MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.047 「バーン・アフター・リーディング」 (2008年 93分 ビスタ)

2009-05-02 00:30:27 | 2009年劇場鑑賞
監督 イーサン・コーエン
出演 ブラッド・ピット
   ジョージ・クルーニー
   ジョン・マルコヴィッチ



今年はいつになく快調なペースで映画を見てます。
早くも47本目となります今日の最初の映画は「バーン・アフター・リーディング」長い題名の映画で、タイトルだけではどんな映画が想像付きません・・・何度となく目にした予告編を見てた感じでは面白そうだが・・・

(あらすじ)

CIAの機密情報が書き込まれた1枚のCD-ROMを、勤務先のフィットネスセンターで拾ったチャド(ブラッド・ピット)とリンダ(フランシス・マクドーマンド)。
そのころ、元CIA諜報員のオズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)は、機密情報の紛失にうろたえていた。
一方、オズボーンの妻ケイティ(ティルダ・スウィントン)は、財務省連邦保安官ハリー(ジョージ・クルーニー)と不倫中で…



ブラピのバカぶりが話題の作品ですが、監督がコーエン兄弟・・・って事で単なるクライムサスペンスコメディーに収まる訳はなく一癖も二癖もあるシナリオで好みが別れそうですね。
期待通りと思う人も多いでしょうがまた逆に「えっ!こんな映画なの?」と思う人もいると思います。
私も「う~んケッタイな映画やな?」と言う印象で、例によって宣伝コピーに衝撃の結末とうたってる以上あまり突っ込んで書けませんが、正直な作品の感想は思ってた程ではなかったという印象です。

ただ主要人物たちが微妙に絡んで行くのはよく出来てるし、勘違いから生じるくだらない恐喝が段々と大きくなり殺人事件へと発展していく過程など面白いけど、イマイチやられた!とまでは思わなかった。
期待の大き過ぎもあるんでしょうけどね~ (ま、途中アラッ!と思ったことはあったが・・・それだけでしたな)
とにかく出てくる人物はロクでもない連中ばかりで、さすがのCIAも少々混乱!?
一番まともそうになのはフランシス・マクドーマンドに秘かな想いを抱くリチャード・ジェンキンスぐらいか・・・



それに話しが途中から強引な感じになってきたね。
特に終盤はやや力技で決着をつけたようでなんかね~
普段は二枚目または渋い役柄のブラッド・ビットやジョージ・クルーニーが三枚目的な役柄でそれぞれ脳天気なバカとエロい親父を好演しています。
彼らの芸の幅の広さを改めて思いしらされましたね。



★★★ 2009.4.30(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ5 20:15 J-1