックブリーカー
タマ・トンガ×
田口隆祐

第3試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
○石井智宏
8分27秒
ラリアット→片エビ固め
タイガーマスク×

第4試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ
○高橋裕二郎
内藤哲也
12分39秒
東京ピンプス→体固め
アレックス・シェリー×
クリス・セイビン

第5試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合
(第57代王者組) (挑戦者組)
○ジャイアント・バーナード
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
17分23秒
バーナードライバー→片エビ固め
井上亘×
永田裕志

王者組が3度目の防衛に成功

第6試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
(第60代王者) (挑戦者)
○プリンス・デヴィット
13分04
ブラディサンデー→片エビ固め
デイビー・リチャーズ×

王者が3度目の防衛に成功

第7試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ
○矢野通
飯塚高史
10分46秒
鬼殺し→片エビ固め
本間朋晃×
真壁刀義

第8試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
○棚橋弘至
16分55秒
ハイフライフロー→片エビ固め
後藤洋央紀×

第9試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合
(第55代王者) (挑戦者)
○小島聡
19分17秒
ラリアット→片エビ固め
中邑真輔×

※王者が初防衛に成功



★★★ 2010.12.11(土) 大阪府立体育会館 18:00 リングサイド 11列26番(イープラス)



















新日本プロレス 「NEW JAPAN ALIVE」 大阪大会 (前編)

2010-12-13 23:56:46 | ライヴ&イベント

私はプロレスファンでした・・・昔よく大阪府立体育館へ足を運んだもんです
時期的には1980年代から90年代に入るぐらいの10年間はほとんどかかさず見に行き、1眼レフのカメラに望遠レンズを付けて写真もたくさん撮りました。
でもいつしかほとんど見にいかなくなりました・・・理由はただ一つワクワクする面白さがなくなったからです(流行りの大仁田厚のFMWやUWFは時折行ってましたが)

さて久しぶりにメジャー団体である新日本プロレスを何気なく見に行こうと思い立ち今回久しぶりに大阪府立体育会館へ!
新日本プロレスの試合を生観戦するのは1990年5月に同所で行われた北尾VSベイダー戦以来実に20年振りでございます。
本日はビッグマッチって事でIWGP3大タイトルマッチが開催れます
でも最近のプロレスは全然見てませんし、最近のレスラーも知りません・・・エースが棚橋弘至ってことぐらいで、現IWGP王者が小島って事を見に行くと決めてから知りました。
そんな昭和プロレスから時が止まったままのかつてのプロレスファンが見た今の新日本プロレスの風景はどう映るのかな?

地下鉄御堂筋線なんば駅を降りて、外に出て高島屋の横を歩く・・・昔と変わらないプロレス観戦ロード・・・最近は映画を見に行く時TOHOシネマズなんばに向かう道でもあります。
府立体育会館へ近づくに連れ若者たちの姿が目立ってきます
ダフ屋は相変わらずウロウロしています・・・昔はダフ屋の顔を覚えてたもんですが、当然ながら見た事ないオッサンばかりです。
会場内に入るとグッズ売り場に多数の人だかり!
各選手のTシャツにパンフや応援グッズ、IWGPのベルトやタイガーマスクのマスクも売ってる!
私らの時代はグッズと言えばパンフレットとポスターぐらいだったな~(ちなみにパンフはマガジン形式で、なんと対戦カードは表紙の裏に昔ながらのスタンプ!ここだけは今だアナログ感たっぷりで変に感激!)



