MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」

2011-03-31 01:28:17 | ライヴ&イベント



東日本大震災からまもなく三週間になりますが、復興まではまたまだ先は長いですね
そんな復興支援のチャリティに動いたのがサッカー界ことサッカーファミリー
そのチャリティマッチが長居陸上競技場で開催されたので行って来ました

行って来ましたと一口に言うのは簡単なんですが、このチケットがあっという間に完売したプラチナチケット!
しかし発売日の午前10時に携帯から何と1分足らずでゲットに成功!今夜の観戦となりました
当日チャリティグッズが12時より販売と言う事で地元の利を生かしチャリンコで行くと早くから長居公園はサッカー一色!
まだ10時半なのに各カテゴリー入場口には徹夜組とおぼしき面々がシートを引いて座り込んでいます
グッズコーナーも日本代表&チャリティシャツとJリーグ選抜のシャツとタオルの販売を別々で売ってまして、それぞれに長い列が出来てます
しかし1番数が多いと思ってたチャリティシャツが限定300枚て事で呆気なく売りきれてしまったのは残念でしたね




↑朝から大盛り上がり

グッズを買って一旦家に帰り、夕方再び長居公園へ行くとさすがに、ますます賑わっております
競技場前に大きなフラッグか置かれていて、そこへサポーターの皆さんが色々メッセージを書き込んでいたり、Jリーグの選手が募金活動していたりとある種独得のムードがあります
グッズもタオルは完売したようで、あとは日本代表のレプリカと黄色いJリーグ選抜のシャツのみのようです
グッズの列はたいした事ないんですが、凄まじいのが競技場に入る行列!
今回は全て自由席とあってどのカテゴリーも果てしなき行列が出来ておりまして、私はメインスタンド側のカテゴリー1なんですが、歩けどもあるけども最後尾が見つからない!
やっと最後尾のプラカードを見つけたのは列の初めから十数分過ぎた頃でした・・・
ここにくるまで汗をかきましたよ~はぁはぁ言ってる人までいます

↑思い思いのメッセージを被災地へ

↑日本テレビのラルフ鈴木アナウンサーもレポート中

↑果てしなき行列

しかし開場し列が動き出すと案外早く入場口まできました
ゲート前のグッズ売り場では岡田武史氏、セルジオ越後氏、小倉隆史氏がブルーのシャツを着て、なんと販売のお手伝いをしておるではないか。
岡ちゃんもニコニコしていて気さくにサインなどしております
スタンドに入るともう結構埋まってきています
私は北側よりの比較的に空いてる上段に席を後から来る友人の分と確保し、中をウロウロ・・・
そしたらある一角に多数の人だかりが!
よって見ると元日本代表の井原氏と秋田氏が募金箱の横で募金の呼びかけをしております
そしてその募金をするのにまた行列が出来ております(とにかく今日は行列の嵐!)


↑井原、秋田氏も募金の呼びかけ

せっかくだから私も列に加わると、しばらくして私の横を井原と秋田が歩いていくでないか・・・どうやら彼らの出番が終わったようです
「え~!」と行列から一斉に落胆のため息がもれます。
でも募金は続いております・・・ただ2人がその場を離れただけです。
それでも募金の列から離れる人はあまりいません・・・一応は募金はしていきましたよ
変わりにJリーグのユースの選手が立ってるんですが、正直ユースの選手なんて誰ひとり知らない私にしたらバイトの兄ちゃんと変わりません
募金をすると先方から「ありがとうございます!」と握手してきたが、「あんた誰やねん!」てのが正直な感想です



さぁいよいよ試合のムードが高まってきました!
日本代表チームのバスがスタジアムに到着してリアルタイムの映像が大型ビジョンに写し出されるとギャ~と大歓声!
陽が落ちてムードも最高潮で両軍のメンバーが紹介されるたびに割れんばかりの歓声です。
でもこの中かで一番歓声が大きかったのは三浦和良選手だった。
さすが人気はまだまだ絶大ですね~ちなみに2番目に大きかったのは中村俊輔選手

