MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

新日本プロレス 「NEW JAPAN ALIVE」 大阪大会 (前編)

2010-12-13 23:56:46 | ライヴ&イベント

私はプロレスファンでした・・・昔よく大阪府立体育館へ足を運んだもんです
時期的には1980年代から90年代に入るぐらいの10年間はほとんどかかさず見に行き、1眼レフのカメラに望遠レンズを付けて写真もたくさん撮りました。
でもいつしかほとんど見にいかなくなりました・・・理由はただ一つワクワクする面白さがなくなったからです(流行りの大仁田厚のFMWやUWFは時折行ってましたが)

さて久しぶりにメジャー団体である新日本プロレスを何気なく見に行こうと思い立ち今回久しぶりに大阪府立体育会館へ!
新日本プロレスの試合を生観戦するのは1990年5月に同所で行われた北尾VSベイダー戦以来実に20年振りでございます。
本日はビッグマッチって事でIWGP3大タイトルマッチが開催れます
でも最近のプロレスは全然見てませんし、最近のレスラーも知りません・・・エースが棚橋弘至ってことぐらいで、現IWGP王者が小島って事を見に行くと決めてから知りました。
そんな昭和プロレスから時が止まったままのかつてのプロレスファンが見た今の新日本プロレスの風景はどう映るのかな?

地下鉄御堂筋線なんば駅を降りて、外に出て高島屋の横を歩く・・・昔と変わらないプロレス観戦ロード・・・最近は映画を見に行く時TOHOシネマズなんばに向かう道でもあります。
府立体育会館へ近づくに連れ若者たちの姿が目立ってきます
ダフ屋は相変わらずウロウロしています・・・昔はダフ屋の顔を覚えてたもんですが、当然ながら見た事ないオッサンばかりです。
会場内に入るとグッズ売り場に多数の人だかり!
各選手のTシャツにパンフや応援グッズ、IWGPのベルトやタイガーマスクのマスクも売ってる!
私らの時代はグッズと言えばパンフレットとポスターぐらいだったな~(ちなみにパンフはマガジン形式で、なんと対戦カードは表紙の裏に昔ながらのスタンプ!ここだけは今だアナログ感たっぷりで変に感激!)



↑昔より品数豊富なグッズ売り場と真壁&本田選手のサイン会

よく見るとシャツを買った人にレスラーがその場でサインしてくれるようです
真壁刀義と本間朋晃がサインしていました・・・サイン貰わない人たちは携帯カメラで撮影しています。
音楽ライブとかなら係員が規制するとこですが、まったく撮り放題のオープンなとこは昔と変わらないな~

会場に入るとまず驚いたのが1階のアリーナの後方にかなり広いスペースがある事!
昔は2階席の際まで座席があった事を思えばなんか寂しいね。
それだけ客の入りが昔より悪いんやろな~(しかもひな壇も無くなってる)
でも結構客席は埋まってて昔ほどではないけど、一応は満員です


↑あらまぁ~空間のあるアリーナにかつてのプロレス会場の賑わいが感じられず・・・

私はリングサイドの11列目でリングのほぼど真ん中という実に良い席ですが、いざ座席に座ると11列目にしては思ってる以上にリングが遠くに感じました。
昔よく読んでたプロレス誌に「プロレスとは感覚的なものである」と言う文があったが、そう言うならこの距離感は今のプロレスと私との感覚的な距離な」のかも知れない。

大型ビジョンを使った本日の対戦カードが発表されています
どんなビッグマッチでもリングアナが淡々とマイクで放送してただけだったが、さすが最近はK-1のような派手な演出になってますな~
そして始まった第1試合はケガによる長期欠場から復帰した天山広吉と外道とのシングル戦(後で知ったがこの試合の前に第0試合として高橋広夢対キング・ファレのオープニングマッチがあったようです)
しよっぱなからベテラン同士の対決ですが、なんかイマイチつまらないな~

続く試合もタッグマッチだけど中西学&金本浩二対田口隆祐&タマ・トンガの試合もなんか気合い抜けした感じ・・・でも会場の雰囲気は2試合ともまずまずの盛り上がり。
特にレスラーの色んなツッコミを入れるヤジは昔と変わらないものがあります。
面白い声援やヤジにドッと場内が沸きます!
エース候補だった中西学もいつしかこんな試合順で出てるんですね~そのファイトぶり見てても、第2試合って感じの試合ぶりですな・・・
そして第3試合はタイガーマスク!(何代目?)相手が石井智宏(誰?)
この2人は因縁があって石井という選手はやたらマスク剥ぎをする選手らしい・・・昔の初代タイガー対小林邦明戦見たいな図式やね・・・それが第3試合!

若手レスラーはおらんのかい!
昔は前座の2~3試合は若手同士の地味な試合があって、そんな時の館内の雰囲気はまだまだざわついていて、試合を見ずにお喋りする者や、パンフに目を通す人、座席を探す人が多数うろついていた・・・でもそんな時に一つ大技が出ようもんなら皆、一瞬リングに注目してドッと沸いて若手レスラーらに声援が一気に飛んだもんでした。
あの雰囲気がいかにもプロレス生観戦に相応しかったし、好きだったけど今のプロレス・・・少なくとも今日の試合には感じられない。
若手から中堅ベテランと続いて外人レスラーが出てきて段々とメイン級の選手が出てくる・・・それにつれて技も試合も派手になってくる。
そんな流れがいかにも味があって良かったんだがな~

タイガーマスクの試合は因縁の試合らしくラフファイトの応酬で場内を沸かします。
でもタイガーマスクの試合スタイルや技の種類は相変わらず初代タイガーの焼き直しのようなスタイルなんですね。
この試合はいつ21世紀の虎ハンター(勝手に命名)石井がいつタイガーのマスクに手をかけるか?ってとこですが、この辺のパターンは昔と変わらないようで、予想通り覆面剥ぎにかかり一気に試合は動き、あ~多分反則決着かな?と思ったらキッチリとフォールで勝負が付いた!
それもタイガーの負け!
昔ならタイガーの反則勝ちで乱闘になって・・・て言うパターンなんだけど・・・最近はそういう不透明決着はほとんどないんですね~それはイイ事かも?(でもそう言うパターンも今となっては懐かしい)

高橋裕二郎&内藤哲也対アレックス・シェリー&クリス・セイビンのタッグマッチ!
4人とも初めて聞く名前です・・・まったくしりません。
でもこの試合は割と面白く見れました。
それは外人組の息のあったコンビネーションが見た眼にも素晴らしかった。
往年のグレッグ・ガニア&ジム・ブランゼルのハイフライヤーズやロックンロールエクスプレス、ファンタスティックスetcそんなタッグチームを思い出しました(この2人がそんなタッグ専門チームかどうかは知りませんけど)

そしていよいよIWGP3大タイトルマッチの一つIWGPタッグ選手権が行われます。
王者ジャイアント・バーナード&ザ・マシンガン”カール・アンダーソン対挑戦者永田裕志&井上亘の試合です。

長文の為後編に続く





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