↑昔より品数豊富なグッズ売り場と真壁&本田選手のサイン会

よく見るとシャツを買った人にレスラーがその場でサインしてくれるようです
真壁刀義と本間朋晃がサインしていました・・・サイン貰わない人たちは携帯カメラで撮影しています。
音楽ライブとかなら係員が規制するとこですが、まったく撮り放題のオープンなとこは昔と変わらないな~

会場に入るとまず驚いたのが1階のアリーナの後方にかなり広いスペースがある事!
昔は2階席の際まで座席があった事を思えばなんか寂しいね。
それだけ客の入りが昔より悪いんやろな~(しかもひな壇も無くなってる)
でも結構客席は埋まってて昔ほどではないけど、一応は満員です


↑あらまぁ~空間のあるアリーナにかつてのプロレス会場の賑わいが感じられず・・・

私はリングサイドの11列目でリングのほぼど真ん中という実に良い席ですが、いざ座席に座ると11列目にしては思ってる以上にリングが遠くに感じました。
昔よく読んでたプロレス誌に「プロレスとは感覚的なものである」と言う文があったが、そう言うならこの距離感は今のプロレスと私との感覚的な距離な」のかも知れない。

大型ビジョンを使った本日の対戦カードが発表されています
どんなビッグマッチでもリングアナが淡々とマイクで放送してただけだったが、さすが最近はK-1のような派手な演出になってますな~
そして始まった第1試合はケガによる長期欠場から復帰した天山広吉と外道とのシングル戦(後で知ったがこの試合の前に第0試合として高橋広夢対キング・ファレのオープニングマッチがあったようです)
しよっぱなからベテラン同士の対決ですが、なんかイマイチつまらないな~

続く試合もタッグマッチだけど中西学&金本浩二対田口隆祐&タマ・トンガの試合もなんか気合い抜けした感じ・・・でも会場の雰囲気は2試合ともまずまずの盛り上がり。
特にレスラーの色んなツッコミを入れるヤジは昔と変わらないものがあります。
面白い声援やヤジにドッと場内が沸きます!
エース候補だった中西学もいつしかこんな試合順で出てるんですね~そのファイトぶり見てても、第2試合って感じの試合ぶりですな・・・
そして第3試合はタイガーマスク!(何代目?)相手が石井智宏(誰?)
この2人は因縁があって石井という選手はやたらマスク剥ぎをする選手らしい・・・昔の初代タイガー対小林邦明戦見たいな図式やね・・・それが第3試合!

若手レスラーはおらんのかい!
昔は前座の2~3試合は若手同士の地味な試合があって、そんな時の館内の雰囲気はまだまだざわついていて、試合を見ずにお喋りする者や、パンフに目を通す人、座席を探す人が多数うろついていた・・・でもそんな時に一つ大技が出ようもんなら皆、一瞬リングに注目してドッと沸いて若手レスラーらに声援が一気に飛んだもんでした。
あの雰囲気がいかにもプロレス生観戦に相応しかったし、好きだったけど今のプロレス・・・少なくとも今日の試合には感じられない。
若手から中堅ベテランと続いて外人レスラーが出てきて段々とメイン級の選手が出てくる・・・それにつれて技も試合も派手になってくる。
そんな流れがいかにも味があって良かったんだがな~

タイガーマスクの試合は因縁の試合らしくラフファイトの応酬で場内を沸かします。
でもタイガーマスクの試合スタイルや技の種類は相変わらず初代タイガーの焼き直しのようなスタイルなんですね。
この試合はいつ21世紀の虎ハンター(勝手に命名)石井がいつタイガーのマスクに手をかけるか?ってとこですが、この辺のパターンは昔と変わらないようで、予想通り覆面剥ぎにかかり一気に試合は動き、あ~多分反則決着かな?と思ったらキッチリとフォールで勝負が付いた!
それもタイガーの負け!
昔ならタイガーの反則勝ちで乱闘になって・・・て言うパターンなんだけど・・・最近はそういう不透明決着はほとんどないんですね~それはイイ事かも?(でもそう言うパターンも今となっては懐かしい)

高橋裕二郎&内藤哲也対アレックス・シェリー&クリス・セイビンのタッグマッチ!
4人とも初めて聞く名前です・・・まったくしりません。
でもこの試合は割と面白く見れました。
それは外人組の息のあったコンビネーションが見た眼にも素晴らしかった。
往年のグレッグ・ガニア&ジム・ブランゼルのハイフライヤーズやロックンロールエクスプレス、ファンタスティックスetcそんなタッグチームを思い出しました(この2人がそんなタッグ専門チームかどうかは知りませんけど)

