<正しく使い丈夫で長持ち>
東海は台風20号の影響で、時折大粒の激しい雨に降られています。
鈴鹿サーキットのスーパーGT10時間耐久レースの前夜祭とも言える、市街パレードも中止と成りました。
(@_@;)
そんな中、極暑のボヤキをしました小中学校の全教室冷房化が動き出しました。
国が2020年までに全教室を冷房化するとの事です。
しかし、国、各都道府県の負担割合はこれからで、まだまだ前途は多難なような。
台風19号一過の青空からどうぞ。
やはり、この夏の極暑は皆さん相当応えたようで、キャンカーエアコン話題が花盛だったようです。
ブロ友さんのおtakaさんも、デュアルソースエアコン、インバーター使用方法には感心がお有りのようです。
あくまで一般論ですが、女性の皆様は機械、電気音痴の方が多いようですが、キャンカーに感心を持たれている方にとりましては疑問も湧いて来るようです。
そこで今日は、キャンカーに搭載されましたインバーター破損防止を考慮しましたデュアルソースエアコン使用方法に付いてウンチクを捻ります。
まず最初のおtakaさんの疑問の回答からです。
【デュアルソースエアコン使用状況】
デュアルソースエアコン稼働し、買い物に寄り短時間でしたからデュアルソースエアコンは使用状態(電源ON状態)でエンジンを停止し買い物に行きました。
これは良く有るパターンで、ダイネット部に乗員が居る場合は、デュアルソースエアコンで冷房し目的地まで走行して来ます。
買い物に到着しますと、折角冷えたダイネットを維持したいとの事でエンジンを停止し、サブバッテリーのDC12V電源でインバーターを使いAC100Vに昇圧しデュアルソースエアコン稼働状態に成るパターンです。
そして、買い物が終了しキャンカーに帰りますと、ダイネットが冷えている事に感動と満足を覚えながら、普通にエンジン始動します。
実はこの何でも無い風景にインバーターに取りましては、大きな落とし穴が2項目潜んでいるのです。
【電気的な問題点 2項目】
電気の特性としまして、電気回路等に定常状態を超え瞬間的(ミリセックオーダー)に高電圧、高電流を発生させる場合が有り、これをサージ電圧、電流、突入電流等と呼びます。
サージの厄介な所は、電源投入、遮断共に発生する所なのです。
通常の国産家電製品は回路設計、素子等によりサージを吸収するよう対策されています。
しかし、たび重なる高サージが印加されますと、劣化が早期に進み最終的には破損に至る場合が有ります。
これをデュアルソースエアコン使用に置換えて見ます。
①、目的地に到着し、デュアルソースエアコン使用中にエンジンを停止する。
エンジン稼働状態でキャンカーを離れる訳には行きませんから、ここは当然ながらエンジンは停止します。
この状態を電気特性から見ますと、電源の遮断に依るサージが印加される恐れが有ります。
とは言うものの、電源遮断時のサージは小さいと考えています。
エンジン稼働状態では、インバーターには走行充電、サブバッテリーからの電源が供給されています。
エンジン停止と共に、オルタネーター停止、走行充電リレーOFFしますが、ここでは走行充電リレーのコイルから発生しますサージが大部分を占めると考えられます。
しかし、このコイルから発生しますサージには、吸収素子が印加されていたような・・・・?
従いまして、Kenyはエンジン停止に伴うサージの影響はほぼ無いだろうと考えています。
②、買い物を終わり、デュアルソースエアコン使用中にエンジンを始動する。
実はこのパターンが一番危険な状況と考えています。
サブバッテリーで稼働していましたデュアルソースエアコンですが、ソーラー設置であってもサブバッテリーは放電傾向と成ります。
この状態でエンジンを始動しますと、サージ(突入電流)が大きく印加される場合が有ります。
放電しましたサブバッテリーは、走行充電が始まりますと、約30A超の定常電流が流れます。
この30Aを走行充電リレー接点は電源投入しますから、相当高い突入電流(サージ)が流れる事は想像に難くない所でしょう。
最近時のV社キャンカーには、「シグナルスタートチャージシステム」が組み込まれていますから、オルタネーターが発電し始めた事を確認し走行充電を開始し、一種の遅延回路を構成していますから突入電流には有利かと考えられます。
【デュアルソースエアコン使用中のエンジン始動手順】
①、デュアルソースエアコンはサブバッテリーで稼働状態です。
②、デュアルソースエアコンをリモコンで停止します。
③、室内機は停止操作とほぼ同時に停止作動に入ります。
室外機はクールダウン状態に入りますから、インバーターはOFF出来ません。
発熱状況に依り異なるようですが、室外機ファン停止後にインバーターリモートスイッチをOFFとします。
④、エンジンを始動します。
この手順を見ますと、現実的では無いとお考えかも知れませんね。
何しろ、デュアルソースエアコン稼働中でもエンジンを始動は、イグニッションキーを捻りさえすれが可能ですからね。
いとも簡単にエンジン始動は出来るのです。
しかし、この状態はインバーターのサージ対策回路に頼るのみ状態です。
サージ対策回路を信頼するか、サージは出来るだけ入れない操作を選択するかは貴方次第なのです。
もう少し現実的な方法を考えますと
キャンカーから離れる場合は、エンジン稼働状態でデュアルソースエアコンはOFFする。
室外機のクールダウン時間は待てませんから、インバーターはON状態で買い物に行きます。
短時間の買い物程度ですと、インバーター消費待機電流は忘れましょうか?
キャンカーに戻りインバーターをOFFし、エンジン始動を行う。
その後、インバーターONしデュアルソースエアコン稼働を行う。
う~~ん! インバーターOFFを忘れエンジン始動しそうですね。
(@_@;)
まぁ~これもキャンカー楽しみの内と考え、何か快適化でも目指しますか?
ブログランキングに参加していますので、ランキングバナーをポッチとして下さい。
励みにさせて頂きます。
<昨日の週間INポイント>
0時時点 800点
今朝時点 760点
減算されたポイント 140点!!!!!
NTTレゾナント計算違い!!!!