Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

The pointing device

2004-09-16 00:24:08 | Weblog
 私は、何を隠そうポインティングデバイスが好きで好きでたまらない。
 今も、マウスとトラックボールとタブレットを一台のPCにつないでいる。用途的には、トラックボールが通常の使用時、マウスが細かい作業時、タブレットが感覚的な作業時である。私の部屋に来た人は、大概なじみのないトラックボールで驚き、さらに一緒にマウスもつながっていることに驚く。
「何で一つじゃダメなの?」
 使う用途が分かれているからダメ。狭い町中をフェラーリで走りたくはないし、高速道路で軽トラはきついでしょ?両方とも十分に気を遣えば走れないこともないけど、2台あるなら用途に合わせて使いこなせばそれが一番いいでしょう?
 ポインティングデバイスもそれと一緒。自分にあった要素の併せて使いこなせばいい。前はPS2端子だけだったから、デバイスは1個、シリアルポートを使っても2個までした同時に使えなかった。でも今はUSBがある。せっかく2つ以上つながるんだから、こういう使い方もありだろう。

 ただ、トラックボールは大変認知度が低いように思う。で、このような記事を見つけたのでリンクを張っておく。

みなさん忘れていやしないか?――愛するトラックボールのよさを改めて考える

 この記事で書かれていることは、だいたい私にも当てはまるのだが、違う点がいくつかある。彼はロジクール派で、私はマイクロソフト派だという点が1点。そして、彼はトラックボール一筋であるのに対し、私はマウスと併用している点だ。

 確かにトラックボールは楽だ。なんといっても手首や肘を動かさない。運動量が減る。つまり楽なのだ。慣れてしまえば、これほど楽にwebを回れるデバイスも無い。

 ただ、このトラックボール、ボールを支える3点にやや手垢が付きやすいように思う。これは細かい作業を行うフォトレタッチとかイラスト作成の時は、どうしても煩わしい。だから、私は「マウスがいる」と思い立って、「どうせ買うなら」と当時の一番いいMSマウス、インテリマウスエクスプローラー3.0を購入したのだ。私の期待どおり、マウスはいい働きをしてくれた。

 で、現在に至る・・・

 ロジクールがレーザーを使ったマウスをリリースするなど、ポインティングデバイスの市場も少しづつ動いている。せっかく2個3個と使えるのだから、私のような使い方をしてもけして間違いではない。
 あなたに合っているのは、本当はトラックボールかも知れない。
 そうでなければ、もっと別のマウスが合っているのかも知れない。

 何にせよ、店頭でさわってみることだ。
 なにしろポインティングデバイスは、あなたが一番長い間使うことになる周辺機器なのだから。