そしていよいよIWGP3大タイトルマッチの一つIWGPタッグ選手権が行われます。
王者ジャイアント・バーナード&ザ・マシンガン”カール・アンダーソン対挑戦者永田裕志&井上亘の試合です。

長文の為後編に続く





No.097 「ラスト・ソルジャー」(2010年 95分 シネスコ)

2010-12-13 00:34:01 | 2010年劇場鑑賞
監督 ディン・シェン
出演 ジャッキー・チェン
   ワン・リーホン
   ユ・スンジュン
  


久しぶりに今日はジャッキー・チェンの映画を見にTOHOシネマズなんばへ来ました
ここで開催されてる名作上映企画の「午前10時の映画祭」の第二弾が決まったようです
しかも場所拡大して第1弾の再上映が梅田で開催され、しかも梅田は嬉しい事に一日中上映あるらしいです
なかなか朝行けないものに取っては嬉しいです

(あらすじ)

戦国時代の中国、厳しい戦いを生き延びてきた梁の兵士(ジャッキー・チェン)は、敵国・衝の負傷した若き将軍(ワン・リーホン)を捕らえる。
報酬目当てに捕虜として連れ帰り、故郷で平和に暮らそうともくろむ兵士だったが、その道中をさまざまな障害が阻む。
さらに将軍を暗殺しようとする衝の捜索隊まで現れ、兵士は将軍を命懸けで守る羽目に……



だんだんと年齢による衰えを隠せなくなってきたジャッキー・チェンですが、それでも50歳を越えてもあれだけの動きを出来るのはさすがですね
この映画は香港でジャッキー・チェン映画史上最高の興行収益を上げたらしいとの事で期待して見ましたが、昨年の東京を舞台にした作品まではいかなくても、いつものジャッキーアクションを期待するとやや肩透かしな作品です

戦場で生き残ったジャッキーが敵の将軍ワンリーホンを捕まえて連れて帰ると言うオッサンとイケメンの珍道中がストーリーの大半で、そこに将軍を追う追ってや山賊一味らが絡み山中で三つ巴の戦いが始まる・・・でも肝心のジャッキー・チェンはオロオロと逃げ回り、積極的に戦いには参加しない!

たまにコミカルなアクション見せるが相手に攻めると言うよりは攻撃をかわすと言う感じ・・・むしろワンリーホンを引き立てるような役に徹してるような感じで、主演でありながら一歩引いた感じの立ち位置が今後のジャッキー・チェン映画でも増えてくるかもね



二人のロードムービーのような展開の中で敵同士ながらも少しづつ友情が芽生えてくると言うドラマ部分が半分以上・・・でも結構笑わすシーンも多く、強面の敵の側近がジャッキー・チェンの偶然の金的攻撃を受けた時のコミカルな芝居はそれまでのシリアスな悪役ヅラとのギャップが笑いを誘う
また捕われて抵抗すりワンリーホンを抑えるのに傷口に攻撃を仕掛けて黙らす場面(この攻撃は後の場面の布石になる)などジャッキー映画らしいコミカルさは健在です。



★★★ 2010.12.9(木) TOHOシネマズなんば プレミアスクリーン 19:20 C-3

No.096 「GAMER」 (2009年 95分 ビスタ)

2010-12-11 00:47:53 | 2010年劇場鑑賞


監督 ネヴェルダイン
出演 ジェラルド・バトラー
   マイケル・C・ホール
   アンバー・ヴァレッタ



いよいよ年末の足音が聞こえてきそうな今日この頃・・・前日に第1弾の忘年会があり ややお疲れ気味でございます
朝から謎の腰痛に悩まされ足もダルい・・・そんな状態ながら夕方のなんばに姿を現しました
敷島シネポップでかつて天六シネ5ビルで上映してたような企画物が行われてます
ウェズリー・スナイプス スチーブン・セガール そしてジェラルド・バトラー三人のアクション映画連続公開の男祭的な企画(天六シネ5が元気ならきっとユウラク座あたりでしてたね)