さてSAMURAI BLUE(日本代表) vs. Jリーグ TEAM AS ONEの一戦がいよいよ始まります
お馴染の♪FIFA Anthemで両チームが入場です
そのままピッチに両軍が並びチャリティマッチの横断幕の前で両軍のキャプテンの長谷部と中沢がメッセージを伝えています
そのまま国歌斉唱歌手に決定した倉木麻衣ちゃん登場。
大型ビジョンの倉木麻衣はやや緊張気味に見えるが、厳粛なムードの中堂々と君が代を歌いました
先発メンバーがピッチの中央に集まり円形で並んでおります
主審の笛の合図で東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方への黙とうが行われました





さぁいよいよ試合のホイッスルがなりました!
SAMURAI BLUEはさすがにアジアチャンピオンらしい積極に攻めたてます。
対してTEAM AS ONEはどうしても豪華メンバーとはいえ急造チームって事で思うように攻めれないって言う風に見えました
主導権は終始SAMURAI BLUEが握ってる感じですが、上から見てると誰が誰やらよくわからん!
本田と中沢は分かり易いかしてよく分かるんだが・・・
でも本田選手がボールを持った時の素早いプレー、その横を回り込んでくる内田選手のスピードの速いこと・・・さすが日本代表は違うな~と感心。
そんな中遠藤選手のフリーキックでSAMURAI BLUEが先制!
場内が凄い歓声で揺れてます。
そしてSAMURAI BLUEの圧倒的なペースのまま岡崎選手のゴールで早くも2点目!
チームとしての完成度の違いを見せつけます
途中キーパーが川島選手から西川選手に変わったが前半は選手の交代はほとんどなく終了。

そして迎えた後半はSAMURAI BLUEは選手総替えで何かまったくの別チーム見たいになってしまった
ここでJリーグ TEAM AS ONEが攻め込むシーンも増えてきます
でも前半のスピーディな展開から見るとややこれと言った見せ場も無く時間が過ぎてる感じ・・・選手交代も頻繁になってきた。
中村俊輔選手の加入で大きく沸くけど、やや試合が膠着してきたそこに投入されたカズこと三浦知良選手の登場で雰囲気が変わってきました
ピッチに居るだけで雰囲気を変えてしまう圧倒的存在感はどの代表選手にも無いものですね
カズがボールに触ると盛り上がる、そんな雰囲気の中このチャリティマッチ最大のハイライトが訪れます。
田中 マルクス闘莉王のヘッドからのボールが前線に居たカズの所にドンピシャのアシスト!
キーパーと1対1になった瞬間のスタジアムの大きな期待のどよめきは凄かったですね~
そしてシュート決まったときの物凄い大歓声!今夜一番も盛り上がりです
ゴール裏で解禁宣言していたカズダンスを舞うカズの姿はまさにスーパースターの輝き!

出来すぎと言えばそれまでだけど、こういう特別の意味合いのもった試合でもっとも決めるべき男が決めた
まさに全ての人々に勇気を与えるような一撃は、今の日本代表の選手では出せないその神がかり的なまでのカリスマ性と相まって被災地だけでなく全ての人の心に響くゴールではないでしょうか?
負けてるチームが1点返しただけのゴールなんだが、その一撃が遠藤の岡崎のゴールをすっ飛ばしてしまうインパクトは並みの選手では真似のできないものがあります
実力のあるものが勝つ世界ではあるんだが、ことプロスポーツとなればやはり千両役者と言うのは必要不可欠・・・そんな事を感じさせてくれるゴールだった
誰が決めるゴールよりも今夜はカズが決めるべきゴールだったのでしょう。
復興に向けて国民一丸でがんばろうと言う中、カズの元にボールが来てそして見事決めた・・・出来過ぎなくらいの展開はまさにきっと日本は復興出来る・・・そんな思いを馳せる奇跡の一撃だった。




試合は2-1でSAMURAI BLUEの勝利でしたが、試合後両チームが長いフラッグを持って場内一周する姿は感動的すらあります
東関東だけでなく日本一丸で頑張って行こう・・・そんな思いを感じさせる素晴らしいイベントでした
開催の賛否はあったでしょうが、開催してよかったと思いますね





2011.3.29(火) 大阪長居スタジアム 19:20 カテゴリー1 メインスタンド A-41-98

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