MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.022 「あしたのジョー」 (2010年 131分 シネスコ)

2011-03-27 01:24:28 | 2011年劇場鑑賞
監督 曽利文彦
出演 山下智久
   伊勢谷友介
   香里奈



この日2本目の作品は同じTOHOシネマズなんばでの鑑賞
今更ながら?の「あしたのジョー」です
もう終わりかけのシネコンもあるぐらい上映始まってだいぶん日にがたってます
アニメの実写化ですが、最初にこの企画知った時は何となく実写ではアニメ版の味わいが無くなるやろうな~と思いましたがね~

(あらすじ)

東京の下町で捨て鉢な生活を送る矢吹丈(山下智久)は、元ボクサーの丹下段平(香川照之)にボクサーとしてのセンスを見いだされるも、問題を起こして少年院へ入ることに。
丈はそこでプロボクサーの力石(伊勢谷友介)と運命の出会いを果たし、やがて少年院を出た彼らは良きライバルとしてボクサーとしての実力を磨いていく・・・



冒頭にあの魂揺さぶられるアニメ版のテーマ曲のイントロが流れた時は「おっ!」と思ったが尾藤イサオの歌声は流れず、音楽だけだったのにやや拍子抜け。
開始早々山ピーの矢吹丈に何となく違和感覚えつつ、また香川照之演じる丹下段平のかくし芸大会のコント見たいな特殊メイクに笑いこらえながら見てたけど、気が付いたらストーリーに知らず知らず入って行ってた・・・
オリジナルのストーリーに沿って展開して行くから解りやすいけど、あの実写リメイクの「ヤマト」よりはこちらの方がはるかに面白いように思った。

特に伊勢谷友介が登場してから、この映画はがぜん面白くなってくる
矢吹丈と力石のライバル関係が全面に押し出される中盤はまさにボクシング映画の定番的な展開だけど肉体改造してまでこの映画に取り組んだ2人の本気度が画面から伝わってきて迫力あるドラマとなってました
特にストーブの部屋から出てきた伊勢谷友介の人相の変わりようは凄まじいし、絞りに絞ったボディは現役チャンピオンも太鼓判を押すぐらいの完成度。
役に成り切るというよりボクサーになりきった2人の姿勢が、一歩間違えば底抜け実写映画になるのを救ってます
香川照之演じる丹下段平も段々と見慣れてきたしね(笑)



しかしボクシングファンで有名な香川照之は楽しかったやろうね~この仕事・・・
その芝居ぶりからも楽しそうなのが何となく伝わってくるようで何か微笑ましかった
でも苦言言えばエンディングテーマは宇多田ひかるよりも、男の世界が伝たわるような渋い主題歌にしてほしかった・・・やはり尾藤イサオ聞きたかったな~



★★★★ 2011.3.24(木) TOHOシネマズなんば スクリーン3 21:10 C-3



最新の画像もっと見る

コメントを投稿