(あらすじ)

天才クリエイター、キャッスル(マイケル・C・ホール)が開発したオンライン・ゲーム“スレイヤー”では、生身の人間が遠隔操作され、激しい戦闘を繰り広げていた。
無実の罪で投獄され、スレイヤーの戦士となったケーブル(ジェラルド・バトラー)は、30回勝ち抜けば釈放という条件にあと1回と迫り、世界中の注目を集めていたが……



いかにもB級な感じの作品だが、設定が近未来で実際の人間を他人が自宅で遠隔操作で動かし戦争ゲームをすると言う話
B級アクション映画で時折使われる近未来の殺人ゲームと言う点では「バトルランナー」や「ローラーボール」などがあるが、人間をゲームのキャラとして動かすという設定は実際にこんな事はまかり間違っても起こらないとはいえ、仮想現実のゲームの世界にのめり込みゲーム感覚で人間性が麻痺していきそうな現代人の先行きを比喩的に暗示しているように感じます

そんな戦争ゲームを阻止して人間性を取り戻そうとするグループが出てくるんだが、混乱した世界ではそんな彼らはテロリスト的な扱いとなっている恐ろしい世界なのです
人間が人間を操り死んでしまえばゲームオーバー!実際に人間死ねばリセットで生き返るなんて本気で答える子供が居る現代の事、あながちフィクションとして見てもそう考えると怖いね
そう言う意味ではタイトル通り主役は作品中のゲームキャラのジェラルド・バトラーよりも彼を動かすユーザーである少年が主役かもね?(またゲームに参加してるユーザーたちがいかにもそれっぽいオタク)



劇中のアクションシーンはそれなりに迫力あるし、たまにゲーム画面のようなアングルに切り替わったりして見せてくれます
「300スリーハンドレット」同様に気骨のある男をジェラルドバトラーが演じてますが、ますますアクション俳優らしくなってきましたね

諸先輩方であるウェズリー・スナイプス スチーブン・セガールの作品が後に続くんですが、後の2作品はだいたい映画の内容と質が予測出来るだけに(笑)3作品の中ではこの作品が結局1番面白かった・・・て事になるんでしょうな~ ちなみに入場時に次回作であるスナイプス&セガールの作品に使える500円オフの割引券くれました



★★★ 2010.12.9(木) 敷島シネポップ2 17:20 J-10

故 松田優作さんの凄み!

2010-12-08 00:17:19 | 映画の話題


今は亡き松田優作の「野獣死すべし」をCSで放送してたので鑑賞しました
初めて見たんですが、この映画は角川映画全盛期の頃の作品で、薬師丸ひろ子らのアイドル路線とは別の大藪春彦原作の作品で、角川でも何本か作られたハードボイルド路線の一本です

この作品の内容云々より松田優作と言う俳優としての凄みを改めて思い知らされた次第でございます
とにかく眼の壊れ具合と言うか尋常ではない人間の眼の芝居の迫力は凄まじいものがあります
グワッと大きく見開かれた眼ではあるが、視点は完全にイッちゃってる!
彼にしか出せない迫力です

また普通の時は静かにボソッと喋るギャップがより壊れた時の芝居を凄いものにしています
映画の後半で室田日出夫の刑事にリップヴァンウィンクルの話をする松田優作の怖い事!
戦場の記憶が蘇るクライマックスの芝居のハイテンションは誰にも真似出来ないですね~
主人公の心の中の戦争がまだ続いてるかのようです。
松田優作がこの世に居ないのが映画界の損失てのが改めて思いますね

「宇宙戦争ZERO」

2010-12-07 00:51:55 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)


