MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.011 「レジェンド・オブ・ゾロ」 (2005年 米 126分 シネスコ)

2006-02-02 16:50:05 | 2006年劇場鑑賞
監督 マーティン・キャンベル
出演 アントニオ・バンデラス
    キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
    ルーファス・シーウェル



古くからヒーローとして親しまれている「ゾロ」だが、私としてはアラン・ドロンが演じたゾロが一番浮かびます。
たしかアラン・ドロン主演50本記念作品として東宝東和が宣伝打ってたような記憶がありますが、TV放映時の野沢那智氏の吹き替えがキザなヒーローぶり感が出ていて印象的でしたよ。

時は流れて「マスク・オブ・ゾロ」として公開された前作はアンソニー・ホプキンスが演じるゾロが年老いて後継者を育てる物語となり、その後継者がアントニオ・バンデラス扮する新ゾロで今回はその続編てことで、もはや世間にはヒーローとして認知されていて、ゾロを呼ぶ時は鐘を鳴らすということになっています。
オープニングから予想通り挨拶代わりの大活躍を見せてくれ、悪党たち見事なアクロバティックな身のこなしでやっつけて胸のすく活躍を見せてくれます

この場面でゾロの覆面(?)が取れてしまうというオープニングから意外な事態になり、これが物語の一つの流れになるキッカケになります。
すでに家庭を持ち、子供も大きくなった事もあり嫁さんからそろそろヒーローを辞めて家の事も考えてほしいと懇願(というより怒られた!)され悩む姿が良いですね。
彼は人造人間でもなければ宇宙人でもなく生身の人間・・・または妻子を養うお父ちゃんなのです。
そんな人間的な一面をこの映画は描いてるとこはややコメディタッチに描かれていいと思いましたね。
単にお座なりなヒーロー物なら目新しさもなく単調で無難なアクション映画で終わっていたでしょう。

とうとう三下り半をくだされたゾロは焼け酒の日々・・・
そしてとある伯爵のといい仲になった嫁の姿に嫉妬してしまうゾロ!
こんな人間味溢れる描写とその裏で進行する悪事を交互に見せ描いていくところな結構テンポも良く小気味いいアクションを散りばめながらうまく描いてますね

キャサリン・ゼータ・ジョーンズのアクションもキッチリ見せる場面も用意されてるし、ゾロの子供がまた親父顔負けの立ち回りを見せゾロと合わせて家族それぞれ見せ場があります。

ゾロの家庭問題に関する部分はコミカルに、また本筋である州合併問題でそれを阻止しようとする悪巧みに関する場面はシリアスに・・・この編のメリハリがこの作品を面白くしていますね



★★★ 2006.2.1(水) アポロシネマ8 スクリーン8 21:00 I-4



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2 コメント

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こんにちは。 (kobitopenguin)
2006-02-03 10:09:21
今作は結構面白かったですよね(^^)

冒頭のギターの音色から物語に引き込まれていました。

ゾロ一家のみんなそれぞれが良い演技をしていたように思えました。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんも前作よりアクションシーンが増えて、カッコ良さも倍増!でしたよね。

単純に楽しめる娯楽作でした☆
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こんばんわ (キング)
2006-02-04 01:02:30
正直あまり期待してなかったんですが、結構良かったですね。

ゾロの家庭問題が面白かったです
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