昨年から念願だった「京都迎賓館」の参観が
今年の8月11日(火)に、友人達と一緒に実現できました。
正門 (迎賓館は御所の東に位置します。)
海外からのお客様は、車列を組んでこの正門から入ります。
が、私たちは正門から入れないので南門にむかいました。(((^_^;)
正門玄関の扉は、樹齢700年の欅(けやき)の一枚板が使用されています。
お客様をお迎えする際は、正面に屏風を置いて
その前に「いけばな」がしつらえ歓迎の心を表します。
玄関を入って廊下を左に行くと「聚楽の間」です。
聚楽の間は、ロビーとして位置付けされる空間です。
晩餐会や大臣会合などが行われる際に、随員の待合とする
多目的に利用され、「京指物(きょうさしもの)」の技能と有職織物を用いた
安楽椅子が並んでいます。
部屋名の「聚楽」は16世紀に京都に造営された邸宅・聚楽第で
よく知られている「楽」(心が安らかで楽しいこと)を集める
「聚」(寄り集まること)の意味で、人が集まった都を指します。
釘隠し (錺金物 かざりかなもの)
これは聚楽の間の釘隠しですが、別の間にも素晴らしい釘隠しが
ありますので、京都迎賓館の「釘隠し」も楽しみにしてください。
次回は、夕映えの間(ゆうばえのま)をご紹介します。
楽しみにしています。
京都迎賓館は、日本の素晴らしい伝統的技能を活用した
調度品などを「おもてなし」にしたようなところでした。
念願の参観ができて良かった! です。(^з^)-☆