“未公開映画十番勝負“シーズン6 第7弾



飛び飛びで見てます今回の未公開映画DVD・・・

宇宙人が地球に攻め込んで来る良くあるパターンの映画ですが、少し変わってるのが時代設定が21世紀の現代ではなく19世紀の終わり1890年代てのがミソ
西部劇の時代に巨大宇宙船とエイリアンが現れるんですが、当然ハイテク兵器などない時代なので人間の武器は拳銃とライフルとダイナマイト!
でもそれでも宇宙人と渡り合えるんだから人間も捨てたもんじゃないね

ある村限定の宇宙戦争だが宇宙人が何故ここの村だけに来たか?と言う説明も帳尻合わせ的にある。
西部劇風の序盤から宇宙人の目的の物が結果的に宇宙人の命取りになるクライマックスまで、なかなかそれなりに楽しませてくれたけど、「スターシップトゥルーパーズ」のバグ風のエイリアンが大群居る事になってるんだが画面に出てくるのが一体ずつしか出て来ないのが迫力不足(最後にチラッと大群で出るが)
それと弱点を付けばピストルの銃弾一発で撃沈されるのも弱すぎやな
意外とこの手のビデオムービーまたはTVムービーにしては特撮はまずまず・・・


★★★

No.095 「エクリプス/トワイライト・サーガ」(2010年 125分 シネスコ)

2010-12-05 00:12:46 | 2010年劇場鑑賞
監督 デヴィッド・スレイド
出演 クリステン・スチュワート
   ロバート・パティンソン
   テイラー・ロートナー



新世界からガラリと場所を移し、今度はなんばパークスに現れました
次ぎに見る作品がトワイライトシリーズの第3弾「エクリプス/トワイライト・サーガ」です
場所はなんばパークスシネマ・・・当たり前だけど先ほどの新世界国際とは180度設備も空気もついでに客層も違います。
場内はほとんどが女性です・・・さすがイケメンモンスターと少女の三角関係に関心が高いようです

(あらすじ)

人間のベラ(クリステン・スチュワート)とバンパイアのエドワード(ロバート・パティンソン)は、苦難を乗り越え再び結ばれる。
だが、エドワードに恋人を殺されたバンパイアのヴィクトリアは、執拗(しつよう)にベラの命を狙っていた。
そこでエドワードは恋敵でもあり、宿敵でもあるオオカミ族のジェイコブ(テイラー・ロートナー)と協力することに・・・



秋のこの時期になるとトワイライトの季節のようになってきましたね~
今回は本編上映前に前作までのあらすじと人物関係のおさらいの映像が出てきますが、解り易くて良かったです。
もう前作どうやったか忘れてたもんね~

でも相変わらずヒロインのベラはバンパイアであるエドワードを一途に愛するものの、エドワードと同じようにベラに思いを寄せるオオカミ男のジェイコブにも思わせぶりな態度を見せる・・・この辺は見てるお姉さん方をヤキモキさせる所がこのシリーズの特長かもしれないが、正直たいがいにせなあきまへんで・・・
一応はエドワードを選び、ジェイコブには友達の関係と本人に通告するものの、それまでの優柔不断なベラの態度によりジェイコブ君はその気満々の為諦めるつもりなし!
ますますストーカーの域に近づいております・・・全てベラちゃんの優柔不断なそれまでの態度がややこしい状況を作った原因ではありますが・・・さてベラが選ぶのは草食系バンパイアのエドワードか?肉食系オオカミ少年ジェイコブか?どちらを取るのか・・・次回作はどんな事態になるのでしょう?



