黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『The MANZAI comics』イマイヒヅル/あさのあつこ(ジャイブ)

2006-02-05 | 読了本(漫画)
転校してきたばかりの中学生の瀬田歩は、同級生の秋本貴史に呼び出される。
“つきあってくれ”と迫る秋本。思わず勘違いする歩だったが、彼がつきあってほしいのは『漫才』だという。
折しも、文化祭で『ロミオとジュリエット』をすることになった彼等のクラスでは、歩たち2人で漫才によるロミオとジュリエットをすることに……。

絵柄はちょっと微妙かなぁと思いましたが、読み進めてるうちに、慣れてきたり(笑)。

<06/2/5>

『春朗合わせ鏡』高橋克彦(文藝春秋)

2006-02-05 | 読了本(小説、エッセイ等)
勝川派を破門になった青年絵師・春朗は、腕は確かながら未だ名が売れず、妻子を田舎に置いての貧乏暮らし。
そんな春朗は、付き合いのある北町の与力・仙波一之進の父で、隠居している左内から頼まれ、寄場で死亡した陰間の死の謎を追って、昔陰間仲間だった蘭陽を尋ね……『女地獄』、
お庭番をしていた父から奇妙な手紙が舞い込む。疎遠な彼が春朗に送った手紙の意味とは……『父子道』、
川に家が流された男を助け、家に連れてきた春朗。名を名乗らない彼に、“がたろ”(川の掃除をして稼ぐ人々の呼び名)のがたさんと名づけ、彼の家に居候させることに……『がたろ』、
書き下ろしの怪談の舞台絵を急遽引き受けることになった春朗。ところがその話さながらの幽霊が春朗の前に姿を現して……『夏芝居』、
ふとしたことから、がたさんの素性を知った春朗。大店の主人だった彼が、家を出た理由とは……『いのち毛』、
春朗の妻・おふみの従妹・おみつの嫁ぎ先である骨董屋壷半に御禁制の品物を扱っているという疑いがかかり、調べ始めた春朗は……『虫の目』、
御用鏡師を務める春朗の叔父・伊勢を強請る男が現れた。彼が買ってほしいと持って来た品は、伊勢が昔愛した女性に与えた鏡で……『姿かがみ』の7編。

若き日の北斎をが活躍する連作短編集。高橋さんの別作品『おこう紅絵暦』等の姉妹編なので、登場人物が一部重複してます。
高橋さんのこういう系の作品が好きなので、また読めてうれしかったり♪
……あとは『ドールズ』が読みたいなぁ(笑)。

<06/2/5>