Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

「電磁波兵器」は安全です?

2004-09-17 00:28:24 | Weblog
 電磁波の影響について一億総モルモットになっているみなさん、こんばんわ。
 携帯電話の電磁波の影響で将来脳腫瘍ができないか、気になって気になりすぎて、目を閉じたら朝になっているKermountです。

 さて、世の中には電磁波があふれています。
 ラジオの電波とか、携帯電話の電波とか、高圧線の電磁波とか、直射日光とか。つまり、我々は電磁波に囲まれて暮らしているといっても、過言ではありません。
 それだけいろいろと種類のある電磁波ですから、当然その効果も様々です。

 そして最近は、イラクでの民間人の犠牲が相次いでいます。
 これは、従来からある「致死性兵器」を暴徒の鎮圧に使っているからで、致死性というからには当然まともに当たれば死に至ります。逆に言えば、ミサイルや銃で撃たれて無事なやつはそうはいません。

 現状をふまえて、様々な効果のある電磁波を「非致死性の」兵器に利用できないか?考えられたのが、イラクで電磁波武器配備へ 非致死性、市街戦を想定
これです。

 なんでも
 市街地の戦闘で民間人が米軍の発砲の巻き添えで死亡するのを防ぐのが目的で、シェリフ搭載の武器を使えば、相手に「焼けるような痛み」を与え、攻撃を防ぐことができるという。
 えっと、つまりマイクロウェーブなんですか?もしかして。

 マイクロウェーブというのは、ゴジラで自衛隊が使っているパラボラみたいな戦車から出るメーサー光線(本当は目に見えない)のことで、平たくいえば電子レンジで物を暖めているからくりです。
 そんな物で撃たれたら、「卵が破裂するかのように」細胞が破損します。そりゃあ確かに「非致死性」かも知れませんが、体には絶対悪そうですよねえ。まあ、兵器ですから。

 それにしても、電磁波兵器なんてSFの産物が、とうとう現実世界に進出してきました。まだレーザー兵器は実用化されていませんが、光学迷彩も実用化に向けて進んでいるこのご時世。
「十分に進歩した科学技術は魔法と区別が付かない」
という何かの言葉が、すでに現実になりかけているのだなあと、青い猫型ロボットを思い出しつつ、何となく考えてみたり。