下御茶屋からのつづき・・・
下御茶屋裏門の「下御茶屋東門」
下御茶屋東門を出ると視界が急に開けます。
比叡山を中心にして左手に北山、右手に東山の山々が連なり、正面にはなだらかな御茶屋山です。御茶屋山の斜面に向かって延びる松並木は上御茶屋につづく連絡路で、手前右方向に分岐する松並木は中御茶屋への連絡路です。
中御茶屋に向かって延びる連絡路の左右に田畑が広がっています。
※ 上・中・下の各離宮の間に8万㎡に及ぶ農地です。
中御茶屋表門
階段を上がっていくと・・・
中御茶屋の表門
中御茶屋表門は通らず右横から入ります。
楽只軒(らくしけん)が見えてきました。
左の建物が楽只軒で、みぎの建物が客殿です。
前庭にある小さな苑池は創建当初よりあったことが古図により知られており
客殿前からの遣水(やりみず)が小さい滝となって落ち込んでいます。
楽只軒はみなみがわの庭に面して廂の深い広縁を設け
雨や強い日差しを避けるように工夫されています。
楽只軒の二の間は八畳の座敷で、西側の壁に狩野深い信が描いた金地に
龍田川の紅葉の絵が貼付されていることから龍田の間とも呼ばれています。
池のくびれたところに架けられた石肌が野面の石橋です。
客殿杉戸・山鉾
客殿一の間
一の間は十二畳半で、北側に一間の床の間と一間半の飾り棚があります。床の間の貼付には雲形に金の砂子を散らし和歌とそれに因んだ絵の色紙をつらね、腰貼に金と群青の菱形つなぎ模様をあしらっています。
客殿一の間の杉戸に金色の網で覆われた親子の鯉、二の間には大鯉が一匹描かれています。言い伝えによると、鯉が夜毎に杉戸を抜け出て池で遊ぶので金色の網を伏せたそうです。
下御茶屋裏門の「下御茶屋東門」
下御茶屋東門を出ると視界が急に開けます。
比叡山を中心にして左手に北山、右手に東山の山々が連なり、正面にはなだらかな御茶屋山です。御茶屋山の斜面に向かって延びる松並木は上御茶屋につづく連絡路で、手前右方向に分岐する松並木は中御茶屋への連絡路です。
中御茶屋に向かって延びる連絡路の左右に田畑が広がっています。
※ 上・中・下の各離宮の間に8万㎡に及ぶ農地です。
中御茶屋表門
階段を上がっていくと・・・
中御茶屋の表門
中御茶屋表門は通らず右横から入ります。
楽只軒(らくしけん)が見えてきました。
左の建物が楽只軒で、みぎの建物が客殿です。
前庭にある小さな苑池は創建当初よりあったことが古図により知られており
客殿前からの遣水(やりみず)が小さい滝となって落ち込んでいます。
楽只軒はみなみがわの庭に面して廂の深い広縁を設け
雨や強い日差しを避けるように工夫されています。
楽只軒の二の間は八畳の座敷で、西側の壁に狩野深い信が描いた金地に
龍田川の紅葉の絵が貼付されていることから龍田の間とも呼ばれています。
池のくびれたところに架けられた石肌が野面の石橋です。
客殿杉戸・山鉾
客殿一の間
一の間は十二畳半で、北側に一間の床の間と一間半の飾り棚があります。床の間の貼付には雲形に金の砂子を散らし和歌とそれに因んだ絵の色紙をつらね、腰貼に金と群青の菱形つなぎ模様をあしらっています。
客殿一の間の杉戸に金色の網で覆われた親子の鯉、二の間には大鯉が一匹描かれています。言い伝えによると、鯉が夜毎に杉戸を抜け出て池で遊ぶので金色の網を伏せたそうです。
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