Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

Googleが放つ新たな刺客

2004-09-21 23:55:10 | PC
 皆さんは、ブラウザは何を使っていますか?
 MozillaOpera?はたまたNetscape?ええと、Macの方ならsafariかも知れませんね。
 でも多分、ここを見ている、そして大部分のPCユーザーは、IEを。もしくはそのコンポーネントを使った派生ブラウザを使っているはずです。
 かく言う私もその一人で、今はSleipnirを使っています。

 このIE一強時代に、新たなチャレンジャーが現れるようです。
Googleが独自ブラウザを開発?

 まだ正式発表もされていない、憶測の域をでない記事なのですが、あのGoogleがやらかすこと。ちょっと気になります。

 私が大学で初めて、日常的にインターネットを使うようになったときには、まだYahooをメインの検索エンジンにしていました。
 しばらくして、「GooはSn○sの○omに強い」と聞いて、そちらも使い始め、よくgooのアドレスを”co.jp”と間違えて、アダルトサイトに飛んでいって困惑したのもいい思い出です。
 infoseekが参入したときはちょっとした事件でした。ほんとにちょっとしたヤマでしたが。今、本家のHPで使わせてもらってますので、あんまりひどいこと言えないですけどね。

 で、最後に行き着いたのはGoogleでした。以降、私の使うマシンは、常にGoogleがホームページです。

 今や、Googleから閉め出されたサイトは、死刑宣告を受けたも同じ。名実ともに検索エンジンのチャンピオンとなったGoogleが、今度はブラウザで王者MSに立ち向かうチャレンジャーとなる。なかなか燃えるシチュエーションです。

 しかし、ちょっと考えてみてください。
 今までも、Googleは様々なツールを提供してきました。
 GoogleToolBarやニュース、表示設定など、ほとんど全部がトップページから一発でアクセスできるのですが、使ったことのある人はどれくらいいますか?
 表示設定とか、「画面すら見たことがない」という人がほとんどではないでしょうか?
 つまり、Googleは確かに検索エンジンとしては王者ですが、ポータルサイトとしては、あまり成功しているとは言えないようなのです。

 次のバージョンではIEもタブブラウザになると言います。
 すでにタブブラウザはメリットになり得ません。それどころか、IEにはないカスタマイズ製や、多機能製を売りにしたブラウザは、すでにごまんとあるのです。

 Googleはかつて検索で革命を起こしたように、ブラウザでも革命を起こせるのでしょうか。そのためには、かつてのような新たなブレイクスルーが必要不可欠でしょう。それは大変困難なことです。
 しかし、Googleにはそれを可能にしてしまうような魅力があると、私は思います。なんと言っても、あのGoogleのやることなんですから。