M・ナイト・シャマラン監督作はほとんど見ています
ほとんど…と言うのも前作を見逃してましてシャラマン皆勤賞は惜しくも崩れた訳ですが、ハッタリの効いた脚本や演出は良くに付け悪きに付けサプライズの効いたラストを見せてくるのを毎回期待してしまう訳です
今回は女子高生3人が謎の男に拉致監禁されるが、この男が23人の人格を持つ多重人格者!
あらゆる人格を持つ男と女子高生3人は対峙する事になるがさて脱出なるか?
とわかりやすい設定でサイコサスペンスな展開になります
鑑賞しながらの私の予想は、やはりミソはこの多重人格の男と過去に何かしらのトラウマを持つ変わり者の女子高生との絡みが何かまたまたシャラマンマジックを見せてくれてドッヒャーなオチを見せてくれるのかな?と思ったが…ここのオチに関わる部分は果たしてどうなったかは伏せて起きます
しかし女子高生たちと多重人格男との攻防は結構面白くて楽しかったですよ
多重人格を逆手に取り、まんまとハメようとす女子高生たちのしたたかな攻撃もいいとこまで行きながら爪の甘さを露呈してしまい次々不発に終わったり、また多重人格のある人格を仲間にひき入れようとしたりと色々やってくれる
でもこう言う映画は「そうだったのか!」見たいな伏線が最後に活かされる所がよく、いわゆるヤラレタ感と言う爽快感が楽しいんです
そう言う意味で行くと…あまり書けないけど私は不完全燃焼…もっと言えば期待ハズレ(笑)
しかしエンドロール後に感じたのはこの作品はもしかしたら次回作を撮りたい為に作った映画なのか?と思ったりしました
それがある意味サプライズ?
だとしたらまさにドッヒャー!そんなんいらんわ(笑)
て事でエンドロール後まで見て下さい
本編の最後のワンカットに???にならない為に初期のシャラマン映画の予習をオススメします
★★★★ 2017.5.12(金) なんばパークスシネマ シアター8 E-2