kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

ソーラー有効活用で快適化

2016-11-18 10:03:45 |  ソーラー全般 周辺項目

<走行充電マニュアル化>

今朝の東海は一気に気温 15℃以下と冷え込んでいます。

気温の低下に伴い、ソーラー発電は大きな発電量を発揮してくれる時期と成りました。

 

そんな今日は、常々思っていましたソーラーの有効活用検討です。

【常々の疑問】

名古屋から栃木まで連続走行 約500Km走りましても走行充電ではサブは満充電には成りません。

500Km連続走行時のサブ電圧

 12.9~13.0V 程度ですね。

 (デーラー装着の残量計では、100% 300Ahを表示する場合もあり)

 皆様も不思議にお思いの事でしょう?!

【何故、サブ電圧が上昇しないのか?】

この疑問に付いては、過去記事で何度かお話しています。

走行充電は車体側のメインバッテリー充電装備を流用し、サブ走行充電としている為、設定充電電圧がボルテージレギュレターに支配され、サブが要求する高電圧を供給する事が出来ません。

 

バッテリー充電は現状バッテリーが持っている電圧より、高い電圧を印加しませんと充電する事は不可能なのです。

 

【サブを真の満充電にするには?】

ここではキャラバン中を前提に考えます。

走行充電の場合ですと、充電電圧を14.5Vまで昇圧すれば可能です。

但し、この昇圧回路を組み込む事が難しいでしょうね。。。。

特に異常な耐サージ性を確保するのが困難と考えられます。

 

そこで考えられるのは、現状保有していますソーラーの活用なのです。

昨日は晴天で、外気温も低くソーラー発電には好条件が揃っていました。

BM-1表示では

サブ充電電圧  14.3V

サブ充電電流   0.4A

サブは満充電近くですから、ソーラーコントローラー(以下 コントローラー)は、充電電流を小さく絞り、アブソーブモードです。

この状態で各セルを均等化し、電圧が14.7Vに上昇するまで維持します。

(この充電アルゴニズムは、各コントローラーメーカーにより異なります)

バッテリー劣化状態により変化しますが、約3時間この電圧を維持しますと、フロートモードに遷移します。

このフロートモードに入りますと、サブは真に満充電と考えられます。

 

下記BM-1表示でもサブ電圧 14.3Vですから、真の満充電とは言えませんね。

しかし、残量計は100%表示しています。

【ソーラー活用方法】

キャラバン中の昼間、晴天であればソーラーパネルは太陽光を浴びていますから、常に発電が可能です。

やはりこれを有効活用したいですよね。

 

小生のバンクスは、ソーラー発電と走行充電の充電混触(2系統の充電回路が混在する)対策として、エンジン始動しますと、コントローラーからソーラーパネルを切り離すリレーを組込んでいます。

昼間走行中は、このソーラー切り離し回路を変更します。

 

昼間走行中 → ソーラーでサブ充電

夜間走行中 → 走行充電

 

この切替えをマニュアル操作するのが、今回の快適化なのです。

人間が古いせいか、どうも自動化は性に合わないのです。

何時でもアナログが最高だと信じて疑わない人間なのです。

本日の所は、前置きで終わりそうですね。

栃木まで500Km走行しますと、道路の込み具合にも依りますが、7~8時間は掛りますからね。

7~8時間も太陽光を浴びるチャンスは、無駄には出来ません。

 

何しろ太陽光は世界人類に平等で、無料ですからね。

巨額の廃炉費用、何万年も掛る廃棄物の無毒化、事故時の汚染を考慮しますと使わない手は無いですね。

 

最後はボヤキが入りましたが、年寄りの冷や水とお許し下さい。