黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『キウイγは時計仕掛け』森博嗣(講談社)

2013-12-10 | 読了本(小説、エッセイ等)
M県の県庁職員となった加部谷恵美。学生時代に関わった論文に絡む発表が建築学会で行われることになり、彼女も会場である箱根の日本科学大学へ。テレビ局に勤めている友人・雨宮純も同行し、旅館でくつろぐことにする。
学会には上級生であった山吹のほか、研究者である西之園、犀川、そして海月らも出席しており、再会を果たす。
ところが大学の学長が何者かに射殺されるという事件勃発。事務局にはプルトップが刺さったキウイが送りつけられていたという。さらに副学長で、学会の運営委員長であった蔵本も亡くなり……

Gシリーズ9作目。前作から数年経過、加部谷は県庁職員になったりしてます。
事件は起こっているものの、何かこう、ミステリというよりは、ゆるやかにアンチミステリっぽい雰囲気を感じます。

<13/12/7,10>