今回は復讐にやってくる女バンパイアのヴィクトリアが軍団を率いてエドワードやベラたちを襲いかかってくるんですが、エドワードたちは宿敵であるオオカミ族と共闘してヴィクトリアたちと戦う。
この辺のバトルがクライマックスですが結構迫力のある戦闘シーンとなっております
ダコタ・ファニングが今回もバンパイアの役で出てますが、天才子役もスランプ気味かして、あまり存在感無し・・・



★★★ 2010.12.2(木) なんばパークスシネマ シアター1 20:40 D-3

No.094「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」(2009年100分シネスコ)

2010-12-04 00:48:29 | 2010年劇場鑑賞
監督 トッド・フィリップス
出演 ブラッドリー・クーパー
   エド・ヘルムズ
   ザック・ガリフィナーキス



本日は久しぶりに新世界国際の映画鑑賞!
「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」という公開が終了して随分日にちが経ってる作品です。
見たかったんですが、単館系という事で見逃しておりました。
上映が終わってからもあちらこちらで中々評判が良く、何とか見たいな~と思ってたんですが新世界の3本立ての1本(ちなみに他2本は「ゾンビランド」(未見)「沈黙の鉄拳」)として上映されていたのを発見!
晴れて劇場鑑賞が実現しました!(場内はたばこやその他の匂いで相当空気が悪いと思われるのでマスクを装着しての鑑賞)

(あらすじ)

2日後に挙式を控えたダグ(ジャスティン・バーサ)は、バチェラーパーティーと呼ばれる結婚前夜祭をラスベガスで過ごすことにする。
彼は親友のフィル(ブラッドリー・クーパー)やステュ(エド・ヘルムズ)らと共に一路ラスべガスへ。
だが、翌日ホテルで目を覚ますとひどい二日酔いで、花婿になるはずのダグの姿はどこにもなく……



噂通りに面白かったですね
音楽を小気味よく使いテンポのいい展開で、いい年こいたオッサンたちの珍騒動を見せてくれます
「男ってホントにアホな生き物ですね~」と思う女性の方の声が聞こえてきそうな作品だが、逆に男側からすれば「男だからこそ味わえる楽しさ・・・」なのかもしれません。
でも実際にこんな事が起こると大変ですが・・・

テンポよく結婚前夜祭を楽しみにラスベガスまで行き、屋上で乾杯する所まで見せてくれますが、その後の混沌とした状況は見てる観客も一体どうなったの?と思わせて、ハチャメチャな展開の行く末をどうまとめるのか興味をそそられる。
それだけに興味を持ってラストまでスクリーンから目が離せません。

一夜明ければストリッパーと結婚してたり、クローゼットに赤ん坊や部屋にトラが居たり、肝心の花婿は行方不明・・・そして何故か歯が抜けてたり、パトカーを盗んでたりと、一夜であり得ない状況が次々発覚して笑わせる。
一体一晩で何が起こったのか?と言う部分が解ってくる後半の部分は前半のドタバタと比べるとやや呆気ない感じではあるが、おバカ4人組みの珍道中は結構楽しませて貰いました



ここで余談だが映画の中盤部分で、端の方のエリアの座席に座ってた私の横に突然に謎のオッサン(身なりは普通の60歳くらい)が立ち、ジィ~ッと私の顔を見つめるのです・・・画面の方を見たと思ったらまた私の顔覗き込みそうな感じでジィ~と見る・・・最初は知らん顔してたけど段々と気になりだして私も横目で見ると目をそらす事も無く私の方を見るのであります!
しかもオッサンの片足は私の座席エリアに入ってきとるがな!
ついに意を決して「何か探し物ですか?」と聞くとまったく無反応でよそ見して、また私の方を見やがる・・・もう一度「何か探し物ですか?」と少し声を大きくして言うと、私を見つめながら再度無言!

そしてついに私の一つ隣の座席に座りやがった・・・横の座席に脱いだジャンパーを置いてたので真横に座られる事態は避けれたが不気味この上ない。
しばらくするとどっかに去って行ったが、その間十数分まったく映画に集中出来なかった!
新世界ならではの奇怪な体験でした・・・やはりホモダチと思われてモーションかけられてたのかな?



★★★★ 2010.12.2(木) 新世界国際 16:15