MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.114 「沈黙の報復」 (2007年 米 92分 ビスタ)

2007-11-28 01:27:51 | 2007年劇場鑑賞
監督 ドン・E・ファンルロイ
出演 スティーヴン・セガール
    エディ・グリフィン
    カーク・B・R・ウォーラー


好評(?)スティーヴン・セガールの「オヤジの映画祭」の最後を飾るのがこの作品。
すでに前2作で“ズッコケ映画祭”と化してしまったこの企画だけど最後はビシッと締めて頂きたいもんです。

(あらすじ)

サイモン(スティーヴン・セガール)の1人息子で、潜入捜査官をしているマックス(コリー・ハート)が、何者かの凶弾に倒れてしまう。
怒りに燃えるサイモンは、息子を殺害した犯人を探し出すことを決意。
復しゅう心だけが原動力となっているサイモンは、単身でギャングが集まる危険なエリアに踏み込むが……。

冒頭から男が撃ち殺される場面から始まり、セガールアクションから始まった前2作とは違いますね。
いつオヤジ出てきよるんやろ?と思ってたら葬儀の場面でデカイ顔が大写しでセガール登場・・・それにしても顔デカイぞ~

殺されたのがセガールの息子ということがこのシーンで分かり、まさにオヤジの報復が始まります。
前の2作品で不発だったセガール拳が早々と炸裂して街中のゴロツキを昇天させる!
殴って蹴るだけのアクションの割りには妙にカット割が多いなぁ~粗を隠してるんかね?
間延びしたダラダラした展開のドラマはもう驚きはしないけど、やけにアクションシーンになったら途端にカット割が激しくなりやがんの!

それでもセガール拳復活を期待したゴロツキ相手の“ファーストコンタクト”でしたが、これ以降序々にアクションもトーンダウン・・・やはり今回もダメか~

また画面が暗いせいもあって、更に深夜になってきたことも手伝って眠気に襲われる始末(前の2作同様やな・・・観客が沈黙シリーズになってもたがな!)
もう中盤からは苦痛になってきたな~ 3人組で見に行ったけど3人とも体を入れ替えたりしながら眠気と戦うサバイバルな映画鑑賞になってしまった。
まさに映画祭最後に飾るに相応しい事態になりました。
監督も変わり脚本にセガールも参加してないので、少し変化を期待したけどアカンな。

比較的全盛期のテイストの作品だけど、さすがビデオムービーなりの映画でしたね。
それにしても三本とも撃沈とはスティーヴン・セガールもいよいよヤバイな~
まぁ来年もこの沈黙シリーズは製作されていくんでしょうけど、観客の沈黙度もますますパワーアップすることでしょう・・・



2007.11.24(土) 天六ユウラク座 22:30 中央通路前