黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『まほろ駅前狂騒曲』三浦しをん(新潮社)

2013-12-09 | 読了本(小説、エッセイ等)
まほろ市の駅前で便利屋を営む多田啓介と、彼のもとに居候している高校時代の同級生・行天春彦。
いつも通り、町の人々の依頼を受けて雑事を引き受ける多田は、まほろキッチンの社長である亜沙子の存在が気になっている。
ある日、行天の元妻である女医・三峯凪子が渡米することになり、その間、娘の「はる」を預かることになってしまった多田。子ども嫌いである行天を何とかごまかしつつも、彼女との共同生活をはじめたふたり。
ところが最近まほろに現れた無農薬野菜販売の団体にかかわる騒動に巻き込まれ……

シリーズ第三弾。完結編…っぽい。
行天の過去が明らかにされたり、亜沙子さんとの関係に進展があったり、老人たちが暴走したり、はるちゃんが可愛かったりいろいろ見所(読みどころ?)満載ですが、駅のロータリーにみんなが集結しちゃうところのドタバタっぷりがまさに狂騒曲な感じでした(笑)。

<13/12/8,9>